World of Warplanes
航空関係メディアでパイロットライセンサーと言うことで
今日18時に日本語版テストがリリースされた World of Warplanesというゲームの発表会に呼んでいただいた。
正直ゲームは詳しくないが、映像がリアル
機首を上げすぎると失速するし、旋回も難しくなかなかリアル
年代は第一次世界大戦から朝鮮戦争のころだそうで、
チームで 爆撃機、戦闘機、攻撃機など担当を割り振って戦うこともできる。
機体もいろいろ選べ、兵装や性能もチョイスできるのがマニア心をくすぐる
シーンも北欧や夜やアジアなどさまざま
ノーズアートなども好きなものが選べる。
航空関連のゲームがお好きな人なら、はまるかも
ちなみにすでに世界中に1200万人以上のPILOTがいるそうな
詳しくはこちら
中長距離LCCの逆襲
JALが中距離LCCを787でやるそうで、準備中とのNEWSが最近あるが
LCCは短距離のビジネス という旧来の説をまだ通している人もいるが
今回であった新規LCC 大西洋超え
LEVELというスペインのLCCで イベリアやブリティッシュエアウェイズを持つIAGグループが親会社
さらには
ノルウェジアンロングホール
しかもGレジ
英国に別会社を作り、EU離脱しても英国からの便を運航できるという逆転の発想
ノルウェジアンが欧州内を飛び、ノルウェジアン・ロングホールが長距離を飛ぶ
JALのLCCも787なので、こんなイメージか
Anyway ScootもJetstarも787で中距離路線を飛んでいるので、787のLCC
ありじゃない?
A320.737シリーズだと飛べる路線も限られるので、これからの事業展開としてはおもしろいでしょう。
方針転換
ついに出た
ALASKAのエアバスA320
これはヴァージンアメリカを吸収したためだが、
なにがすごいって
アラスカ航空のおひざもと、アラスカを名乗るのに本社はアラスカじゃないシアトル
シアトルと言えばBOEING
なのでノーズには
Proud for ALL BOEING (全てボーイング機のプライド)と書いていたのに
吸収でエアバスを入れたというか、入ったというか・・・
個人的には途中まで買収合戦をしていたジェットブルーが勝てばいいのにと思っていた
理由はヴァージンアメリカのベースはサンフランシスコ、ジェットブルーは西海岸もあるけどベースはニューヨークJFK
なのでバランス良くなるし機材もA320同士だしと思ったが、アラスカ航空がWIN
航空業界の風雲児リチャード・ブランソンのヴァージングループも、なかなか苦戦しています。
まあ、何事もビジネスがうまく行くわけはないので、苦労や失敗もあるよね・・・
正しい飛行機の待ち方?
地上スタッフの皆様、
暑い中 今日もお疲れ様です。
冬は寒いし大変なお仕事だと思います。
ちなみに航空先進国アメリカでは、飛行機がスポットに車でダラダラのんびり待ちます
トーイングカーの上に飲み物もOK、暑いしね・・・
そんで、数分して飽きると
ダラダラするよね・・・寝るよね~ 別にいいんじゃない と私は思う
これを日本でやったら
「けしからん!たるんでる!」と大炎上するが、
日本はなにごとも精神論から入るけど、
安全に、ちゃんとやってりゃいいんじゃないの
毎回思うけど、第二次大戦中アメリカの戦闘機はノーズアートにいろいろ描いたりして遊んだし、中にはヌードみたいなのもあったが
当時の日本でゼロ戦にヌード書いたら
「キサマぁ!舐めてんのかぁぁぁ」と大変なことになっただろう、銃殺?刑務所?
