通りがかりの01TC

エアバスH-130で九州南部のフライトから戻る途中、天草飛行場の空域を通過するため

天草フライトサービス(管制)にコンタクト(通信)して上空通過許可を得る

 

そんで空港を通過すると、ん?ランウェイ上に機体が!

おお!!「ジュリエット・アルファ・ゼロワン・タンゴチャーリー」ではないか

 

あの朝ドラの主役の機体である。

すでにNEWSで出ていたが、天草で前輪が折れた(操縦ミスだろう)ようで、そこを

たまたま通りかかったわけである。

こちらの機体にはPilotが4名搭乗していたので

定期便も来るので早く動かせばよいのに、定期便を欠航してまで現場検証優先のようで

そこは考えた方が良いよね、別に死亡事故でもないし  と話していた

そんでこのエアバスH130は私が乗っているロビンソンR-22/44(初心者です)とは

メインローターの回転が逆、つまりアンチトルクベダル(飛行機で言うラダー)が逆

まあフライト中は足は自然に動くが、踏みしろというか、力加減がいまいち分からず

後ろ席から「ボールを見てよ、酔うよ(笑)」とアドバイスが入る

この計器

慣れていないので、機体が横滑りしてしまい、これを見ながら足の力加減を変えるが難しい

そんでヘリはクルーズとエアタクシー(速度が遅い場合)の操縦や反応がかなり変わるが

この機体はペダル操作を早め早めに、さらにエアタクシー時の右ターンは強くする必要があり

エアタクシーがド下手で、反対方向に機体が向いてしまい、オーナーに操縦を変わるはめに

まあ、慣れらしいがアドバイスによると

フェネストロン(この後ろのプロペラ)の力加減が、テールローター(後ろのプロペラ)

がむき出しの機体とは違うそうで、慣れが必要との事

AIRBUS H-130操縦させてもらいありがとうございました。

勉強になりました。

 

めちゃくちゃ良い機体だと思います!ロビンソンより断然操縦しやすいです。

マリブのコーパイ

Piper MALIBU という高性能機がある。

上昇限度25000ft(ジェット機のちょい下)、航続距離2500km、ライカミング製350馬力エンジン

時速400km弱という単発機なのに高SPEC

計器飛行のチェックをするのでコパイ(副操縦士)で乗ることになり、チェックリストを

上空でYS11を抜いたとか、熊本から北海道まで4時間で行くとか、ほぼジェット機に近い性能

なので一人PILOTだが、実際は一人だと忙しい

いろんな機体に乗ったけど、Piper Malibuは初めて

でもさ、後ろに座席が4席あってテーブルも出て居住性が良い

これって後ろに乗る機体だぜ(笑)

ソラシドエアに待ってもらい、ILS(計器飛行)進入

200ftで「アプローチングミニマム」

「チェック!」

知らない人が見れば「セスナ?」の部類にくくられるサイズだが

一応操縦できる資格はあるが、だいぶ訓練しなきゃいけないだろう。

そんな高性能な機体です。

小型機乗りのあこがれの機体でもあります。

撮られる側の気持ち

技量維持や自分のパイロット審査があり熊本空港へ

 

すると、「いつも空撮で写真撮る側で指示飛ばすけど、撮られる側(PILOT側)の気持ち

も分かっていた方が古庄さんのためになるでしょ」

とすでに空撮並走のお膳立てがされていて

TAKE OFF

これまでに何度も編隊飛行の撮影はしていますよ。近いし、プロペラをまわして撮りたいので

高速シャッターは切れずめちゃくちゃ難しいミッションですよ。

しかし撮られる側とは・・・

 

左席(機長)は私、右席には編隊長も務めるベテラン教官と二人で上昇後、

交信をしながら10時の方向のエアバスH130を追いかける。

ヘリだけどH130は、速ええな、こちらのFA-200じゃなかなか追いつかないぜ

 

Maintain Visual Separation 視認しながら近づいて距離を取る

そしてミッションスタート

Oops ち、近いぜ!と思い操縦桿を右に切ると

「ダメ、逃げるな、そのまま高度、速度、ヘディングを保て!」と教官

逃げると向こうが追いかけるから、向こうを信じてしっかり飛べ!

