MAXに抜かれる

右席(機長席)でヘリを操縦中 管制より

「Traffic your 4-Oclock Descending Boeing」

日本語で書くと難しいし、意味が伝わりづらいが要するに(4時の方向に降下中のボーイング機の機影あり注意されたし)

ん、Boeing機が来たのか、と振り返ると

 

うおっ!

You have a control! と左席に伝え、後ろ席からカメラをもらい、撮ったのがこれ

737MAX しかも10 だからボディが長いぜ!

 

4時の方向でも、向こうは速いので撮影するころには2時の方向

軽く追い抜かれてしまいました・・・この距離、今日の風なら後方乱気流は大丈夫だな

 

この日の帰り道はSEAーTAC シアトル・タコマ国際空港横を通過

ここさ、大地の上に空港があるから撮影ポイントがないんだよね

こういう空抜きのカットしか撮れず(その場所もめちゃくちゃ少ない)

スポッターとしては良いけど、シアトル という街や空港を表現できる場所がないのが残念!

禁断症状が・・・

レジオネラ菌ではなく、航空三大疾病である

「撮りインフルエンザ」「乗りウィルス」「レジオタク菌」

の「レジオタク菌」の重症患者のため

こういうのを見ると、めちゃくちゃ燃える!

禁断症状が出る

これらを狙うために、高いお金を払いモーゼスレイク空港へ自分で飛んできたのだ。

ここでドアを外し、ブライアンに操縦をチェンジ!

適格に指示を出し

全部撮るぜ!という意気込みでテイクオフ

ALL 737MAX

免許とったから、どっちまわりで、どういう風に管制塔に言って、

どういう高度でというのが分かる。

風向きなどで、逆にできないこと、厳しいこともわかる。

まあ、このあたりは、媒体で近々発表するので、この程度にしておこう

そんで、ヒコーキを見ればだいたい機種が分かるが、なんじゃこりゃ?

というのを見つけた。調べるとダグラス機でレアらしい

あんまり近いと下のように自分の足が写るので、

「1/4 Mile WEST」とか細かく指示を飛ばす。

これが昔 JAPAN AIRLINESのPILOTたちが訓練したランウェイか!

白い滑走路(当然 私の年代だと再放送:往年の日本航空のPILOTのドラマで、LA時代のボスが副操縦士役で出ていた)で見たランウェイがここに

ここでは、PILOTたちのさまざまなドラマ、苦労があったのだろう。

ヒコーキじゃなくてヘリだけど、モーゼスレイク空港に私も降りることができ、

感無量!

200機くらいいた(ホント)737MAXも根こそぎやっつけた(撮りまくった)ぜ!(笑)

大草原の小さなヘリ

無事にヘリコプターパイロットライセンスも取得できたので、少しは経験を積んで帰らないと、と思い撮影ミッションへ

出発地はワシントン州のレイク・シャランというところ

機体を手配してもらい、言われた住所へ行くと湖畔の小さな倉庫があり、その前にド派手な機体がとまっていた。

パイロットの名前はブライアン

「YOUはAIRPLANEとチョッパー(ヘリのこと)PILOTなんだろ、この機体の(フライト)時間はあるのか?」

「Less than One Hour(1時間以下しかない)」

飛行機もへりも当該機種の飛行時間がモノを言う。

「じゃあ飛行時間いるだろ、飛んでいけ」とチェックリストを渡されるが、前には小屋、周囲はブドウ畑。

風はないけど、正確にテイクオフしないと障害物が多すぎだぜ。

まずは垂直離陸で、右にホバリングで横に進んでずれて、道路に出てブドウ畑の上を高度を上げて・・・と

こっちは免許取り立て、

若葉マークにいきなりこんなテイクオフやらせるか?しかもライセンス見せてないぜ、紹介されたとはいえ、白人しかいない風光明媚なロケーションに突然あらわれた怪しいジャパニーズ(私)をよく信じるな・・・

という事で一応、万が一のためにアシストしてもらいテイクオフ。

このレイク・シャランというところは、避暑地で別荘地だが、コロナでシアトルの人々がリモートワークができると引っ越しをしてきたそうな

という事で、美しい湖の上をフライトし、モーゼスレイク空港へと向かったのであった。

途中の景色は大草原、そこを小さなヘリで飛んで行き、空撮をして帰る。こんな広大な景色はアメリカならでは、そんなロケーションを自分で操縦して飛んでゆけるのは幸せである。