この精神の違い、余裕の違い
海外の航空関係WEBだと、コクピットから撮影の写真がバンバン載っていて、私も含めみんな見て、すげえな~と喜ぶが
日本のエアラインパイロットがこれやると大問題になる。
一般社会でもWEBでも
批判をする際はアメリカ人は実名で堂々と批判するけど、
日本人は批判するときは、無名かハンドルネーム、そのくせ表ではFacebookで「いいね」を押したりする。
こういうのってどうなんでしょうね・・・
ちょっと話がそれたけど、日本人って病んでいるのかと考えてしまった。
エムブラエルの勢力
時間をみつけてはアメリカロケの写真の画像処理をしている。
やはり海外に1週間以上行くと、日本を客観的に見られるし、情報で得たものよりも自分の肌感覚で
航空業界の流れなどが分かるのが楽しい
まず、今回感じたのはエムブラエルのERJ170や190シリーズがものすごく増えているということ
DL、AA、UAはもちろんジェットブルーやアラスカ(運航はHOLIZON)などなど、ものすごく機数を増やしている。
20年前はショート、BAE31、BE1900、ドルニエなどいろんなメーカーがあり
10年前はボンバルディアCRJシリーズかEMB135・145という感じ
それが今やコミュータージェットの8割はERJ170や190でしょう、という感覚
CRJの勢力は弱くなっているのは見ていて分かる。
もちろん学者じゃないから統計とっていないけど、東海岸、中部、西海岸とまわって見た撮った感覚ではそう
でもさ、やはりEMB110バンデランテがあり、EMB120ブラジリアがあり、そんで135/145があり
今のERJ170‐190につながり、長年努力していて、パーツ供給、信頼、認証、乗員の資格や訓練施設などトータル面でここまできたのだと思う。
このマーケットはデカいが、MRJが入るとどう変わるか、シリーズ化してコツコツやることも当然視野に入れているだろう。
さらにエアバス220も参入し、アメリカの工場での生産も視野に入れているそうなので、
コミュータージェット業界がどうなっていくか、企業研究、エアライン研究という観点でもおもしろいテーマだと思う。
Skyteam2018
普段から デルタ、ガルーダ、大韓、アリタリア航空さんなどとお仕事をさせていただいている関係で
スカイチーム2018イベントにゲストスピーカーとしてお呼びいただいた
https://travel.watch.impress.co.jp/docs/news/1132953.html
この日の第2部の演出は前代未聞
200名以上いるパーティ会場に007のテーマ曲が流れると
12名のCAさんが結婚式のように バーンと開けられたドアかえから整列して花道を作り梅雨払いをしてくれ
各社CAさんが振り向くと、左右6名づつ立っているCAさんの間を超望遠レンズを担いだ私が歩いて行くというもの
その写真はないのだが、誰かにいただいたら載せます。
Anyway Skyteam 各社さん特徴あるし、いろんなエアラインがあるからおもしろい
日本だとどうしてもJAL ANAに目が行きがちだがグローバルな世界なので、SKYTEAMもおもしろいよ
下手すぎたアプローチ
一人で飛べると教官からお墨付きをもらえたので
(資格はあるが、レンタカーのようにそう簡単に飛行機は貸してくれない)、
今度は計器飛行
5年ぶりぐらいにILSアプローチ(計器進入)
「リクエスト・ランウェイ30 プラクティスILSアプローチ」を管制塔に告げ承認をもらいレーダー誘導と進入を行う
本番は外が見えないようにされる(雲の中のイメージで計器だけを見て進入)
とくにこの計器
上下の針を中心の〇から出ないように飛ぶ、(この写真は入力前)
ときどき速度計、降下率、エンジン回転数を見ているともう針はずれまくる。
「Flaps 10」(フラップ10度)をコール
「アホ!VFE超えてるだろ!(フラップを出して良い速度)」
し、しまった・・・基本だぜ
す、すいません、スピードを落として ホワイトアークを確認
フラップを下げると揚力が増すので、進入が直していてもずれる
写真はイメージです。8つの計器を見ながら+エンジン計器に注意して降下
デシジョンハイト(最終進入高度)まで来て、目の前の外を見えないようにしていた紙が取り除かれると
か、滑走路右にずれてんじゃん
まあセスナなので、高度はOKなのでここから立て直してランディング
へ、下手すぎました、ド下手でした
教官いわく、「まあ何度かやればいけるよ」と慰めをいただいたが、計器飛行は久しぶりにやるとダメダメです。
しかしさ、最近のパイロット訓練生はこの計器が見られないわけよ(友人の30歳 737乗りは丸形計器で飛んだことなし)
なぜかというと、最初の訓練からグラスコックピットだから
後輩で現役機長にこの散々たる結果を話すと
「FD(フライトディレクター)ないんでしたっけ?ニードル(針)を追いかけてILS?あーもう無理無理」
時代はグラスコックピットに変わりつつあります。
じゃあグラスコックピットで飛べばいいじゃんか、と思うあなた、
グラスコックピット機はめちゃくちゃ高いんです。私のような庶民じゃアナログ計器でまだ当分行きます。
というわけで訓練終了、帰国であります。
EOS学園 受付中
7月28日からスタートのEOS学園 航空写真教室
現在受付中 中級レベル 午前と午後教室あり
https://forum2.canon.jp/public/seminar/view/9878
正直、昨日もフォトコンテストの審査をさせていただいたが、
教室くれば、ここをこうして とか、撮影データがこれではNGとか説明させていただくので、レベルアップができる。
待ってるぜ!