高高度訓練

普段飛ぶのは10000ft以下、しかしこのところ訓練などで高高度を飛ぶことが多く

いろいろ教えていただきながらフライトをしている と言っても右席担当(これが慣れていないので以外と大変)

この日は下地島行き、上空のコクピットで複数のページを出すのは大変なので、事前になるべく周波数などは書いておく

VORはSJE だからフライトマネージメントシステムにSJEと最後打ち込まないといけない

このあたりは SJEと打った時点でJAPANと出るので、機長とダブルチェックでENTER

まちがえてSJC と打つと カリフォルニア州サンノゼが出てしまい、飛行時間11時間 しかも燃料が不足という事態に陥る

事前にランウェイも頭に入れるが、最近飛んでいるとマルチタスク力が低下していて、

頭ではランウェイ16なのに、口ではランウェイ34と言ったりするので要注意!

 

笑うならやってみ、とりあえず車を運転しながらLIVE ATCを聴いて全て復唱してみてよ、めちゃくちゃ難しいぜ(笑)

ここまで事前準備しても、コクピット内で管制塔とつながるマイクボタンを押すときに

「下地タワー」、いや「下地島タワー」どっちで呼べばいいんだっけ???

と焦る・・・

フライト中は紙+Ipad これ基本ね

プロは10万円オーバーのソフトを使用しているが、私はプロじゃないのでそこは節約

慣れればIpadだけで飛べるんだろうけど、すぐにデータを出したい(必ず使う)のは昭和の人なんで

紙です!

 

 

 

フライト前は無理しない

石垣空港の撮影ポイントと言えば

カラ岳

その麓に到着すると ふ、不発弾・・・

あんまり歩きたくないぜ・・・

さらには、ハブいるの?

とググってみると、ハブは冬でもいます。

でも「茂みの中に入らなければ大丈夫です」

いや、撮影ポイントはバリバリ茂みの中なんですけど・・・

ここは、多少の道があるものの、藪漕ぎしていく場所で、2-3年前、滑落して亡くなった方もいるので

一人で行かない方が良い

さらにはフライト前なので、今回は辞め!

そんなに光の回り方もこの時期よくないし、光も弱い、雲もある

無理して飛べないとまずい

だいたい、こういう下草も膝くらいまであるので、ハブがいたらと思うと居心地がめちゃくちゃ悪いわけよ

というわけで地味に撮影をしておりました。

撮影目的じゃなくて、フライト目的だし機長に迷惑をかけてはいけないから、無理はしない

これ鉄則です!

石垣からフライト

石垣島から訓練を兼ねたフライトなので、前のりで石垣へ

アプローチ中に旧空港が見える(下)

横長なのが旧滑走路

以前、ここを探検したが現在も多少面影があり、市庁舎が立っている

この時期は光の周りを考えるとターミナルからもわりと撮影できるが

展望デッキ、送迎デッキ どう違うの?英語表記は同じだぜ

ちなみにここは送迎デッキはガラス張り

展望デッキは下の感じで撮影するなら屋上の展望デッキ

夏は陽炎に悩まされるが、この時期なら気温も低いので

陽炎がでずに撮影ができるのがありがたいが、沖縄の冬って天気イマイチ、雲多し

あとはATC(航空無線)を聴いて、自分のフライトのときは、こうなるわけね と予測しながら勉強

聴くのと言うのは全然違うからね・・・

JA985A日本到着

飛行機の撮影はある意味 「風まかせ」だし、予報通りに風向きが変わるか分からないので

想定外のこともおきる

当ブログを見ているという、高知と岐阜から来た方に声をかけていただいた土曜日

EOS学園の撮影実習を羽田で終えたのちに、空港周辺で600mmを使って高感度撮影を試みようとしていた

そんで、駐車場の清算を終え車に乗り込むと、南風運用に変わりそうではないか

 

ええええ!想定は北風で撮るはずがデッキに戻るか、いやすでに清算してしまったし・・

というわけで予定を変更して別のポイントへ

高感度性能を試すのでISO102400 というISO50や64のフィルムを使用していた私のような世代には

よく分からない数字の感度を設定、この間ISO80000でA3ノビが余裕でいけたので

ISO102400もいけるんちゃうん!?

で撮影したのが、上の写真

まあ軽い画像にしてあるが、ちゃんとした画像だと機体番号もバッチリ

ちなみにJA985AはB787-10の国内線仕様でチャールストンからデリバリーされてきたわけ

429席仕様で、もう時代はB747からB777-300、そんでB787-10と国内線フラッグシップ機もダウンサイジングなわけね

それでも429席あるんだな~

多い座席数よりも利益率の方が大事だからね・・・

 

正直、こんな機体はこれからバリバリ、いつでも撮れるので、真の狙いはVIRGINオーストラリア機で、

こちらもしっかり撮れました。

ズーミング空港発売予定

2月28日 新しい本 多分38冊だか39冊目の本

ズーミング空港を出します。

去年出したズーミング旅客機が大ヒットし、全国多くのの図書館に配備されたそうで、その第二段

成田空港会社、日本航空、国土交通省成田空港事務所の協力により

この仕事を20年以上やっているが、見たことがない現場を取材撮影させていただいた

こんなところとか

Screenshot

こんなのに乗って撮影

ぜひ見て見てください 子供向けだが大人も知らないことだらけ、だって私も初めて撮影したところも多いしさ

https://www.amazon.co.jp/%E3%82%BA%E3%83%BC%E3%83%9F%E3%83%B3%E3%82%B0-%E7%A9%BA%E6%B8%AF-%E3%83%81%E3%83%A3%E3%83%BC%E3%83%AA%E3%82%A3%E5%8F%A4%E5%BA%84/dp/4798073962

