RRの並び2
昨日の続き、大阪撮影の話
当ブログを昨年から見てくれている方は知っている。
千葉で捨てられていて、JALのグランドスタッフの方が発見、
一時は保健所収容になったものの、シェルティレスキューが引き出し、ウチで3か月面倒をみて
里親に行った「クリッパー」と再会
いや~、キレイないいワンコだわ~
現在の飼い主さんに愛情たっぷり注がれて幸せそう。
翌日は、ウチのヘリの運航会社である匠航空本社(京都)へ
お、ここにもRRエンジン搭載タービンヘリが!
なので並べてみた
ロールスロイスエンジンはボーイング787、757、ロッキードL1011,YS11、
エアバスA350、380、プライベートジェットからタービンヘリまで
この車に乗っているとときどき話しかけられるし、ウンチク満載の車って、乗っていてなかなかおもしろい
こういう撮影でも絵になるしさ
え、燃費ですか?ロールスロイスに燃費を求めちゃだめだよ、だって排気量6750ccだしさ
後ろに乗る車じゃないかって?色を選べばそんな事ないぜ。
ロールスロイスの並び
コロナ前は外資系エアラインのパーティーや撮影で、大使館に行く際に使用。
それ以外にも航空会社の都内高級ホテルでの撮影に乗っていったロールスロイス
「1995年型 ロールスロイス・シルバースパーIII」
送迎しても喜んでもらえるのだが、コロナになり出番が減ってしまった。
なので、この機会にやりたい事をやろうと思い、仕事のついでに伊丹空港へ
RRエンジンと、ロールスロイスの共演
まあ厳密にいうと、ロゴは同じでも、航空機エンジンメーカーのRRと車のRRは元は同じだが、
分社化された、そんでウチのロールスロイス時代は純潔英国製だが、今ではBMWの傘下で、最終組み立てだけ英国だが、
ドイツでエンジンや主要パーツを作るので、ドイツ車みないなもん
なので英国車時代の方がうんちくがあるので好みなのである
RRは壊れないぜ。維持費たいしてかかんないよ(ただし、ちゃんとした所で買えば)
そんで、羽田空港でお世話になっているラクジュアリーフライトさんが、伊丹空港店をOPENしたので、ご挨拶に
こういうお店、いいですね~、2階の中央よりちょいJAL側にあります。
夜は、伊丹スカイパークで
大事にYS11のプロペラが展示されているが、ウチのSHOPで販売中でもある。
SHOPではフツーに売っているが、実はショーケースに入れられるほど、こんなありがたい、品物なのである。
伊丹の夜景、定番だけど、いい感じでした。
ぶっ飛んでいる講座
EOS学園でこんな講座を行った。講座終了時には
「久しぶりに、ぶっ飛んだセミナーでした、ありがとうございました」って
どんなセミナーよ。(笑)
上、番号出ているのでOK
下、番号が写っておらずNG
ただ番号を集めるだけではない、奥深さ
少し前に「ポケモンGO」って言うんですか?
なんだか街中でポケモン集めるヤツ。
こちとら30年前からヒコーキの番号集めているぜ
前にもだしたけど、現地人に溶け込んでいるシーン(これで変装バッチリだぜ)
飛行機番号集め、
こんなころから、飽きずにやってます。
良い趣味よ~、カメラ片手に空港行くだけで、お金かかんないよ~
後ろはDC8@Miami、 30年くらい前 無謀にも徒歩でマイアミ空港周辺を徘徊
そしてらドイツ人スポッターが、車に乗せてくれたのさ
アクチャル・ゴーアラウンド
パイロットなら、飛行時間を記録するフライトログブックというのを持っている。
このフライトログブック、色がたま~に変わる。(10年周期くらい?)