(撮影は右席の教官)

 

と言っても山も近いし、多少揺れし、突風とかあったらヤバイので

高度計、昇降計、速度計、方位をクロススキャンし、キッチリしっかり飛ぶ。

 

撮られる方もめちゃくちゃ神経使うぜ・・・

い、いや~勉強になりました。

 

なお、訓練空域で合法に撮影?いや編隊しているので安全だし、

ここでは「大人のブルーインパルスごっこ」みたいない4機編隊訓練を毎月やっている。

平均年齢60代だけど、皆さんバイタリティあるぜ!

 

続々NRT新規就航

23日から韓国のエアプレミアが就航

NEWSによると数日前にソウルでLAO Airlinesの機体と接触したので、まだそんなに機数ない会社だけに

ちゃんとNRT就航できんのか?と思いきや、NEWSソースでは、LAXに使う機材をNRTに投入したらしい

ってことは、LAX行とNRT行きでコンフィグレーション(機内仕様)が長距離とアジアで違うのか?

現在B787が3機運航しているが、今年アメリカの砂漠で4号機を撮ったので、これが来るか?と思いきや、そうではない

しかしこの塗装、787の新しいエアジャパンに似ていないか?

ホワイトボディに紺尾翼でオレンジのアクセント

うーむ、エアジャパンはまだイメージ図しか出ていないけど、遠目で見れば同じだぜ・・・

それ以外にもTK トルコ航空 B787も戻ってきたし

けっこう狙うものあるぜ。でも原稿やその他の仕事もやらねばならないので、撮りたいヤツだけ撮りに行き、あとはオフィスで仕事。

天気も安定しているので、冬は寒いけどコンディションは良いので、じっくりと狙うことができる。

予算オーバーのスペアキー

今年オープンカー1号車の入れ替えを行った。(2号車はそのまま維持)

これまで乗っていたのは1998年型のCorvette

長らく乗ったが、マニュアル車だし、レアなので買った時とあまり変わらない値段で売ることができた。

そんで、入れ替えたオープンカーは冬でも快適なのだが スペアキーがないため

スペアキーを作りにディーラーへ

(写真はイメージ)

成田のディーラー(ディーラーでないと鍵の作成ができない)だが

今回も「中にどうぞ」 となり

「今、サービスの者が参りますので」と座って待つこと15分

別の人が

「お待ちになりますか?」と聞いてきた

いやいや、サービスの人が来ると言うので・・・

「あ、失礼いたしました。車はお預かりになります(リモコンセットアップがあるので)ので、夕方にお越しください」

夕方はいいけど、だったら待たせないでほしいぜ・・・

ちゃんとしているように見えて、毎回必ずダメダメな成田のメルセデス

ちゃんとしていない風なら、「まあ車屋さんなんてそんなもんでしょ」と、こっちもそう思うのでノープロブレムだが、建物と格好だけはちゃんとしている。

これまでも、メルセデスは、こういうわけわからん対応ばかりで、

ビジネス本としてベンツ日本支社長の本は読んだことあるが、

ベンツディーラー=良いとは全然思えない。

だいたいさ、ディーラーって

私がタイヤ交換をお願いしてる友人のタイヤ屋さんは

「ディーラーの人が、自社でタイヤ変えていることにして、車を持ってきてウチで(下請け)作業してます」

とか

「ディーラー整備しかしていない信頼のある車両しか扱いません」とか能書きはあるけど

車やさんで、先週ふつうの車オークションに出ていた車を「ディーラー認定中古車」

と偽って売っていることもあり、そういう世界

そんで完成したスペアキーを取りに行くと

76000円になります!!!

