矢岳駅へ

九州撮影第二段 しかし目的地空港の天気がイマイチなので

以前から行ってみたかった肥薩線矢岳駅へ、

ここは峠超えをしていたD51重装備型という機関車が保存してあり、見たかったのだ

ちなみに私はは九州の機関車がわりと好きなんで、HOゲージD51重装備型も配備されている。

現在矢岳駅は2020年の水害で肥薩線がダメージを受け運休

なのでレンタカーを走らせるが、かなり山道でワインディングロードをひたすら1時間走る

マニュアル車の足回りが良い車なら面白い道路だが、途中道路で蛇は見るわ、鹿はいるわでめちゃくちゃ山の中

肥薩線は険しい山の路線で、その昔D51がプッシュプルで山越えしていたのが道路からも分かる

模型の駅舎にしたくなるような見事な作りの矢岳駅へ到着

周囲は数件しか家がなく、よくこんなところに急行が停車していたと思うくらいのめちゃくちゃ田舎

運休中でも駅舎がキレイに整えられているのは地元のおかげだろう

ただし線路は草生しているが、乗降客数を考えるとこの路線は復活しても不採算だろう。なのでこのまま廃線かもしれない

そんで駅の横にあるのがSL展示館

誰もいない、車も駅の横まで入れる

こ、これが重装備か!いいじゃん、カッコイイじゃんね

集煙装置や鉄道マニアじゃないのでよくわからないが、上の重油タンクか?

ノーマルD51にはないごつい装備が良い感じ

もちろんボディ表面はガタガタだが、よく管理されていて素晴らしい。

管理者に感謝です。素晴らしいカマ(機関車)を見せてもらった。

もしかしたら復活ができそうなくらいの機関車だが、線路がもうつながっておらず、

つながっていても整備されていないので走れないし、道路はこのD51を輸送できるような道幅ではないくらい険しい

なので、復活はないだろう。

しかし、ここに訪れた人を大変だった往年の矢岳超えと隣のループ線に上がる姿を想像できるはず

(60代以上の方なら現役時代を見たことがある人もいるかもしれない)

なので貴重な鉄道遺産を見せていただきました。駅舎も素晴らしい

行きづらいけど、重装備D51が見れて行った価値があった駅でした。