私のフライトログブックは青(30年前)、黒はヘリコプターの飛行時間のログブック(最近)
この内容を、どこで飛んでいたのか、どんな機種に乗ったことがあるのか、最近のフライト訓練状況は、など
教官がじっくり見るし、とても大事なもの
ページをめくると、表紙は英語なのに、中は日本語でこう書いてある。
全て漢字、固いわ~
すると、そこのフライトクラブにおられたベテランエアライン機長が
「え、古庄さん、ログブック青なの!もうそんなの 古文書レベル だよ、僕が訓練生(航空大学)のときに使っていた色だよ」と驚く
その機長は61歳、現役A社シニアキャプテン、その方が訓練生って、どんだけ古いんだよ・・・(笑)
ログには写真を貼らないといけないのだが
「古庄さん、人の写真貼ったらいかんよ」
と言われるくらい古い・・・(笑)
これがプロパイロットなら、2冊、3冊と増えていくけど、こちらはたまにしか飛ばないから、増えないのさ。
ちなみに、パイロットライセンスの写真も更新はないので、上の顔写真ですが、それが何か・・・(笑)
顔も年齢も違いすぎて全く証明にはなりません・・・
この日は熊本タワーが
「JA3947 Clear to land Runway 07」(滑走路07に着陸を許可します)と言われたのを
別の機体(某大学訓練生)が間違って返答し、トラブル防止のために
「JA3947 Go Around!」(ゴーアラウンド指示)
もうさ、接地間際で、POWERを絞り、フルフラップ、いい感じでアプローチしていたのに・・・・
おそらく、間違えた訓練生は教官に怒鳴られているだろう・・・
こちらは直ちにフルパワー、「管制にゴーアラウンドを復唱」
エアスピードが上がったのを確認して、FLAPSを3段から2段へ、そして0にして1400フィートまで上昇、
姿勢80ノット、1400Ftで第一旋回15度バンクでクロスウインドへ・・・とアクチャル(実際)のゴーアラウンドでした。
飛んでいるといろいろあるわ~、それがおもしろいわけよ。
FA-200の飛行
今回、乗るつもりでなかった富士重工製 アエロスバル FA-200に乗ることになったいきさつは先週書いた
すると
「整備訓練機がFA-200でした」とか
「航空大学の訓練機がFA-200でした」とか、
「アエロスバルのCM子供の頃見ました」とか
50代以上の方から反響が・・・・ってどんだけ古い機体なわけ?
今回熊本に同行して後席に乗っていただいた、古い仲間のパイロットライセンサーも
「FA-200いいよ、見られるだけで幸せなのに、乗せてもらえるとは思わなかった」とか
「日本で訓練で飛べる(借りられる)のは、ここだけじゃないの、ものすごく貴重なんだよ!」と喜んでいた
機体番号JA3947 に乗り込むところ
目を細めれば、気分はBlue Angeles (色も同じということにしよう)笑
FA200は299機が製造され、操縦したJA3947は298号機 超最終型
教官も「背面飛行以外は、なにをやってもいい」と言うけど
やる気も技量もありません。まずは、ちゃんと飛ばせるようにならないと
下の写真は、某エアラインパイロットが操縦するJA3947、まさか、この機体の操縦を自分がするとは思わなかったぜ
FA-200の初飛行は1965年 って俺が生まれる前じゃん・・・
現在日本で、いや世界で飛んでいるFA200は一桁らしく、熊本には5-6機いるので聖地!
当分、この機体で飛ぶことになったので、
Pilot Operating Handbookを熟読して、プロシージャ(手順)と各速度、諸元を頭にたたきこもう。
そんで、この日のフライトは、滑走路脇に定期便を待たせての着陸(なのであせる)
教官も
「ちゃんとキレイに降りてね、〇〇航空のPILOTも見てるよ、お客さんもみんな見てるよ」とプレッシャーをかける。
そんなプレッシャーに負けてはいけないのさ(笑)
セスナ172より難しいけど(プロップレバーがあるので)
マニュホールド・プレッシャーの感覚さえ思い出せば、乗りこなせたら楽しいヒコーキの感じがしてきました。
Photo by I. ITO
Inverted Oil Systemと書いてあるので、背面飛行しても燃料とオイルが供給される。
なおスモークも出せるが、スモークが出せる民間機は日本で4機くらいしかないのさ、なかなかレアでしょ。
今週の預かり犬ネインちゃん
少し涼しい日も出てきましたね。
シェルティレスキューの預かりっ子
ネインちゃんは、たまにお散歩がゆっくりになる日もありますが、
基本的に元気です。
人懐っこいのは良いのですが、
ただいま、弊社は絶賛決算中なので書類を広げて格闘中
「お、ここは座って良いところワンね」
邪魔すんなよ~忙しいんだからさ・・・(笑)
同じく保護犬でウチに来て半年強のモカちゃんとは、お互い我関せずでやっております。
