5周年ありがとう

11/3日は 成田さくらの山さくら館にある

フライトショップチャーリイズがオープン5周年

お花、特製モデルプレーン、バルーン、お菓子、シャンパン、ポンジュース、差し入れなどなど、いろいろいただきありがとうございました!

地域貢献という事でショップをやってますが、皆さんが立ち寄っていただき、変わった物を買っていただけるのが感謝です。

今度は7周年目指して頑張ります!

引き続きよろしくお願いします。

AIR WOLFを聴きながら

私が乗るAIR WOLF は TOP SECRETの機体

速度:Mach1以上

上昇可能高度は 8万-10万フィート(旅客機が4万程度)

チャフ、フレアなど、TOP SECRETなシステムを搭載

イメージ(自分の写真です)

1980年代のアメリカンドラマ「エアウルフ」知ってる?

あの当時も今もアメリカンドラマしか見ないが、

「エアウルフ」「ナイトライダー」「A TEAM」は40-50代の方なら見てるでしょ

毎朝、空港に行く際に Airwolfの曲をかけて、Airwolfに乗るつもりで出動

世界を救うのさ!

(アホだな・・・)笑

あのヘリは なんとかと言うメーカーの名前で 222という機体

私の訓練機は メーカーの名前 22という機体なので、数字もほぼ同じようなものだ(笑)

外観はずいぶんと違うが気のせいだろう・・・

イメージは Airwolf ですよ、知らない方はYouTubeで見てみてね、

「特攻野郎A Team」の Pilotじゃないぜ(笑)

40-50代ネタですいません・・・

なお、工学を勉強したらAirwolfのSpecは、ありえない、現在の技術でも不可能である。(ドラマは1980年代だが)

下の写真はフライトバック 飛行規程、フライトログブック、航空図、チェックリスト、ライセンス、無線免許、航空身体検査証明証など

訓練生だけど、小さいヘリでも 持参しなけりゃならないアイテム多し。

当然航空学生なので朝ウェザーを取って、飛行可能かショーアップして教官に報告するのはパイロットとしてあたりまえであります。

ヒコーキやる人はドMなのか?

アメリカ時代の教官によれば

ヒコーキに乗れる人は「三次元の空中感覚」ができているそうな。

なので、前から風が来ている(飛んでいる)ときは、ヘリ操縦もまあ完璧ではないが、ヒコーキに近いものがあり、なんとかなる。

しかし、滑走路に降りると

飛行機の進入パス角は3度、という

癖がついているので低くアプローチしてしまう。

ヘリのパス角は8度、たかが5度だが、だいぶ違う!

この見え方でランウェイセンターを狙う。

飛行機PILOTにこの写真を見せたら

「まともな乗り物は、目の前に計器があるのがふつうだぜ、足元見えないぜ」だとさ(笑)

上の写真、ヒコーキならゴーアラウンドの視線だぜ、これ!

ヒコーキなら、滑走路の見え方で、ここで〇フィート、〇ノットと覚えられるし

PAPI(赤白で高さが分かるライト)があるがヘリは全て感覚。

教官いわく

「ビルの上に降りたり、芝生や空港外にも降りるんだから、滑走路は気にするな、とにかくパス角」と言うではないか・・・

っても、滑走路見えるし・・・

飛行機に比べて、感覚なところが多い

めちゃくちゃ難しいぜ!

今日の科目、以前もやったけど、

白線の上を前進、横向きに飛べ、バックで飛べ

え、バックって・・・ヒコーキじゃありえないぜ・・・

高度は4ft、

4ftって、高度計に出ません。全て感覚です!

もう、クタクタ、

なぜ高い金を払って、こんなキツイ事をやっているのか?

飛行機乗り(ヘリも)は、めちゃくちゃキツイ訓練をして、ヘロヘロで精神的に毎日 訓練中は辛い、それでも飛ぶので、

「ド

と言われるけど、私にはそういう趣味はないんですが・・・

でも辛いけど楽しいのはなぜ???
(笑)

なお、この日は運航・訓練会社の匠航空に取材が入り、来た航空ジャーナリストは20年来のお仲間 Koji Kitajima Avian Wing で知られるKitajima氏

飛行前点検を撮影していただいた、感謝であります!

飛行前点検はPILOTの仕事、自分の命にかかわるかんね。

オイル、燃料搭載量はもちろん各部点検、詳細に!これを覚えるだけでも大変

毎日なにかがある

フライトの楽しみは、自由に空を飛べる

毎日訓練すると、昨日出来なかったことができるようになり、毎日自分の進歩と反省点が見える。

昨日はうまくいかなかったのに、今日はうまく行くと、さらに次の課題が見えてくる。

それがとても、とても楽しい。一歩一歩飛ばせるようになってゆく。

もちろん、そんなにうまく行くわけもなく、頭でわかってんのに、なんでできないんだ!!!と自分に腹がたつ、という事も多し。

さらには、飛んでいると毎日なにかがあり、この日はトラフィックパターンをまわって離着陸訓練をしていると

同じ周波数にセスナ・サイテーション(米軍)がインバウンド(進入)

