免許がないとつらい

空撮のお仕事をときどきやらせていただくが、手続き、手配が簡単なものもあれば難しいものもある。

現在8月末に行う空撮案件は、数か月前からヘリ会社、国土交通省、空港関係者と調整を行い、フライトプランをどうやって出すの?

クライアント様のリクエストに答えるにはどういう飛び方をすればいいの?

などなど調整をしている。Pilotライセンスがあるので、チャート(Pilot用地図)法律、フライトプランなど専門家同士で同じ土俵で話せるが、なにせ私はヘリのパイロット資格を持っていないので、厳しいときがある。

今回も

「すいません知識不足で向学のために教えてください」とヘリ会社さんに規定を教えてもらうと、「メーカーServie Noticeでこう出ているのでダメです」、と言うので出元(メーカーなので英語資料)を教えてもらい、

Servie Notice?Service  Bulletin(Pilotなら常識の用語)との違いを最近飛んでもらっている教官や 整備士資格を持っている人に尋ねたりして日々勉強。

やはりヘリの免許欲しいな、飛行機だけだと深く入っていくには厳しいな

一度やれば前例ができるので、日本は前例ありで撮影もできるが最初は大変。

最近空撮、手軽にできると考えている人もいるが、アメリカもそうだが規定や知識なしで飛んでもらい現場を荒らして管制から注意され、空撮がしにくくなった場所もある

ドアを一枚、あけるかあけないか、たったそれだけでも初の試みだと大事になり、アメリカではOKでも日本はNGという壁に今回あたり、試行錯誤中。

自分で自分に言いたいけど、「空撮なめんなよ」「運航規定なめんなよ」って感じ。二番煎じは楽だけど初はホント大変。

航空法、オペレーションマニュアル、メーカーのマニュアル、一部のAD,SB(整備用語)も撮影に関係してくることがあり、楽しいけど勉強の日々であります。

まあこれだから専門性が必要な分野でもあるんだな~

死にそうなら走ります

いろんな方から「足のねん挫の件、コメントやメッセージをいただきありがとうございます」

それで、KIXで教室があったためヒコーキ移動

さすがにこの足だと、空港のチェックインカウンターで

「失礼ですが、お怪我は大丈夫ですか?歩けますか?」

とか機内で、「緊急脱出は自力でできますか?」とか聞かれる

包帯を取ると、こんなのが入っていて左右に足がずれないように固定されているので、回復が早い

まあ、足を引きずりながら歩いているが、優先搭乗で乗れと言っていただけるのと、

機内でも「緊急脱出できますか?」と言われりゃ、さすがに避難誘導はできないけど(元客室乗務員なので平常時ならやる気はある)死にそうなら、アドレナリンが出てバリバリ自力で走ります。迷惑はかけません!

まあたまには、車イスの方や杖をついた人の気持ちが分かるから、足が痛いのもアリ。という訳で、もうちょいで復活するのでご心配をおかけしております。

写真は古いのをスキャン中なので1991年@NRT 畑ポイント


書泉グランデ イベントお礼

昨夜は、書泉グランデ新著トークイベントだった。

ここはわりと会場が埋まっていて、なかなか取れず月曜日の会社帰りという集客のハードルが高い日しかなかったが、大勢の方にお越しいただきありがとうございました。

半分以上がお顔を存じ上げない方々で、新しい人たちともお会いでき光栄です。

足が痛いので固定されていて、サンダルですいません・・・

写真提供 全てY様

サイン会の時に一言二言だけでもお話でき、ありがたい限りです。

なお、イベントの際は初めて来られた方や、いろいろ聞きたい方など、遠慮なく声をかけてください。(声かけづらいかもしれませんが)

せっかく来ていただいたのに、聞きたいことも聞けずお帰りいただくのは申し訳ので

というわけで、買ってくれた皆様、編集者、取材させてくれた方々のおかげで著書が30冊になり、ありがたい限りです。

改めて感謝申し上げます。

副業はじめるか

今年はホント雨が多くて、食べていけない・・・

ハローワークに行こうと思ったが、考えてみれば山ほど仕事はある、ただし天気が悪いので撮れないから、ぜーんぜん終わらない

+想定されるのが

「梅雨あけたので夏らしい写真お願いします」とか「ようやく梅雨あけたので撮影行ってください」と言うオーダーが来るので、梅雨明け以降 地獄の忙しさになる(だろう)

が、しかし世の中、繁忙期である=航空券が取りづらい、高い、ホテルも同じ

うーん、困るな~・・・・

さらにオープンカーで屋根をあけて

「カリフォルニアみたいだぜ!」というリフレッシュがこの天気ではできずストレスが・・・

梅雨明けどうなるのか?オープンカーで走れるのか?

