ヘリで行くお宿 アコンカグア

ヘリ仲間の機体で飛んだ熊本の阿蘇の新しいリゾート

「アコンカグア」

https://aconcagua-resorts.net/

南阿蘇は高級なリゾートがないということから、オーナーが新たに建設オープンしたホテルへ

ここは、場外離着陸申請しているのでヘリで行けます。

今回このヘリで行ってみた。

 

なにしろVIEWが素敵

プールも夏は最高じゃない

南阿蘇、景色も空気も良いし、ロケーションも良い

熊本空港からヘリで5分~10分

ウチの本家というか、古庄家はこの奥の方なので、子供のころからこの辺はなじみがあり

南阿蘇は何度行っても飽きない。この前日も近所の道の駅でランチをしていた。

 

今回オーナーによくしていただき撮影したので、ぜひヘリで行かれてみてください。

まあ私の名前を出せば、宿泊料金が100円くらい割引になるかもしれません(笑)

保護犬輸送

熊本でのフライト完熟飛行の帰りの話

シェルティレスキューという団体の預かりさんボランティアをしているので

保護犬を輸送

熊本の悪条件下にいた子を保護して福岡の預かりメンバーが数週間預かり、

ウチに託してくれて空輸

羽田の事故でペットを預けるなんて・・・という人もいたが、こういう輸送で救われる命があるわけよ

さらに羽田空港に仲間が迎えに来てくれ成田へ

小さい子供犬

(下)右はウチの子、左が新入り、熊本で保護されたから、熊本の花のりんどうが由来で「りんちゃん」と名付けてくれた

ウチで避妊手術などをして、あとはずっとのおうちで可愛がってもらおう。

まだまだ保護犬出そうなので、できる限りボランティアをさせていただくつもりです。

エティハド航空A350-1000

12時成田着のアブダビ発 エティハド航空がA350-1000になった

これまで来ていたB787は40機、9割撮影したところで(日本に全機来るのだろうかという問題はおいておいて)

機材変更

A350-1000カッコイイじゃん!

保有機数は5機

先週晴れた日に2機は撮影済なので、残り3機

次から次へと撮るものがあって、成田は飽きないというか、追いつきません・・・

これぞ番号集めの面白さね

晴れた日はデスクワークをしながら、撮っていないエティハド航空が来ると出動

ただし、エアバンドを聴いていないと、AかBかどっちに来るか分からないんだぜ

172にはじまり172に終わる

フライトに行くときに紹介された同じフライトクラブのお仲間

「元ブルーインパルス5番機に搭乗していた方」

エアラインパイロットから、ブルーインパルスからいろんな方で、

飛ぶのが好きな方が集まるのでなかなかおもしろい。

 

その5番機の方は、現在は〇空港で教官としてセスナ172で飛んでいるそうで、

 

(セスナ172とは訓練機で世界のベストセラー 小型機乗りのほとんどの人がフライト経験ある機種)

 

「ブルーインパルスにお乗りでしたら、セスナ172なんか止まっているみたいなもんじゃないですか!」

と言うと、

いえいえ、セスナ172難しいです。

「セスナ172にはじまりセスナ172に終わると言われるくらいです。」

名言出ました!

手前がセスナ172、奥がセスナ152、アメリカ時代の空撮なので、両方共に私がいた会社の訓練機で

私もよくどちらも飛んでいたが、セスナ172は機長時間もあるが正直苦手である。

もちろん飛ばせるが、どれもそうだが奥が深い機体

 

なので、やはりセスナ172は入門機だが、ブルーインパルスの方が飛ばしても難しいと言われる機体

いや~、最近セスナ172乗っていないけど、

この方の後輩の新中央航空のPILOTもセスナ172は奥が深いと言っていたが

セスナ172をナメちゃいけない、基本だが実は奥が深く私も乗りなれていないのでそこまで深みに行けていない機体でもある。

なのでプロ中のプロはセスナ172が難しい と言うんだな

そうでない私のような中途半端なパイロットが、セスナ172がは乗れるとか言うんだな・・・

入門機セスナ172 奥が深いのであります。

今月と来月発売の新著

今週ズーミング旅客機という新著を出しました。

子供むけ

だけど、大人もこたえられるかな?

なかなかおもしろいでしょ?

 

そんで来月はコレ

旅客機デザイン解体新書

現在絶賛構成中

二冊同時進行だったので、めちゃくちゃ多忙で年末年始なしでした。

これで、売れれば、少しはボランティアの保護犬活動の面倒が見られるぜ・・・

 

現役戦闘機Pilotでも

出入りしているある飛行場 パイロット資格者が所属するヒコーキクラブにて

現役戦闘機パイロットで、「事業用多発」 という難しい資格を所持している

(自衛隊戦闘機乗りだと機種にもよるが、この程度の民間資格がもらえるらしい)

しかし、シングルエンジン 要するに私がちょくちょく乗っている飛行機は単発なので乗れない

資格として飛ばせないため訓練を受けて、イザ試験へ

フライト試験の前に口頭質問があるのだが

「ガバナー」という機構について試験官から質問され、適格に返答できず

試験中止、フライトできず・・・・

厳しい~!

めちゃくちゃ厳しい!

 

ガバナーのシステムについて、私も説明できるか?と言われると、かなりヤバイので

改めて勉強しました。

そのくらい日本の試験はシステムについてきかれる。

例えば普通自動車の試験で

「パワステのオイルはどこにタンクがあるの?概略図を書いてみて」とか

「この車のエンジンオイルの量はどれくらい?」

とか

「燃料給油ランプがついたら何分走れるの?」

とか

「ヒーターはどこから熱をとっているの?説明して、

その場合、出力はどれくらい下がるの?」

など、答えられる人がいるのだろうか?