同じ車が並ぶと楽しい

昔からわりと個性ある車に乗っているので、同じ車とすれ違う確率は少ないが

駐車場で同じ車と出会えると楽しい

この日の羽田の駐車場、たまたま空いていたスペースが同型車の横

グレードは右がGran Sport スポーティ仕様

左は撮影車でGran Lusso ラクジュアリー仕様

なるほど、グリルとスカートが違うわけね、

オーナーだけの楽しみで、ニヤリとしてしまう。

個性ある車に乗ると、こうやってお仲間に会うとちょっと楽しい

ツバサノシゴト

最近は管制官も、管制関連のスタッフも少ないようで、空のお仕事のパンフレット置いてくれない?

というリクエストがあり

SHOPにツバサノシゴトという航空局で働く案内のパンフレットを置いております。

パンフレットなので無料でレジの横に置いてあり、若い人、これから空を目指す人に

ぜひ手にとっていただきたい

私の時代は航空業界は倍率高いし、エリートしか入れなかったイメージがある

(私は外資系バリバリなので、別枠であります)

その横には新中央航空 遊覧飛行の案内や三里塚マップなど

ぜひお立ち寄りください

新石垣空港からの訓練

近々 新石垣空港でのフライト訓練のため、新石垣空港の資料(空港地図や出発方式、無線周波数など)をプリントして

コクピットで見られるようにIpadにおとして準備するが

運航者用の日本の空港の情報サイトでアルファベット順に空港名が出ているので

100を超える空港の中からISHIGAKIを検索するんだが、出ない

何しろ民間空港だけでなく旭川も基地と空港は二つあるし、宇都宮とか(基地)、伊江島とかもあるので探すのが大変

ISHIGAKIはIだから

IKI

IRUMA

IWAKUNI

IWAMI

IWATO

IZUMO

ん?なくない?
えーっと、石垣空港は旧空港だから
新石垣空港なのか、だからSか
SADO
SAGA
SAPPORO/OKADAMA
SENDAI
SHIMOFUSA
SHIMOJISHIMA
YAUZU/SHIZUOKA
SHIZUOKA
SHONAI
ん?見落としか、なくない?
なんで???
どうすりゃいいんだ?
仕方ないから空港コード PILOT用は4レターコードから探すと
NAGASAKI
NAGOYA
NAHA
NAKASHIBETSU
NANKI SHIRAMAHA
NARITA INTL
SAPPORO/NEWCHITOSE
NEW ISHIGAKI
なんだ新石垣空港だからNEW ISHIGAKIかよ!!!
ややこしいな
ちなみにその下は
NIIGATA
NIIJIMA
NOTO
NYUTABARU
というわけで、
NEW ISHIGAKIに飛ぶ予定です。
宮崎県の新田原基地もニュータバル と読むし
新千歳空港はNEW CHITOSE
ややこしいな・・・
しかし準備しておかないと、こんなの飛びながら上空のコクピットで見つける自信ないぜ・・・

 

今日の一枚 ヴィッカーズ・バイカウント

ヴィッカーズとは英国の航空機メーカーで

バイカウントはANAも使用した機材 400機以上が製造されている。

1962年に愛知県豊田市でANA機がフェリー中にスピンして墜落したのを読んだことはある。

そんなヴィッカーズ・バイカウントの撮影ストーリーはやはりアメリカの砂漠

そんな機体と出会う事ができたのはアリゾナ州ツーソン

1993年って今から30年も前なのか、

最初は何この機体?と思って調べたらヴィッカーズ・バイカウント

そもそも飛行機の見分け方に自信があった20歳であったが、アメリカに行くと

スウェリンゼン・メトロ

BAeジェットストリーム

Beech 1900、EMB120など見たことがないプロペラコミューター機が多く

いきなり自信喪失だった思い出がある。

まあ当時日本にいてもプロペラコミューターと言えばYS11、BN2、EMB110, DHC6くらいしか見たことないので

井の中の蛙であった

方針は違うがスポッター仲間

晴れた青空のある日、イベリア航空のA350の機体番号をチェックすると

未撮影の機体なので12時の離陸を狙いに出動

すると旧知のスポッターの方でときどきポイントで会う方に遭遇し

「お久しぶりです、どうしたんですか?何狙いですか?私はイベリア航空です」

「僕もイベリア航空」という感じで情報交換

 

その方は熱心に長年スポッティング活動をしていて、

私のような青空順光の写真ではなく、「曇りでも夜でも陽炎でも自分の記録なんだから」

というやり方

それも一理あり、しょせん重要なのは自己満足と意見は一致していて

「そもそもイギリスのスポッターの発祥では、自分が見た機体番号をメモして記録するだけで、それがカメラに変わっただけ

なんだから、撮れてればいいのよ」

という方針

マンチェスターにて、双眼鏡/単眼鏡で機体番号を見てメモするだけ、これがオーセンティックというか

プリミティブなスポッティングである。

まあ私の方針は昔ポジフィルムを売買していたときの基準が

できれば、順光青空、50mm程度、10:00-14:00くらいの光線、グランドショット、フィルムはKRに限る

完璧ではないがイメージ

が頭にあり、そんな条件は無理だが、なるべくキレイに という方針なので

曇り雨はやる気なし、

とはいえ、別に趣味なんだから各自が楽しめればそれでいいのさ

そんな感じでスポッティングの方針が違うが、長年お付き合いできるお仲間ができる楽しみもあります。