梅雨明けないと、仕事ができず死んでしまいそう、そんな話をしていると仲間が

美味しい副業あるよ、ってこんな本を教えてくれた、知らない方の本を宣伝するつもりはないが、1日2時間でテクニックなしで年収1000万円らしい

なるほど、副業するならカメラマンだな、カメラ歴0日でいいらしい

でもプロサービスに来ている人も含めて、カメラマンと言えば人のこと言えないが、こ汚いカッコしてて、私のように天気が3日悪いと食うのがやっとみたいな人ばかりなのはなぜだろうか?

不思議でたまらないぜ

ジェットストリームにて

「遠い地平線が消えて、深々とした夜の闇に心を休めるとき、はるか雲海の上を音もなく流れ去る気流は、限りない宇宙の営みを告げています・・・日本航空があなたにお届けする音楽の定期便 ジェットストリーム、皆様の夜間飛行のお供をいたしますのは・・・」(C)城達也氏

というわけで、ホテルニッコー関西空港の最上階 JETSTREAM にてEOS学園オンラインを開催させていただきました。

「ホテルニッコー」だから「ジェットストリーム」っていう訳

最初に書いた JETSTREAMのフレーズ、40代以上なら分かるでしょ?

ここは両側のランウェイが撮れるし、撮影ポイントが少ないKIXでは貴重なイベント

ホテルの方もよくしてくれ、朝飯は関西の美味しいものをそろえていて、お値段もいいけどクオリティもかなり良い

年に一度はここで、以前は泉南市、今はCanon撮影イベントをさせていただいている。

ホテルニッコー、今度はここの客室からB滑走路の降りを狙いたいところだな

ご参加いただきました方々、ありがとうございました!

当日の機体写真は画像処理がまだなので、スキャンしている古いカットを

1989年@さくらの山

宮古のパイナップル

この間のJETSTAR下地島就航セミナーに参加していただいた東京の方 経由で 同じく参加いただいた生まれも育ちも宮古島という方の家で作ったというパイナップルをおすそ分けいただいた

やはり本場のは甘いね、

この間のセミナーでは地元宮古島出身、移住組の方もおられたが、宮古島で生まれたら人生変わっていたかもな~

とはいえ、このところの沖縄通いでRACのDHC8-Q400 全機コンプリート

総勢5機なのでハードルは低いが、行ってチェックしておかないと意外と撮り漏れる

3年前のこの写真はもう使えないわけよ(写真は石垣)


ハブには会わなかったが

続:石垣島 ハブが出る山 カラ岳にて

今日は北風、水平線くっきり、昨日とは違う絵が撮れるぜ!

そんで急斜面、途中滑ってデンジャラスなめにもあいながら行くと

ハブが出そうな2m以上の藪の中で段差があり、落ち込んでいるところで足を捻ってしまい、尻もち

しかし、ハブ怖い怖い・・・と緊急脱出

結果 やってしまいました。

病院で 足首のねんざ(とりあえず折れてないし)

左足だから、オートマ車なのでHNDからも問題なく帰還(マニュアル車のコルベットだったら帰れなかったぜ)

まあ数日すりゃ治るさ。

それよりポイズンリムーバー出番なしの方が重要

しかし、地元の大学生(帰省中)は、山頂にいたときに悪天候になり雷鳴がとどろき(横には山頂にある航空灯火があり、落雷するならここ)

「藪の中に避難で雨で元気になるハブに遭遇」(湿気が好きらしい) OR 「山頂で雷が落ちるかもの恐怖」 の究極の選択を迫られたことがあるそうな。

そんなとき、あなたならどうする?

