この日の天候は高気圧ずっぽり覆われる=晴れの予報
でもさ、空港に行くと視程が悪い
つまり高気圧に覆われすぎて、対流が起こらずヘイズ(塵)で視程が落ちている。
いや~、どうするかな・・・明日は仕事で東京に戻らねばならない
ここでハリアップ・シンドローム(焦ったりして判断を誤ってはいけない)になってもまずい。
教官は「ふつうの生徒(0からの人)ならソロ出さないけど、古庄さん、(ヒコーキの)Pilotだから自分で判断してね」と尊重してくれるのもありがたい。
目的地、広島空港は晴れ(CAVOKと言う、バリバリ有視界飛行条件で問題なし)ただし視程はイマイチ、途中のルートの風も問題なし。
ヘリじゃなくて飛行機だったら行くか?と自問自答で
天候やデータを考えた末、
飛行機ならとりあえず上がってみるか、という感じ
なのでGO
離陸後
「3000ftまで上がれば見えるだろ」、と思いきやそうでもない
ったく、
飛行機なら6000ftくらいまで上がってVOR(周波数を入れると目的地の方向が分かる)とDME(目的地までの距離が分かる)で広島空港を目指すけど、
この機体POWERないし、DMEが搭載されていないし・・・下(地形)が見えないのはまずい。
岡山から西行なので、3000ftを超えると、次の西行の高度は4500ft(方向で高度が決められている)
4500ftまで上がると、塵だかPM2.5だかなので、下(地形)が今以上に見えづらくなりそうだ。
どうするよ・・・
法的にも問題ないし、いいや、このまま3000ftで突っ込もう!(雲はなし)
写真はイメージ
笠岡から西は、管制のレーダーサービスが受けられず、誰とも話さないので、(そういうエリア)
見張りをしっかりしておかなければ、他機が来ることもあるんで危ない
見えるけど強風で揺れるのも嫌だけど、
揺れないけど見えないのも嫌だ。
なかなかフライトコンディション 良いタイミングばかりじゃないけど、これも練習の一部ということだろう。