ドイツ人スポッターとイギリス人スポッターの違いか・・・

スポッティングとは飛行機の機体番号を集める人の事を言う、

 

よく撮影現場で会うスポッター仲間の方で20年くらいのお付き合いがあるのだが、私は「できれば晴れ、真横、フルレジ(機体後部のレジがハッキリ見える状態)できれば青空バックで順光」という条件で撮影、曇りやイマイチ納得がいかない場合はとりあえず捕獲で、再撮影という事にしている。

 

しかし、この方は、天気が悪かろうが夜だろうが、撮影。そんでレジが見えていなくても暗くてもフライトレーダーなどでレジが分かるので「撮影済」つまり捕獲済という考え方、ご本人いわく(イギリスに赴任していた経験を持つ)

「だってイギリス人スポッターは双眼鏡(場合によっては単眼鏡)で機体番号をチェックして、それで見たという記録だけで満足でしょ、別に他の人に証拠を見せるわけじゃなく自己満足でしょ。しかも人によってはロンドンヒースローの北側の滑走路と南側滑走路に手分けして、見た機体をチェック(メモ)夜に落ち合って、見たものを交換してどちらも見たことにするという人もいるでしょ。それと同じよ」

「そりゃあキレイに撮れればいいよ、でもさ、無理な場合、撮りたい747がいて、ものすごく遠くて陽炎メラメラで、場合によってはアンテナしか見えなくても死ぬ間際だったら、撮って、その機体が何か分かれば「撮影済(捕獲済)」でカウントするよ」

 

なるほど・・・まあイギリス人スポッター(撮影しないでレジをチェックする人)の事を言われると、そりゃそうだし、メイクセンス、理にかなっている。

 

それに引き換え私の場合は

フルレジじゃないとダメ という制限つき

こういう写真が望ましい

もちろん人それぞれだし、楽しみ方はそれぞれだが、そんなやり取りを聞いていた別の仲間は

「イギリス人スポッターとドイツ人スポッターの違いみたいじゃん」と的を射た答えを言う

 

そうか彼はイギリス人で私は確実に撮った証拠がほしい、ドイツ人スポッターなのかと妙に納得

 

そんなスポッティングの魅力を伝える講座をまたEOS学園でやります。

こんなマニアックな講座だが、数回やるくらい人気がある。

https://event.personal.canon.jp/events/view/2424