今回、乗るつもりでなかった富士重工製 アエロスバル FA-200に乗ることになったいきさつは先週書いた
すると
「整備訓練機がFA-200でした」とか
「航空大学の訓練機がFA-200でした」とか、
「アエロスバルのCM子供の頃見ました」とか
50代以上の方から反響が・・・・ってどんだけ古い機体なわけ?
今回熊本に同行して後席に乗っていただいた、古い仲間のパイロットライセンサーも
「FA-200いいよ、見られるだけで幸せなのに、乗せてもらえるとは思わなかった」とか
「日本で訓練で飛べる(借りられる)のは、ここだけじゃないの、ものすごく貴重なんだよ!」と喜んでいた
機体番号JA3947 に乗り込むところ
目を細めれば、気分はBlue Angeles (色も同じということにしよう)笑
FA200は299機が製造され、操縦したJA3947は298号機 超最終型
教官も「背面飛行以外は、なにをやってもいい」と言うけど
やる気も技量もありません。まずは、ちゃんと飛ばせるようにならないと
下の写真は、某エアラインパイロットが操縦するJA3947、まさか、この機体の操縦を自分がするとは思わなかったぜ
FA-200の初飛行は1965年 って俺が生まれる前じゃん・・・
現在日本で、いや世界で飛んでいるFA200は一桁らしく、熊本には5-6機いるので聖地!
当分、この機体で飛ぶことになったので、
Pilot Operating Handbookを熟読して、プロシージャ(手順)と各速度、諸元を頭にたたきこもう。
そんで、この日のフライトは、滑走路脇に定期便を待たせての着陸(なのであせる)
教官も
「ちゃんとキレイに降りてね、〇〇航空のPILOTも見てるよ、お客さんもみんな見てるよ」とプレッシャーをかける。
そんなプレッシャーに負けてはいけないのさ(笑)
セスナ172より難しいけど(プロップレバーがあるので)
マニュホールド・プレッシャーの感覚さえ思い出せば、乗りこなせたら楽しいヒコーキの感じがしてきました。
Photo by I. ITO
Inverted Oil Systemと書いてあるので、背面飛行しても燃料とオイルが供給される。
なおスモークも出せるが、スモークが出せる民間機は日本で4機くらいしかないのさ、なかなかレアでしょ。