 

そういう事を試験では聞かれます。飛んでいて何も役に立たない知識だけど

おかげで、自分が乗る機体、システムを勉強したので、だいぶ透けて見えるようになってきたけど

まだまだ勉強しないとな・・・

羽田空港フォトコンテスト アーカイブ賞求む

羽田空港フォトコンテスト 毎年アーカイブ賞(古い写真)の応募が少ないので

ぜひご応募ください。

こんな、後ろにダイエー、サンヨー、シャープとか懐かしいでしょ

80年代後半 展望デッキにて

京急羽田空港駅は名前だけで、羽田空港からだいぶ遠かった・・・

今や面影もありません。

なぜ、なんでも機長に聞くのか?

報道を見ていると、航空関連の事案が出ると、なんでも

元〇〇航空機長という人が出てきて解説をする。

今回の1/2の事故でも、まともなことを言う方と、にわか航空評論家みたいな人や

業界でも「あの〇〇航空元機長の発言はおかしい」と評判の人までさまざま

 

数日前の千歳のCXとKEの機体がプッシュバック時に当たった事故も、元〇〇航空機長が解説しているけど

「キャプテン、プッシュバックしたことないですよね?トーイングカー乗ったことありますか?」

というような人が解説している

写真はイメージ

航空なんて専門分野が細かいから、全てを語ることは不可能

この間もヘリの事故を元B747機長とかが解説していたが、

すいません、ヘリ操縦したことあります???という内容

 

分かりやすく言うと、脚を骨折したけど、その解説を眼科医や皮膚科医がするようなもの

心臓病で皮膚科に行かないでしょ、眼科にも行かないでしょ

そりゃ医者だから一通りのことはやっているだろうけど、

そんな専門外のこと詳しく解説できないでしょ

なので、メディアの専門家の解説もどこまで信用できるかは、ビミョーです。

 

しかし、全然知らないことを堂々と、めちゃくちゃに語る方がメディア受けが良いので

専門家でも元〇〇航空機長でも変なこと言う人の方が息が長いのかもしれない、そんな風に思うこのごろです。

掛け算しながら飛ぶ

年齢や経験にもよるが、ヒコーキは最低100時間くらい乗らないと、ちゃんと乗れるようにならない

100時間とは飛んでいる時間のことで、(エンジンが回っている時間)パイロットの経験は飛行時間で表現というか

表すことができる。

もちろんオートパイロットを入れて、ずーっと飛んでいる1時間と訓練で1時間の間に何度も離着陸するのでは

熟練度というか経験はだいぶ違うが、最初100時間は乗らないと、つかめない

 

私の場合、ヒコーキは30年前に免許をとって、セスナ150/152/172、パイパー28、ビーチクラフト36

最近はFA200、あといろいろ乗っているので、だいたい最低限は乗りこなせるが、ヘリはまだまだ

なのでフライト

機種によって、操作はもちろん、感覚がだいぶ異なり

ホバリング(空中停止)もこの機体はパワーがありすぎて、大きく操作してしまうとお釣りが来てしまい

めちゃくちゃ難しい。

 

教官いわく、

「ボールを投げられますか?」

投げられます

「じゃあ、あのキャッチャーのミットにめがけて正確に投げられますか?」

無理です。

というように、飛べます というのと、キチンと項目通りに飛べますは別

ホバリングも、この機材で上手く安定しないと

「頭の中で掛け算、5の段とか6の段とか数えながら操縦して」と言われる

 

そうすると、無理に動かそうとせず、ちょっと安定してくるそうで、確かにそうであった。

ただし、これはライセンサー(パイロット資格所持者)の場合で、基礎ができているからだそうで訓練生は

「ちゃんと考えて飛んで操作するように」と言うそうだ

いや~、こうやって最近の機体は航跡が残るから、ちゃんと飛んでいるかがバレる・・・

このパターンを見ると、まずまず悪くない

離陸からクロスインドエントリーはヘリなので、後ろが来ていると速くランウェイを空けてあげたいので

速く旋回してるのと、MAX POWERテイクオフの科目をやると高度が上がるので、ターンする箇所も早くなる

一応書いておかないと、知らないヒコーキ乗りが見たら、下手じゃんと思われるけど、違うわけよ・・・

効率的配置

30年前から通っているフェニックス空港

やはり日本との違いが見られるのが面白く

こうやって給油車両が来るのではなく、どうせ320シリーズかB737しか入らないスポットなんだから、給油の車は赤線のところにスタンバイ

もう動かさないし、他の車両もなるべく動かさすスムーズに配置

ほらね737-800かA320シリーズのみ、なのでトーイングカーもバゲージ車両も定位置が決まっていて

最短コースで接続できる

エアバスA320シリーズの売りはコンテナが使えることだけど、

「そんなのカンケーねえ!」B737もやるんだから、この方が効率的とコンテナなんか使わない

さらには、横にヒコーキが来てんのに、ランプを堂々とずらずら横断

駐機場内だけど、これ日本でやったら呼び出されてめちゃくちゃ怒られるレベル出禁になるかもしれん・・・

安全が確認できてれば、なんで遠回りしなきゃいけないの?

横切ればいいじゃん、というのがアメリカ流

まあ安全レベルのスタンダードはちゃんと厳しいし、FAAの監査もめちゃくちゃ厳しかったけど

緩いところと、そうでないところの分け方がしっかりとしている。

それがアメリカ、まあ良し悪しは別としてFAA基準が日本にも大きく影響を及ぼしているしさ

こういうのを見ていると面白い

燃料車の形もだいぶ違うでしょ。