ZIP AIR X ロンハーマン

昨日はZIP AIRとロンハーマンの特別塗装機の取材撮影

 

メディア集合場所に行くと、いつもと違いオシャレな方々もチラホラ・・・

理由は、広報の方が「まずロンハーマン様のゲストの方、メディアの方 先に参ります」

と声をかけるとオシャレな方々がずらずらと行く

 

残るは「オシャレではなく、おじさんばかりの乗り物メディア関係者 含む私」(笑)

 

我々はロンハーマンって何? アパレル?

セレクトショップ?

 

プレスリリースには 「スペシャリティストア」と書いてあるけど、スペシャリティストアって何?

新聞社の人は 「スペシャリティストア」なんて記事に書けねえよ、何屋さん?

と我々の知識レベルはそんなもんである((笑)

そんなロンハーマンとコラボ機がこちら

 

我々はJA850Jだから新しいSHIPだな、とかファッションよりそっちの話題である((笑)

さて機内、ヘッドレストカバーがロンハーマンに

これを10秒くらいで、手持ちで手前から奥までピントを出して水平を出して即撮影しないと、人が入るし

撮影も順番なので機内撮影テクニックが求められる

機体番号JA850J 3月にデリバリーした新造機にデカールが貼られた。

昨日のホノルル便からこれがフライトしていて、とりあえず10月までのコラボなので

JA850Jが来たら要チェック、とりあえず撮らねば。

ちなみにデカールは両サイドにあり。

混み合うアウトレットの帰りは

先週日曜日は木更津のアウトレットでセレブ撮影

 

陽も傾いてきたころ、VIPの方々が帰るところで、このアウトレットは「バレーパーキングもあり」

 

道路情報は

「アクアライン川崎まで渋滞」

「京葉道路千葉を頭に〇km・・・」と大渋滞、

 

つまり東京方面に帰るのはめちゃくちゃ時間がかかる。

なので、セレブの方はアウトレット近所にある木更津ヘリポートへヘリを呼び

車を横付け

「いや~定価100万以上する靴と服でサイズが合うやつが半額、しかもこのブランド普段はこんなに下がらないんだよ」

と言うことで入店10分で50万円以上購入したそうで

そんなブランドの紙袋を持ってヘリに搭乗

おお~木更津金田IC めちゃくちゃ混んでるぜ!

 

海の中に一直線に伸びるアクアライン、

美しい!うーん、下々の者たちはアクアラインをダラダラ渋滞しながら移動しておるな・・・

 

 

しかし今日は左席(機長は右)で自分の操縦じゃなくて良かったぜ、このまま5分飛んだら羽田空港だから直進したくなるぜ(笑)

 

ついでに海ほたるでも眺めて行くか・・・東京方面、大渋滞、このまま海底トンネルに入ると真っ暗で嫌だろうな

 

 

さてヘディングを東京ヘリポートに向けると、ここから10-15分で新木場

ここまでくれば渋滞はない、

もしくは横浜在住の方なら横浜西ヘリポート(今井ICそば)へ行くという手もあり

 

混み合う渋滞は避けてヘリ移動。やはりこれでしょ!

 

房総半島にあるコーンズやポルシェのサーキットに行く方も、お宅のフェラーリやポルシェはサーキットに置いておいて

帰路は渋滞知らずのヘリで、

 

あ、私の撮影車は木更津ヘリポートに置いたままだけど、ヘリで取りに行かねば・・・(笑)

撮影技師と呼んで

カメラマンだけどデスクワークも多く、毎回言うが経費精算、原稿書き、パワポ作成、写真整理、撮影旅行の手配、請求書など事務処理も多いが、

あるクライアント様からの依頼書は以下抜粋

撮影技師は、事前に撮影箇所の状況調査を十分行うこと

(4)撮影作業・現況調査にあたっては、事前に打ち合わせを行い、作業計画書(様式任意)を提出すること

(5)撮影は令和5年5月~8月に行うこと

(6)その他、実施に際し疑義が生じた際は、打ち合わせを行うこと

3.成果品

(1)デジタルカメラ 5,000万画素以上で撮影したカラーRAWデータ

以上抜粋

そうか!カメラマンでも写真家でもなく「撮影技師」というのか

レントゲン技師とか、臨床検査技師とか そういう技師なのか

技師だぜ技師!  名刺に書かないといけないな

なんか、できる技術者みたいな感じじゃん(笑)

Wikipediaによると

技術者の意味で使用される名称。「技師」というと、戦前では官職名称でもあり、内閣の任命になる高等官を意味するものであった。

なんだかえらそうじゃん!!!