ポイズンリムーバー持参

相変わらず天気予報は週間予報を見ても全国的に悪いので、このままでは、収入ゼロ、来週あたりからハローワークに行くことになりそうなので、天気予報が良い石垣島へGO!

午後の光線で当然登るのは ハブがいる山

ごっつい靴に履き替えて

灼熱でも長袖、軍手、帽子、フード必須(ついでに水分1リットル以上いるが、最寄りのコンビニは8km先だ)

標高は低いが、急斜面(すべる)、場所によっては背丈以上のやぶの中を足元のかすかに見える道を頼りに登坂

ハブの恐怖の中 やぶ漕ぎをしなければならなず精神的にはかなり嫌

考えてみてよ、ハブ山だぜ!そこに突撃するんだぜ!やぶ漕ぎだぜ

そして万が一に備えポイズンリムーバーを持参(Amazonで買った)

https://www.amazon.co.jp/NEW-%E3%82%A8%E3%82%AF%E3%82%B9%E3%83%88%E3%83%A9%E3%82%AF%E3%82%BF%E3%83%BC-%E3%83%9D%E3%82%A4%E3%82%BA%E3%83%B3%E3%83%AA%E3%83%A0%E3%83%BC%E3%83%90%E3%83%BC-%E3%80%902018%E5%B9%B4%E6%94%B9%E8%89%AF%E7%89%88%E3%80%91-%E5%93%81%E8%B3%AA2%E5%B9%B4%E9%96%93%E4%BF%9D%E8%A8%BC/dp/B014O3JEMS/ref=sr_1_5?__mk_ja_JP=%E3%82%AB%E3%82%BF%E3%82%AB%E3%83%8A&keywords=%E3%83%9D%E3%82%A4%E3%82%BA%E3%83%B3%E3%83%AA%E3%83%A0%E3%83%BC%E3%83%90%E3%83%BC&qid=1563332647&s=gateway&sr=8-5

「ハブなんかいないって」という人や「暑いからハブも出てこないよ」という人もいるが、地元在住の青年が来たが

「ハブいますよ、島で5回噛まれた人もいますよ、僕も同じポイズンリムーバー持ってきてますよ」という事で、誰もここでは見たことはないが、ハブはいる!

南風、天気まずまず、とりあえず来て良かった~

作品を見て

「これ行けば撮れるんですよね」という人がいたら、

「オメー、ハブのいる密林登ったことあんのか?ああん?行って撮って来いよ!」と上品に教えてあげるつもりである。

会社の帰りに寄ってみて

この間、出した本が想定よりもHITしていて、編集や営業、書店の方々の努力もあり今度のトークイベントにTV取材が入ることに

なので、会社の帰りにでも寄ってみてください、22日月曜、神保町書泉グランデ

行けそうな方はエントリー下記よりぜひ

https://www.shosen.co.jp/event/100854/

特設コーナーも作っていただき、書泉グランデさんありがたい限りです。

色校正

雨で撮影に行けないので、印刷屋さんに色校生呼んでもらったので大手印刷会社へ

プリンティングディレクターという職人さんが色を出すが、この人たちは印刷機のくせ、天気などを見て色を調整する

その方と、シアンをひいて、とかノイズが・・・とか階調をもっと とかやり取りさせていただく

全てチェックできるわけではないが、2020年カレンダーはもう色チェックも終了。つまりすでに2021年に向けて撮影している

この照明、ケルビンどのくらいですか?と照明も確認

午後に打ち合わせに行った出版社は、今は「年賀状のムック営業が佳境ですよ」と言っているくらいで、出版印刷業界、先を行ってますね

その編集部でさわった、ミラーレスカメラ

これ、デザインクラシカルだけど、ミラーレスなんか・・・

あんまりカメラのこと詳しくないんで・・・上だけ見ると20年前のカメラみたいじゃん

これが ライカなら(以前持っていた)触手が動くのだが・・・

Canonのカメラは分かるけど、他は正直全然分からないのであります。

たまに撮影会で、いろんなメーカーのカメラの使い方を聞かれるが

プロカメラマンですが

「すいません、全然分かりません」用語も違うし、システムに入っていけません・・・なので、Canon以外は聞かないでください(笑)