一部の方にはウケている限定変更試験のブログだが、
飛ぶ前にはまだまだやることがあり、正直段取り6割フライト4割というところ
NOTAMという Notice to Airmanというのがあり、
現在この空港はここの誘導路が工事中で入れませんとか
(この間ANA機が広島空港で夜見えづに工事中の誘導路へ入ってしまった、あれは見えづらいので気の毒でパイロットを責める気にはなれないが、当然NOTAMに出ている)
ここは工事中で鉄塔が立ってますとか、そういうの
これがNOTAM
さらには最近はドローンのNOTAMも出ているので、それもプリントアウトしてチェック
例えばこの日は阿蘇で熱気球が上がるので注意とか、ドローンは500ft以下だが、緊急降下の際は注意とか
そういう配慮も試験なので言わないといけない
飛ぶ空港は熊本だが、ダイバード先の佐賀、天草のNOTAM、空港地図、周波数、アプローチデータも全て用意して
試験官にその旨を伝える
実際に以前試験中に熊本空港が滑走路離脱機により空港閉鎖
試験中に佐賀空港にダイバードして試験合格というケースもあったそうで
これが終わると、プリフライトチェックへ行ける(飛行前点検)
フライトプランの機長名は私、
フライト内容はREMARKSにCABチェックと伝えるが、管制がこのREMARKSに気が付いてくれるかは分からない
CABチェックだと親切にしてくれたという人もいれば、そんなの都市伝説でCABチェックでも管制通信は容赦なかったという人もいる((笑)
まあ私は無線通信は得意な方だから、そこはあんまり心配していないのだが問題はフライトである。