さらには成果品

デジタルカメラ5000万画素って・・・サイズ大き過ぎるぜ

今や2400万画素くらいで、A1いやA0も余裕(ちゃんと撮れていれば)しかも使用するのは基本2L程度なので、そんな画素数は必要ないがお相手がお役所なのと、相見積なので、そんなこと説明するとも野暮

これが教室なら「画素数が大きくても画素ピッチの問題もあるので・・・必要なし」と説明するんだけどな~

というわけで、こういうのにもデスクワークで対応しないといけない。

また出した見積書が全て通るわけではないし、見積で負けることもある。

そんな地味な日々を送っております。

写真がないとつまらないのでポジスキャンした747SRスヌーピーでも

尾翼にANAロゴなし、スヌーピーはPILOTだからこういうのにはあってるよね。

明日から2025年

某航空会社の2024カレンダー写真の締め切り、追加撮影が先週で終了

候補写真の写真家色見本をオフィスでプリント

もう明日からは2025年カレンダーに向けての撮影がスタートする。

まあ別の社の2024カレンダーは写真用意オーダーが来たから、その作業がはじまるが

今から2025年にいる機材&機体番号を狙うのも、なかなかハードルが高い。

(機体番号をチェックして、その年に在籍していないとNG)

そんな中、撮影に出ていて さて帰ろうか、と思っていると無線機から

「ココナッツ303」というコールが

ココナッツ???

なんじゃそりゃあ、どこのエアライン?

と思ってレーダーをチェック、やってきたのは中国のCRJ

最近プライベートジェット増えたよな~

同じ日に撮影したエアバスコーポレートジェット

ちょっとサイズ的に大きいので、ハンドリングなども必須だから使い勝手は

ガルフストリームやグローバルエクスプレスの方が良いが

スペースが欲しいというわがままな方にはエアバスコーポレートジェットか

ボーイングビジネスジェットBBJ(737のプライベートジェット機)なのだろう。

円安だし、セレブはプライベートジェットで飛来する時代になってます。

明るさは正義

ナイトフライトカレンダーという 写真を撮る人なら夜の撮影がどれだけ大変か分かると思うが

夜ばかりのカレンダー撮影を行っているので、明るいレンズ必須

こういうやつ

明るいレンズはお値段が高いので、(性能もその分良い)レンズを買いそろえていると

「ギャラよりレンズ代の方が高いんじゃねえの?」という事態になりかねない(笑)

そんで、少し前だが

RF28-70 F2L IS(手振れ補正)なし ざっくり41万円

RF24-70 F2.8L IS(手振れ補正)つき ざっくり30万円

どちらを買うか悩み検証

F2 IS(手振れ補正)なしかF2.8のISつきか、差額10万 IS(手振れ防止)の威力はいかに?

あなたならどうする? このFの数値は明るさだが、少しでも明るくなるとめちゃくちゃ値段が上がる

=暗くても撮れる

そんで、悩んだ結果

RF24-70 IS(手振れ補正)つき、ざっくり30万円のレンズを導入

先週、空港内夜撮影仕事で、三脚を持参しじっくり撮るか と思ったら

制限エリア内強風

つまり三脚をたててもぶれるし、機動力+明るいレンズ=早いシャッター速度にできる=ブレる確率が少ない

カメラ三台に キヤノンのお高いレンズ

RF15-35mm F2.8L

RF24-70mm F2.8L

RF70-200mm F2.8L

の明るいチームが大活躍!

やはり明るさは正義であります。

だって「撮れてませんでした」とは言えないし

「私 失敗しないので!」くらい言わないと、次から仕事なくなるぜ!