苦労したかいがあったぜ・・・

しかし、このブライアン、着陸するとすぐにドアを開けて出ていき、シャットダウンも全て私がやることに

(慣れていない機種だぜ、しかも俺はめちゃくちゃ新米ヘリパイロットだぜ、いいのかよ)

そんなエキサイティングで、HAPPYなフライトを終えてベースに戻りカードでお支払い

「えーっと、チップは?」

遊覧飛行ではチップは聞くけど、チャーターだし、

しかも95%以上の操縦は私がしていて、オメーは道中スマホをいじるか、べらべら喋るかしかしてないじゃん・・・と思ったけど、そこは日本人の弱いところ

最近はカードの決済で「NO TIP」 「10%」 「18%」 「25%」とかあらかじめ表示されていて、目の前で押さないといけない

まあ仕方ない、急なリクエストに対応してくれたし、ログブックにサインしてくれて自分のフライトタイムにもなったので想定よりも予算オーバーだが、本当はチップはチャーターなんだから込みでしょと言いたいが、TIP10%を押して帰路についたのであった。

NOと言えない日本人ですいません・・・

チェックライド

試験のことをチェックライドと言う

まずは、「コイツの技量と知識は免許取れるだけのものと保証します!」

教官がサインしてくれないと、試験に行けない。

第一関門:オーラルテスト(口頭質問)(英語に決まっている)

これに受からないとフライト試験に行けない。

そもそもヒコーキ飛べるので、一応復習で空域、

あとはヘリのシステム、エンジン、燃料、重量計算などの質問が続き

これから山小屋に飛ぶけど、このコンディションで飛べるか計算

全問答えられるわけでななかったが、なんとかフライト試験へ

そして、飛行前点検を行い、空港コンディション、天候、NOTAMなどを報告し、

飛行可能と判断

機長として行動しなければならない。

だが風が11ノット、正直訓練生にとっては試験だと、かなり厳しい・・・

明日より天気が下るので、今後三日間は試験ができないそうなので、待たされても精神的にキツイから無理のない範囲で飛びたい。

科目の一つであるオフエアポート・ランディング(空港外着陸:山の上)は教官が「あの試験官はここに行くからな」と複数個所に行き練習したが

試験では

「全然違うじゃん、行ったことないところを指示されたじゃんか(涙)」

写真はイメージだが、こんな尾根に着陸せよ!との指示

道路沿いに斜めというか、うねうねとカーブしながらアプローチしたり

風は事前にWindyというアプリで標高を入れてこのあたりの風を確認。南西風である。

上で風が読めなくても、

「南西風と判断、したがって北東からアプローチを開始」と宣言し、最終進入すると、

最後のところに家が1軒あり、そこにアメリカの国旗がたまたまありチラッと見ると「東風」でたなびいているではないか!!!

うっ、上の風と下の風が違うじゃん・・・

まずい

まずい

まずい

しかも東風だから西からのアプローチは手前に木があり難易度高し

さすがに、これは見られていて、デブリーフィングで指摘され、難易度高しでも西からアプローチすべきだったとアドバイスをいただいた。

風とお友達にならないといけない

「風を感じろ」

風の影響で、科目をこなすのが、かなり、かなり、かなり大変であったが、まあオマケしてくれたのか・・・とりあえず合格!

ヘリの後ろに虹が出た。

20歳のころ、同期たちは親のお金でいろいろライセンスを取得していたけど、ウチは親父が難病でビンボーで高校まで出してもらえるのが精一杯

なので、高校を出て二年間働いて、自分でお金を貯めて単身アメリカに行ったが、みんなのようにいろんなライセンスを取ることができなかった(頭脳の問題もあり:笑)

まあプロパイロットになる気は、最初からなかったので、まあいいさと思っていたが、

これでとりあえず

20歳の自分に決着をつけることができた。

ヒコーキもへリも乗れるようになったが、免許取り立ては経験不足ではっきり言って「ちゃんとは飛べない」ので、精進しないといけません。

あとは日本での書き換えだな

007のジェームズボンドも、ヒコーキもへリも乗れる(ときがある)ので、世界を救う気持ちで頑張ります(笑)