ひえええええ~

以前メルセデスML55AMGの時は3万円代だったが、今じゃ8万弱って

「す、すいません。用事を思い出しました」

って帰ろうかと思ったぜ(笑)予算オーバーだぜ

RF135mmをテスト

「ボケ味が美しいRF135mmレンズ」 とかポートレートの先生は言っているが

飛行機写真の場合、ボケ味は花と絡める際には使うが、この時期そんなシチュエーションがあまりなく

F1.8 という明るいレンズなら、夜どれだけ撮れるかが勝負

先週成田に初就航したBatik Airマレーシアを狙いに出動するが

成田のB滑走路はめちゃくちゃ暗い

到着21時で暗闇の中でスタンバイすると機動隊が

「何されているんですか?」

写真撮ってます

「なんの????」

飛行機です

「飛行機?こんな夜にですか?」

はい、Batik Airというのを撮りたいんです

「あ、そうですが・・・お気を付けて・・・」とあきれられた(笑)

 

そんで、めちゃくちゃ暗いB滑走路で

「マリンド」というコールサインで入電

トリミングなし、135mm F1.8L いけるじゃん!

「明るさは正義である」

こういうレンズ、良いに決まってんじゃん

しかも一度発売したら10年とかリニューアルないレンズ(この手のは)

だし中古でも高く売れる

そんじゃA滑走路の離陸機を狙うと

トリミングなし、

もう一度言います

「明るさは正義である」

夜こういうの撮れると困るんだよね~

売り切れ続出の「JALナイトフライトカレンダー」とかの撮影に良いじゃんね

お、お値段30万円代であります。

こういうレンズは欲しくなるから借りてはいけない

「ダメ・ゼッタイ」(笑)

あれば撮れる、ないとナイトは撮れない・・・

シャッターボタンを押す感覚が・・・

「飛行要望書」の打ち合わせを重ね、前日の天候調査もGOOD

パイロット、私、運航管理全員が視程も良好、風もなしのコンディションと判断

ミッション当日、ヘリポートにAM7時集合 「RWY34の離陸機をこう狙うため・・・」

と打ち合わせ、

が、しかし

「ん?この寒いのにRWY16使っていないか?微風だし、え、でもなんで・・・」

で、でもさ、すでにレーダー室に電話も入れたし、上がろう!

 

朝の地上気温(離陸位置)は-1℃

シートベルトを締めて、高所作業ハーネスつけて、ドア閉めて、

あ、ドアないんだった・・・(笑)

 

上の写真は京成高砂駅付近、中川と新中川が分かれるあたりで環七が通っている。

0m地帯で生まれ育った私としては、低地は水が怖い、だって江戸川区なんて大雨の最は

「高台はないので全員区外に対比」ってさ・・・

まあ写真は江戸川区の北の葛飾区だが、似たようなもの

 

 

そんな事を考えていると管制より、とりあえず6000ftへ上昇の指示が

え、もっと低い高度リクエストだったぜ。「ろ、六千」ですか、6000って、

 

飛行学校で習った知識として、1000ftで気温は二度下がる。

地上気温が0度として、6000ftだと-12℃、そこをドアがない状態で110ノット(200km)

で飛ぶって、正常な人のやることじゃない

いいですか、繰り返しますが-12℃で、200kmでドアなしで進むんだぜ。

頭悪いです!

 

視程はGOOD

高いよ~、怖いよ~、ドアないよ~、なんてことはどうでもよく、

とにかく、ものすごく寒い寒い寒い(笑)

 

しかし東京タワーがあんまり高く見えないぜ、高いビルが建ちすぎ

もうさヘリの高度じゃないよ、ヒコーキの高度だよ

自分の操縦ならキャブレターの「Icing」(寒くて取り入れた空気中の水分凍結によりエンジン停止)が心配になるが、今日はベテランパイロットなので、ノープロブレム

俺ならあんまり飛びたくない・・・「キャブレターHEAT ON」にしながらゲージを見たい

 

正直な感想として今日は管制官がハズレで、ミッションイマイチ・・・指定高度に行けないのと、神経質なのが無線から伝わる。

 

写真はイメージだが、指だしの手袋をしているが、シャッターを押す指の感覚がない

ヘリのOAT(Outside Air Temperature)外気温計もだいぶ低いぜ・・・

そんな中 EOS R7は頑張ってくれました。

まあ、とりあえず生きて帰ってくると、「今年一番の寒さ」だとか、

いや~、死にそうでした・・・(笑)

 

 

 