一度フライバイ(滑走路上を通過)して、空港の離着陸コース(パターン)に入るとのレポート

フライトサービス(管制みたいなものだが強制力はない)はJA302H(私の訓練機に 上空待機を指示)

別の機体にも南で待機を指示、

サイテーションの高度は1500ftと言っていたので、こちらは800ftでHOLD

飛ばしながら(高度、針路、エアスピード、マニュホールドプレッシャー(パワー))をチェックしながら、無線を聴き、

先方進入機(ジェット)にぶつからないように、待機場所を考え、インバウンド・トラフィック(サイテーション)の位置に気を配らないといけない。

そして、フライトサービスは「サイテーションを視認できますか?」と聞いてくるが

米軍のサイテーションはグレーなのよ。

この日は視程はあるが、空に上がるとヘイズ(塵がありかすんでいる)でグレーのサイテーションは見えづらい。

ずっと、そちら方向を見て探せば良いが、FLY FIRST(飛ばすのが第一)

ホールディングパターンをまわりながら、つまり自機を飛ばしながら、横を見て飛行機を探しては

正面、姿勢確認、計器確認して細かい修正、さらには他にもう1機待機しているので、それも確認と忙しい。コレ、訓練生にはめちゃくちゃ大変。

ったく、ヒコーキならできるのに、ヘリはまだ慣れていないので、飛ばすだけで精一杯だぜ・・・

やはりヒコーキは白色がいいよ、視認できて安全だよ。

まあ米軍機は当然 軍用機なので視認しやすいと、よろしくないので、こんな色(もう少しライトグレーか)

米軍のサイテーションの写真はないので、同じ色味の機体ということで、少しはイメージが伝わるでしょう。

フライト訓練はつらい、けど、おもしろいよ~

非現実体験ができるぜ!

途中から逆操作

飛行機を操縦していることをイメージしてください。

正面にランウェイ、アプローチ中。

エンジンパワーを絞り、高度を下げてゆく。そのままタッチダウンするのがヒコーキ。

しかし、ヘリの場合は、エンジンパワーを絞り高度を絞り、速度が下がると

違う乗り物になる!

ここでタッチダウンする前にホバリングに以降しなけりゃならないので、高度と速度が下がってきたら下げているパワーを上げて、ノーズダウン。

つまりヒコーキとは途中から逆操作が必要。

これがめちゃくちゃ難易度が高い

ミスすると、Settling with powerというデンジャラスなシチュエーションに入ってしまう。

それでもさ、2000ftという低い高度を飛び回る魅力がある。

まあ、まだ景色はなんとなくしか見られる余裕はありませんが・・・

速度、昇降計、針路、高度、MAP(出力)、ATC(無線通信)チェックリストとめちゃくちゃ忙しいのに、まだ慣れていない。

なお写真はイメージです。自分で飛んだら、両手両足、片時も離せないから写真なんか撮れないぜ。

なお、今日の内容は分かりづらいと思うので、リポーティングポイント(空港に進入する際に場所を伝える)であるUNO(宇野市)へ

これが昔 宇高連絡船があった宇野か・・・

寝台特急「瀬戸」が来ていた宇野駅ね~

瀬戸大橋が開通する前の四国は遠かったんだろうな・・・

連絡船らしいのも飛んでいて見えたので、陸からも見に来てみた。

5周年記念

11/3(火・祝)5周年を迎えます

フライトショップ・チャーリイズは11月3日(火・祝)で5周年を迎えます。

これもひとえに 皆様のご贔屓ご支援の賜物と感謝しております。この場をお借りし、心より御礼申し上げます。

また、11/3当日のみ、「5周年ブログ見ました」とお会計前にレジで言って下さったお客様には、店内全品(書籍、カレンダー、ライフベストバッグ、セール品除く)10%オフとさせていただきます。※お会計後の割引は出来ませんので、ご了承下さいませ

今後も、皆様により一層ご満足頂けますようスタッフ一同真心をこめて業務に専念する所存でございますので、変わらぬご愛顧を賜りますよう、お願い申し上げます。

B級品:143,000円(税込・送料別)現時点で動作等問題なくメンテナンスしていないもの、状態はご自身でご確認下さいませ。※返品不可

C級品:88,000円(税込・送料別)動作に少々問題ありのもの 、状態はご自身でご確認下さいませ。※返品不可

C-(マイナス)級品:55,000円(税込・送料別)動作に問題ありのもの 、状態
はご自身でご確認下さいませ。※返品不可

送料ですが、関東近辺は12,000円前後、東北は15000円前後、九州、北海道は20,000円前後、その他離島は3万円前後、スタッフがその場でお調べいたします。

皆様のご来店、心よりお待ち申し上げます。

トンビにバカにされる

ヘリ訓練の初歩で、めちゃくちゃ難易度が高いのが

「ホバリング」空中停止!

