掛け算しながら飛ぶ

年齢や経験にもよるが、ヒコーキは最低100時間くらい乗らないと、ちゃんと乗れるようにならない

100時間とは飛んでいる時間のことで、(エンジンが回っている時間)パイロットの経験は飛行時間で表現というか

表すことができる。

もちろんオートパイロットを入れて、ずーっと飛んでいる1時間と訓練で1時間の間に何度も離着陸するのでは

熟練度というか経験はだいぶ違うが、最初100時間は乗らないと、つかめない

 

私の場合、ヒコーキは30年前に免許をとって、セスナ150/152/172、パイパー28、ビーチクラフト36

最近はFA200、あといろいろ乗っているので、だいたい最低限は乗りこなせるが、ヘリはまだまだ

なのでフライト

機種によって、操作はもちろん、感覚がだいぶ異なり

ホバリング(空中停止)もこの機体はパワーがありすぎて、大きく操作してしまうとお釣りが来てしまい

めちゃくちゃ難しい。

 

教官いわく、

「ボールを投げられますか?」

投げられます

「じゃあ、あのキャッチャーのミットにめがけて正確に投げられますか?」

無理です。

というように、飛べます というのと、キチンと項目通りに飛べますは別

ホバリングも、この機材で上手く安定しないと

「頭の中で掛け算、5の段とか6の段とか数えながら操縦して」と言われる

 

そうすると、無理に動かそうとせず、ちょっと安定してくるそうで、確かにそうであった。

ただし、これはライセンサー(パイロット資格所持者)の場合で、基礎ができているからだそうで訓練生は

「ちゃんと考えて飛んで操作するように」と言うそうだ

いや~、こうやって最近の機体は航跡が残るから、ちゃんと飛んでいるかがバレる・・・

このパターンを見ると、まずまず悪くない

離陸からクロスインドエントリーはヘリなので、後ろが来ていると速くランウェイを空けてあげたいので

速く旋回してるのと、MAX POWERテイクオフの科目をやると高度が上がるので、ターンする箇所も早くなる

一応書いておかないと、知らないヒコーキ乗りが見たら、下手じゃんと思われるけど、違うわけよ・・・