GPA夕景ツアー報告Part2

金曜日に行われた NRT Charlie FURUSHO フォトツアーVol3夕景

滑走路横で撮影後、ランプタワーで夕景狙いへ

HNLから来るカメが遅れたので、到着時刻がずれてしまったが、いい感じの夕景に

この時間第一ターミナル第二サテライトを望む

ランプタワーとは

この右のタワーの展望室に入ることができ

階数としては16階くらい

ここから見る夕景は最高です。

貨物地区と遠くにはスカイツリーも

成田からスカイツリー見たのは初めてだぜ

そのあとはJALのCAさんのサーブ付で、古民家レストラン御料鶴貸切

ビジネスクラスのディナーがサーブされた

あとはパネル展示と軽いセミナー

(写真提供Wさん)

次は春のさくらの時期なんかに企画しては という意見があったので

前向きに、前のめりに検討いたします。

 

GPAツアー成田Part3報告その1

金曜日に開催した成田空港夕景ランプツアー

平日なのに人が来るのか?と思いきや、意外と

「土日は仕事があるので平日開催で助かりました」という方もおられ、南は下地島、北は埼玉より

お越しいただいた。

今回はフツーのバスなので、A滑走路横へダイレクト

Clear SKY 視程GOOD、

この冬の斜光で機体の下まで光がまわり、コンディション最高

B777-300ERが目の前でテイクオフ、成田らしい絵が撮れる。

夕陽に輝くターミナル

カメが到着遅延、皆さんカメ撮りたいので、移動時間をずらして撮影

担当者さんが「1時間以上も外に皆さんいて大丈夫ですか?」

いや、ここなら大丈夫です!キッパリ。

しかし途中 温かいお茶サービスもあり

個人的にアタリな機体はコレ 機体番号 B-1156 B737-446SF

そう、下2桁46 となればJAL発注機

1995年にJA8991としてデリバリー

これですよコレJA8991

JEXで活躍、最後はJTA 2014年売却で貨物機改造され最近は週に1-2回NRTに

CHINA LONGHAO AIRLINESで来ている。

元JAナンバー機がまた戻ってきてくれるとうれしいわ~

という感じで次回は後半の報告をします。

 

 

コストパフォーマンスが良い車

先日のラジオの収録でお会いした 松任谷正隆さんも、なんでも鑑定団の北原照久さんも

こだわりの車に乗っている。

車の趣味って、会えば人と人との距離が近くなるから不思議というか、楽しい

そんな中、ある意味コストパフォーマンスが良い車がコレ

イタリア車、アメリカ車、ドイツ車、フランス車、イギリス車といろいろなメーカーの車を所有したが

ちょい古いロールスロイスは、皆さん興味ありだし、ウケる!

1995年型 シルバースパーIII(IIIはめちゃくちゃ少ない、日本にも何台あるかってくらい)

まあ私の場合、人にどう見られるかなどは完全無視の車選びなので、オープンカー二台持ちとか

「左ハンドルしか乗らない」とか非常識と言われる事をやっているが(笑)

ロールスロイスはエレガントで、乗せてほしいと言われることもしばしば

しかしロールスロイスに限らず、アメ車もそうだが輸入車のコメントとかいろいろ見ると

 

「ロールスロイスは維持費年間100万円いります」とか

「お金がかかる車なのでやめたほうがいいです」とか

 

いろいろネガティブな情報ばかりで、

ホントにオーナーですか?と思うような書き込みも多い

 

維持費(税金以外)はあんまりかからないし、ぜんぜん壊れないし、

輸入車歴20年以上だが

ちゃんとした年式(買ってはいけない年式もあり)をちゃんとした信頼できる車屋さんで買えば

ノープロブレム(ディーラーでもダメなところはダメ)

はっきり言って、オヤジが昔乗っていた、国産車の方がよっぽど壊れました!

そういう意味では、話題というか、車好きのセレブの方と話すのには好都合で維持費がかからず

壊れない車です。

ちなみにSPECは 「Enough」何馬力だの言わない、当時SPEC非公開

訳して「必要にして十分」と言っていたのも渋いぜ

 

なお、仲間で、シトロエン2CVという変態車、いや個性的な車に乗っている友人がいるが、

彼は彼で、また車で一目おかれるので、コストパフォーマンス超絶良い車種でもあります(笑)