アメリカで教官に

「ヒコーキやっているから10時間飛べば、ある程度までできるよ」と言われ、

ホント10時間くらいで止まるようになった。

あれから約二年のブランク

「身体が覚えていた、できた!」

操縦桿もコレクティブレバー(アクセルみたいなもん)も コピー用紙の薄さほどの動かし方の 超センシティブ(ホント)な操縦が要求される。

が、しかし

今回は、もっと正確にキレイに垂直離着陸を求められて、手も足も変な力が入り痛い。

訓練で滑走路中心に降りるが、近くにトンビが来て、じっと見ていてテイクオフを邪魔するし、

「バカにしてるような目で見ているのだ」(被害妄想・笑)

バードスィープ(鳥駆除)を要請しても、すぐ戻ってきやがる。

教官いわく、ヘリは浮いたら鳥が飛ぶ方を避けて離陸すりゃいいので、まあなんとかなる。

けど、ここでMAP●インチ、●ノットでやや機首上げ、VSIをチェック、●ノットで上昇という、まだ慣れていない忙しい手順があるので、邪魔しないでほしいわけよ・・・離陸がぐちゃぐちゃだと、後にひびく(ダウンウインドという経路での手順に影響が出る)

そばには、100時間点検でやってきた、ウチのヘリ(オーナー機)のJA005Rが。

「飛行機の免許しかないのに、ヘリを買った」とバカにされるので、長期戦になるがヘリ訓練頑張ります。

学科も山ほどやることがあるぜ・・・

「飛ぶ」という事は、非現実の気分が味わえるので、とても楽しいのさ

岡南飛行場にて

訓練空港は旧岡山空港、現在は岡南飛行場というところ

フェンスがめちゃくちゃ低い

ランウェイのスレショールド(端)は

運転席から眺める滑走路(空港外から撮影)でこの高さ

なので、この間、ジェットが離陸した際に通った車のガラスが割れたそうな

そんで、ステイしているホテルからの眺め

瀬戸大橋線が見える、22:20には東京行き、サンライズ瀬戸が通過する

奥には、おお、EF64-1000とEF65-1000が、

その他、JRになってからの車両は分かりません。(鉄ちゃんじゃないので)

なんか新幹線もいろいろ来るが、300系以降の東海道新幹線は500系を除き判別不能なので省略

20代前半の自分に決着をつけに

20代でアメリカに行き飛んで、ヒコーキの免許を取ったけど、

「教育格差」と言う言葉があるように、この頃って、正直、家の資金などで教育って左右される。

高校時代にフロリダの飛行学校に行きたくて説明会に行ったが、ウチは親父が難病だったので貧乏(ホント)であった。

その他、頭が悪いなど(笑)・・・さまざまな事情により

「ウチは高校までしか出せない」と言われ続けていて、

高校を出て、自分で二年間資金をためてアメリカに行ったが、

まわりは親の資金で、良い生活をして、いろいろな資格を取っていたけど、しょせん18-19歳の若造が貯めた資金では、小さい飛行機の資格しかとれなかった。

「金があれば、いろいろ資格を取れたのに・・・(頭脳はおいておいて)」と悔しい思いをした。

なので、20代の自分に決着をつけに、(20代よりは資金がある今)2020年1月よりヘリコプターの訓練をアメリカでスタート。

コロナで現地に行けなくなったので、日本で訓練を再開。

もうさ、「大人の眼になってきたので」チェックリストの小さい字が見えづらいんよ。(笑)

飛びたけりゃ、早くしないと、免許取れなくなるぜ。

まわりには、気力がなくなり、なにもしない、する気もない40代も多いので、気力が続くうちにがんばるのさ。

飛びたい方、ヒコーキ好きな方、健康なら飛べるぜ!飛ぼうぜ!

この間ヒコーキ飛んだ教官は、50歳代で免許取得を開始、今やプロパイロット。

そんな方もいます。

昭和のフライト訓練

このところ飛行機でフライトしているので、プロ・アマチュアを含め、

PILOTの諸先輩方といろいろ教えていただき雑談もする。

その雑談がおもしろく、取材ではきけないような内容も多し

 

この間、話したPILOTは昭和末期の訓練で、訓練機材はFA-200

 

この機体、風防が後ろにスライドする。飛行中でもあけられ、車で言う 「Tバールーフ」状態になる。

分かりづらいが、下記しか写真がない(そもそも自分の訓練の際は撮影なんかできないから)

そんで、ヘマをすると教官が風防をあけて、横から(右席)手で顔を風防の外に押し出す

イメージとしては軽自動車の右席に教官、左席に訓練生という雰囲気。それくらい狭い。

 

結果、訓練生は時速200kmで顔を出すことになり、

「ききき教官、息が、息ができません・・・」となる

 

他にもアルミのプレート(二―ボードや搭載飛行日誌とかにある)で飛行中に頭を殴られ、

「ヘッドセットが飛ぶ」 とか

今では考えられないような訓練エピソードの数々が飛び出す!

 

当時は、ゼロ戦乗りの生き残りのPILOTとかが、教官でおられたから、暴力あたりまえ。

「降りろ!オマエなんかやめちまえ!」はふつう。

 

それを皆さん、今になって楽しそうに話すんだな・・・(笑)

一種の武勇伝かもしれない

そういう方々の話が聞けるのも、社会人が多い飛行学校に出入りする特権なのかもしれない。

飛ぶ、っておもしろそうでしょ。