なお、応援していただいた方々、仕事を休んでご迷惑をかけたお取引先、教官のKyleとJacob、イクザミナー(試験官)、日本の教官や匠航空関係者の方々、こんな風に多大な悪影響を与えた(笑)京都のS氏、くまもとフライトクラブの方々、ブログ愛読者の皆様ありがとうございました。お世話になりました。

この御恩は忘れません・・・

ヒコーキから来た人は

当ブログは

ヒコーキのライセンサー(免許持ち)や私大航空学科の学生さんなどからもメッセージをいただくので、

ヒコーキのライセンサー向けの情報も

私のようにヒコーキのパイロット資格を持っていて、ヘリコプターのパイロット資格を取ろうとする人は、教官や試験官が言うには

メリット

・三次元の飛行感覚が見についている。

・適切なときに適切な計器を読める

・空域やATCをはじめ、気象、航空法など基礎は当然理解している。

デメリット

・ミクスチャーをいじりたがる

飛行機は3000ftを超えたら、できるPILOTはミクスチャーを少し引いて、エンジンがブスブスいう手前をさぐり燃費をかせぎ、プラグがかぶらないようにする。

しかしヘリでミクスチャーは基本 DO NOT TOUCH(触るな)そもそも高度低いし、まあ灼熱や高高度だと一部例外もあるようだが、基本サワルナ!

飛行機と同じようにすると、即エンジン停止、オートローテーション=動力なしの緊急着陸となる。

・飛行高度が高い

ヒコーキでは「エンジンが停止したら安全に滑空できる高度で飛べ」と言うのが叩き込まれているので、巡行高度が高くなる

私も=ヘリの人は高度低いから怖いよ・・・ここでエンジン停止したら確実に死ぬぜ と常々思っていたが

しかし、ヘリコプターのベテランPILOT、試験官クラスいわく

最近のヘリはエンジン停止の確率は0とは言わないが、0に近い、

それよりも、ギアボックス破損などヒコーキに比べて複雑な部品が多いため、そういうメカニカルトラブルがあり、そうなった場合は直ちに着陸

となると、高度は対地500~1500ftくらいが望ましい、との事

ちなみに、そのベテランパイロットは、ギアボックストラブルで警告灯が点灯、直ちに大学の庭に緊急着陸して助かったが、これは低い高度を飛んでいたからで、あと1000ft高かったら間に合わなかったかもしれないそうで、気象や揺れの場合にもよるが、私も巡行高度を高くとってしまうので、肝に銘じておこう。

ヘリの場合はトラブルが発生したら「1秒」でオートローテーション、緊急着陸態勢に入らないといけない

コレ 本当です!

そのくらい鍛えられる。

パシフィック・ノースウエストのフライト

アメリカの北西部、太平洋岸のエリアをパシフィック・ノースウエストと呼ぶ。

これまでアメリカは、南カリフォルニア、ネバダ、アリゾナは四年飛んでいたので、空域や気候がなんとなく理解できているが、今回のエリアは初めて。

気候=気象も違えば、針葉樹が多く景色が異なり、初めてのエリアで飛ぶのもなかなか楽しい。

地上を走ると森ばかりのこの地も、空に上がれば多くの池や河川、緑の山々が見える。

そんで、アメリカではGPSで飛ぶときもあるが、ヘリは高速道路に沿って飛ぶ。車は「左ハンドル右車線」だが、右が機長席なのに右車線に沿って飛ぶ、そしてときどき反対車線の向こう側に飛ぶヘリとすれ違う。分かりやすくて安全

「ジャパンは車は左側を走るんだろ、ヘリも左側を飛ぶのか?」

「NO NO、そもそもハイウェイの横を飛ぶ習慣がないぜ・・・」

そして訓練の途中に

「ビルゲイツの家(空から)見て行くか?、近所にジェフ・ベゾス(Amazon創業者)家もあるぞ」とシアトルらしいミーハーなフライトも行い、この日はオーバーン空港へ

下の写真の中央下付近の庭と豪邸がJeff宅だそうで、WEBで検索したら出てきたのであっていると思うが、マイケルジャクソンのネバーランドも上から見に行ったが、映像切り取りなのでクオリティはイマイチ(私は飛んでいるので、それどころじゃない)

