強すぎる地元企業がいると

別に完璧に裏をとった話ではないので雑談ベースで、

航空業界は既得権益でもあるが、地方空港のグランドハンドリングはたいてい地元企業というか、地元のバス会社などが行っている

例えば新潟空港なら新潟交通

JALのユニフォームを着ていても、ANAのユニフォームを着ていても、所属は新潟交通さんなわけで、地元の優良企業である。

 

新潟空港は先見の目があり早めに手を打ったので当てはまらないが、昨今グランドハンドリングスタッフが不足

 

しかし地元の企業ではスタッフが揃わない、じゃあ別の会社を入れるかというと、地元企業の力が強いのでへそをまげられてしまい、増便ができないという悪循環に

 

空港民営化してもハンドリング会社は地元企業なので、民営化した空港は増便したい、ハンドリング会社はスタッフが揃わないともめている。

 

東京というか関東のビジネスで言うと、そんな地元の会社は聞いたことがないケースも多いが

地方では絶大な勢力を誇る企業も多い

ハンドリング問題では鹿児島空港は南国交通のみだったが、今年鴻池グループが入り、処理能力が向上した。こういうのは良いケースだが

他社が入るのを許さない空港(地元企業)もあり、そうなると乗り入れ希望はあってもスタッフ不足で乗り入れができないという悪循環に、空港会社は民営化したけど、ハンドリング1社だとそういう問題が発生している。

 

また空港利権で運営権を手放さないところもあり、そうすると空港乗り入れバスもタクシーも地元の空港をハンドリングする会社のみで自由競争ではないなど、地方ならではの問題が大いにあるようで、地方空港の方々も頭をかかえている担当者とときどき話すと勉強になる