シンメトリーを撮りたかったが、そうはうまくいきませんでした・・・
お問い合わせはシェルティレスキューまでお願いします。
[contact-form][contact-field label=”Name” type=”name” required=”true” /][contact-field label=”Email” type=”email” required=”true” /][contact-field label=”Website” type=”url” /][contact-field label=”Message” type=”textarea” /][/contact-form]管制官ありがとう
縁があって熊本空港でフライト訓練
お世話になった方が熊本の航空機整備会社のオーナーというご縁ではあるが、
ここは飛びやすい
1、滑走路が長い
関東の飛べる空港は滑走路がめちゃくちゃ短い(大利根、龍ケ崎など)、
PAPI(赤白の着陸進入時にパスを示す表示)がないので降下時に高さがよく分からない、空港が見つけづらい、(調布飛行場は訓練NG)
2,訓練環境が整っている(訓練空域が近いし、豊富、景色も良し)
3,九州内 福岡以外はどこでも気軽に飛んでいける(関東だと大島くらいしか行くところがない)
ATC航空無線が苦手な人は進めないが、私は安全のためにしゃべりたい方だし、管制塔があった方が燃える。
今回も、定期便がアプローチするから「KUROISHI」ポイントでホールドの指示が来たり、多少忙しい空港の方が、おもしろい。
しかし、こういう空港の管制官は、技術がいるんだろうな~
以前、成田空港の女性管制官と雑談をして
「やはり、成田は管制官の中でもエリートが配属されるんでしょ?」
「いや、だってみんなプロパイロットだし、計器飛行だし、良い子ちゃんばかりで、私はおもしろくないんですよ、
那覇(自衛隊機、エアライン、ヘリで速度が違う)とか、仙台(航空大学、ヘリ、エアラインで滑走路二本で交差)とか技術いりますよ」(個人的感想)
そうなると、熊本も
編隊飛行はあるわ、崇城大学の訓練基地だし、航空大学は来るし、エアラインは来るし、私みたいな日本の空に慣れていないのも飛ぶし、計器飛行の訓練はあるし、自衛隊の基地もあるし、で大忙し、管制官も技術がいるのだろうな。
管制官さんありがとう
フライトプランを入れる際に親切にしてくれた、情報官の方、ありがとう。感謝申し上げます。
熊本は親父の実家があり、仲間のヘリで実家捜索、
「おお~子供の頃、夏休みに毎年行っていた田畑が見えるぜ、しかし超ド田舎だぜ」
こんな事もできる。
こういう空の世界、楽しいよ~
一歩踏み出せば飛べる。
飛ぶ仲間を増やしたいと思っている。
今回お世話になった教官は、50歳で初めて空の世界に入り、飛行機の免許をとって、今や教官
ここには50代スタートの人も多くいる。
当分、熊本へ飛行機の訓練に通う予定だし、素敵な場所だから、他にもすすめたいぜ。
ナビゲーション訓練
二年ぶりだが、セスナ172に乗る復帰訓練のため、諸元表、Pilot Operating Handbookを頭にたたきこみ、
手順、各速度を覚える。
しかし現地(訓練所)へ行くと
「ごめん、セスナ172トラブルが出て整備に入ったわ、(フライトログブックを見ながら)
PA28にけっこう乗っていたようだし、Piperアローに乗りなよ」と教官
わかりました
と手配をするが、
「ごめん、Piperアロー、予約一杯だわ、FA-200に乗ろう」
>え、いや、仕様もスピードも頭に入っていないどころか、全然知らない機体なんですけど、
「大丈夫、Beechcraftとかも乗っているようだし、いろんな機種に乗られているからすぐ慣れるよ」
と急遽FA200(富士重工)SUBARUの訓練に変更
それってさ、昨日アクロバットやってた飛行機じゃんね。
いきなりこの機体操縦すんのかよ・・・
でも教官が良い方なので、信頼して飛ぼう!教えていただこう!
この機体プロップレバーというのがあり、コーディネーションも大変。
お作法やスラストレバー、ミクスチャーの持ち方も違う、
スイッチも独特。
「ナビゲーションの訓練で天草に行こう」by教官(熊本から30分)
「ただし天草エアラインのATRが5000ftあたりに来るから注意ね」
それではフライトプランを入れて TAKE OFF
さすが久しぶりのフライト、ボロボロでした。
天草は滑走路長1000mなので、Touch & GOは ショートフィールド・テイクオフしないと上がれない。
久しぶりの天草だけど、ターミナルの形も見る余裕がなければ、何も余裕がなく
天草五橋もチラッと見えた程度
航法&タッチアンドゴー、忙しいぜ・・・
下は後ろ席で熊本で撮影したATR機、これが天草エアラインの代わりに飛んでいるそうな