彼らの家は、広すぎて屋敷というか、なんと言うか・・・よく分からん

もちろん他にも家が別の都市にもあるそうな

なお、シアトルでお世話になっている方は、ビルゲイツのお抱えPILOTを7年やっていた人物で、当初はBell206、しかし着陸後のクールダウンに二分かかるのが、二分待つのがいやで30秒で降りられるAS350に買い替えたそうな・・・

足に使うジェットヘリなんてはした金なんだろうな・・・

エアタクシー

お仕事関連の皆様

とりあえず帰国しておりますので、メール、電話など、連絡が取れますので遠慮なく!

さて、訓練の続き

日本でやらない、(少なくとも私は知らなかった)科目がエアタクシー

・エアタクシー

空港の端から端というか広い空港でのリロケーション(場所移動)滑走路を横切り、

H/Vカーブというのを頭に入れながら適切な高度、速度で速やかに移動 30ft 40ノットくらい

・ホバータクシー

日本では3ftくらいで滑走路へ向かう時に使用

そもそも、教官から「なぜJAPANではへりも滑走路まで行って上がるのか?

非効率ではないか?飛行機が使用する滑走路を、滑走路がいらないヘリが使う意味は?」と聞かれ

「はい、アメリカの方が効率が良い、自分もそう思います」

そう、アメリカではヘリはヘリパッドから、離陸許可を得てそのまま上がるのがふつう

なので手順が違うわけよ

毎日、朝のフライトは自分たちで機体を外に出して飛行前点検

最後のフライトの人は機体を格納庫にしまう。

よく整備された調子の良い機体たちです。

航空身体検査も着いた翌日にとりに行ったし

あとは、試験日に風がないことを願うだけだな・・・

訓練所のトイレにあったアメリカンジョークのサイン

「1ドルで飛べます、着陸は50ドルかかります」

こういうのいいわ~

日本のエアラインで

「羽田~福岡 500円で飛べます。着陸は4万円かかります」とか

そういう広告、エープリルフールなら許される?

ピナクル・ランディング

試験科目であり、わりと楽しいが、難しいのがこれ

山の上に進入、着陸

日本ではやらないそうな(聞いたことがない)

こんなところに 5か所行った

「あそこに降りろ」と教官に言われると

 

まずは対地500ftを旋回、

送電線有無、電柱有無、進入経路、ゴーアラウンドルート、地表面、スペース、地面コンディション、

砂が巻き上がるか?水平か?太陽の向き(見やすい位置)、木の高さなど

 

こんな山の上に降りる訓練があるとは知らんかったぜ・・・

 

次に300ftに降下して再確認。60ノットで正確にまわり、風がどちらの方向から吹いているかを確認

 

地表面を見ながら、60ノットで正確に円を描けば風に流されるので風向きが分かるが、

第一、今の私の技量では正確に60ノットで円を描けない、当然高度、速度も一定、外の見張り、機体の姿勢、目的地を観察を同時に行う。

 

なので、こんな航跡に

そして、自分の判断で進入方向を決めて着陸。

高さや降下率、速度にめちゃくちゃ気を使う。これを間違うとOUT!危険行為で試験中止

 

楽しいけど、めちゃくちゃ難易度高し。

 

同じ飛ぶと言っても、ヒコーキじゃやらない科目だぜ。

まわりを見渡して煙とかふいていればいいけど

風向きがわかんないんだよね・・・でもこれを間違うと試験で不合格になるそうな・・・

 

当然、こういうケースの学科試験もあり

出発空港のコンディション 気圧高度2942で、気温10℃、標高200ft、

 

6500ftの山小屋にこれから向かいます。

最大離陸重量で行くことはできますか?

Vne、超過禁止速度は何ノットになりますか?

ホバリングは可能ですか?などを計算して表で出さないといけない。

 

ヒコーキは目的地に気象情報がある空港とは違い、気象情報がない場所に行くのは学科も難題だぜ。

紙の時代じゃない

二年ぶりのアメリカでのフライト

しかも久しぶりに、ナビゲーションログ(航法計画)、天気調査、ウェイトアンドバランスなど、

試験で聞かれるので、アメリカで飛ぶ準備をちゃんとやっている。

まずは

・ナビゲーションログ

え、ジャパンでは、まだ紙のチャート(飛行地図)を使ってんのか?Ipad持ってきてないのか?