ただし、コストはかかってます・・・トホホ

ANA B767 99機コンプリート

もうさ、先々週のさくらオンシーズンは天気が悪くスタンバイ状態だったので、連日ANAのB767のポジスキャンをした話は書いたが、こういう初代スターアライアンス塗装もポジ時代

このペイント、各社入るからいいんだけど、どこかつぶれると塗り直しになるという問題が発生

社名はABC順だが、エンジン上のANSETTオーストラリア航空は倒産

末尾のVARIGブラジル航空も消滅

詳しくは著書「消滅エアライン」

https://www.ikaros.jp/sales/list.php?srhm=0&tidx=10&Page=1&ID=5018

 

こうしてANAのボーイング767 全99機コンプリートが確認できた。

特に200型は古いので撮っている人も少ない

あとは300Fは ピュアフレイター(順貨物機)旅客機からの改造型ではないは機体番号末尾がJA601FとかFがつくが、こいつはJA603A 旅客機からの改造

じゃあJA603Fは?というと、リース機でわずか5年しか在籍していなかったレアもの。

機体番号をチェックすると、こういうのも分かるし撮っているとうれしい、

なので全99機コンプリートは意外と大変

合併を象徴するようなこんなペイントも ボディNCA、尾翼ANA

レアものです。短い期間の運航でした。

黄色は撮影済、最初は歯抜けだったのが、撮るたびにだんだん黄色が増えてゆき

最後はコンプリートする。これがスポッター(機体番号を集める)の楽しみであり醍醐味。

お金じゃ買えない、自分が行って撮った結果が表れる。

別にコンプリートしても何かもらえるわけじゃないけど、自己満足です!

加工が当たり前になるのか

先週のエイプリルフールの日 AIに作らせた静岡の洪水の写真がNEWSに出ていたが

AIが写真も作成する時代

あと10年もしたら

「写真は作るもので、え、昔は撮りに行っていたんですか!」と言われるのかも・・・

 

そんな話を写真学校で教えているEOS学園の同僚の先生と話すと

「若い人はスマホで最初から加工ありきで写真を見ているので、加工や合成があたりまえです

そんな人たちがこれから増えるので、なんでもありになるかも」

 

つまり、これまでは晴れの日を待って、人がいないタイミングで苦労して撮影するが

これに後ろに富士山を足して、虹を入れて飛行機を狙いの機体に入れ替えて 完成!

 

なんて状況になるのかもしれない・・・・

AIのせいで「天気を待って苦労して撮れた一枚!なんか意味がなくなるのかも・・・」

 

とりあえず、あと10年か15年か乗り切らねばならないが、どうなることか・・・

すでに空の色を変えたり、GPSで撮影した場所と月の位置とクレーターの位置(見えた場所での月)が

出せるAIもあるそうだし。

 

 

制限エリア内は貴重だぜ

今月もう1回やる成田空港制限エリア内撮影

ふつう羽田や成田など大空港の制限エリア内で撮影したカットは

「個人で楽しむオンリー」

つまりSNSなどで出せない、私もそうしているしほかのプロカメラマンもそう

それがツアーだと、SNSだろうがフォトコンテストだろうがOK!

これってすごく大きなポイント

だってこの間、羽田空港で仕事でさんざん制限エリア内で撮影したけど、出せる写真と言えばこれだけ

「ランチはJALの社食でリーズナブルで美味しかったです」しか言えない。

なので、制限エリア内の撮影会はめちゃくちゃ貴重なんだぜ

そもそも主催しているGPAさんは成田空港直轄の会社で、ふだんは出張の手配をする会社でコロナで

出張がなくなったからこんな企画をしているだけで、出張手配で忙しい今後はこのツアーにかまっている暇はない

となる可能性もあり

要するにこんな滑走路の横に下りられるチャンスはいつまでもあるわけじゃないし、写真を自由に使える出せるのもレア

仕事で制限エリア内に入ると、当然クライアント様の要望のカットを撮らねばならないし、JALの仕事で入って、

「おお~ANAのA380、でかいですね!いいですね!」とか撮ってられないでしょ

まあ個人的にANAのA380のカラーリングは好みでないが・・・

というわけで今回CANONユーザーのための会だが、空きがあれば、おすすめします。この貴重さ分かってほしいわけよ

●午前の部 募集ページ
https://gpa-nrttour.resv.jp/direct.php?direct_id=191

●午後の部 募集ページ
https://gpa-nrttour.resv.jp/direct.php?direct_id=192