「日本じゃ、公式にIpadとかで飛んじゃダメだぜ」(エアラインは認可されていると思う)

オー、ジャパニーズ 古いぜ、こちらはFAA(連邦航空局)アプルーブド(認可)されて、みんなIpadやデバイスで飛んでるぜ

ここが一番驚いたぜ!

右下の借りたIpadに地図を出して、自機の位置も出る、これなら迷わない。安全!当然、拡大もできる。

日本でも認可になれば良いけど、昔を知る私としては「電源切れたりしたら、最後はオールドファッションな紙の地図」とも思うが、ナイトフライトでは便利。

正直チェックリストが  老眼で 暗くて見えねえし・・・と思ったし

・天気解析

「ウェザーをとるには、どのアプリを使ってますか?」

アプリ? え、試験でアプリ使っていいのか?良いとのこと

私が受けたパイロットライセンスの試験では、気象に電話をして、

「〇〇~〇〇に行きます、予定高度はこれ、時間は●●時」と言うと、天気概況を喋ってくれる=これが聴き取れないと、英語力なし=試験できない だが今は違うようで楽になった

・ウェイト&バランス(重量計算)

私がパイロットライセンスをとったときは当然、手計算だったが(Excelがない時代だった)

「このExcelの表を使って、入力するだけね」

とすげえ簡単に!

パイロットライセンス試験も時代の流れで変化しているわけね

この日の驚き

タクシーウェイWというところで、難しい科目の訓練をしているのだが、

離陸してトラフィックパターン(離着陸訓練の空港周辺コース)をまわる際に、管制塔と交信をすると

ふつうは Olimpia Tower 機体番号 Ready for Departure at Taxiway W, Request Right Closed Traffic.などと言うが

そんな難しいことは言うな

「On the GO!」 だけだ!

オンザゴー?On the go って直訳すると

「行きまーす!」みたいなノリだぜ

例えば「羽田タワー、N8223T(機体番号)行きまーす!」って

アムロ行きまーす。みないに、ガンダムじゃないんだから・・・

管制に「行きます」だけはねえだろ・・・怒られるだろ。

あ、でもサンダーバードも

「サンダーバード is GO!」とか言っているな・・・でもあれは管制はないしな

(笑)

航空文化の違いの議論

教官たちと雑談、こちらは二年ぶりのアメリカなので、英語も久しぶり

 

「クロスカントリー」(遠くに行くフライト)でロストポジション(ここどこ?)となったが

へりは田舎ならガソリンスタンドに降りて、道を聞くんだよ

「ああ、俺もやったことある」とかベテランチームは盛り上がっていて、常識らしい

「安全を考えると、恥ずかしがっててはいけない」とか説明されるが

 

 

そんな映画みたいなことは

「日本じゃノー、絶対ノー!」

WHYジャパニーズ?

「日本はね、場外離着陸場というのがあって事前に申請して認可をもらわないといけないので、

(ここ説明すげえ大変)

そんなガソリンスタンドに着陸したら、ニュースになるし大問題だ!」

 

 

「じゃあ緊急事態になったらどうすんのか?そこらに降りないのか?

ジャパンは安全に対する認識がダメだな」

「いやいやそうじゃなくて・・・」

 

そこらじゅうに自由に降りられて、ヘリでそこらのレストランの駐車場に降りて飯食べたり

良い河原があるから、降りたりできる彼らとは前提がぜーんぜん違う・・・

「お前らジャニーズはヘリを有効活用できていない」

うーん、反論できない・・・すいません、日本代表 負けました

 

着陸料もかからず、有視界飛行はフライトプランもいらない

 

 

航空先進国のアメリカ、いろいろ言っても航空局もFAA(アメリカ)はどうなっているのでしょうか?

となるし、規定もアメリカを中途半端に参考だし、こうやって訓練もアメリカに来るし

日本の航空文化を向上させないといけないぜ

 

日本しか飛んだことない人は「アメリカ帰りは・・・」と言う人もいるけど

アメリカで飛んでみ、世界が違うよ と言いたい。

まあ環境が違うし、日本の教官に違いを言うと

「日本は敗戦国なんでね・・・」