実はこういう世界が一番おもしろいのかも

ヒコーキ趣味でも仕事でも人によっておもしろいツボ、楽しさは異なると思うが

やはりこの世界がもしかしたら一番おもしろいのかもしれない

自動操縦なしで大空を自由に飛ぶ

昔の訓練所仲間で今やJET機のラインパイロットの教官でも「同じ給料くれるならセスナ172で飛びたいですよ」と言うヤツもいるくらい

中には「エアラインはPilotの墓場」という小型機乗りも(個人の意見)

しかし、同期でラインパイロットはこう言い返す

「操縦はセスナの方がおもしろいかもしれない。でもこっちは後ろにCAが乗ってんだぜ!」

ってそこかよ(笑)

最近は日本の航空会社は 勝手に飛ばれると飛行時間の管理ができないとかで、プロパイロットが自分で遊びで飛ぶのを控えるように言うエアラインもあるが、昔は日本のメジャーエアラインのパイロットが龍ヶ崎飛行場に数人で出し合ってプロペラ機を遊び用に持っていた、なんてこともあったが、やはり飛ぶのが根っから好きな人もいる。(そうでない若い人もいるけど)

アメリカのエアラインPilotは休みは州空軍で戦闘機に乗っているなんて人もいるけど、そこはベースが日本と全然違う考え方だから仕方ないんだろうな

まさに腕一本で飛ぶ職人芸、ヘリパイロットの世界もそうだけど、こういう使用事業と言われる世界も目に見える範囲で全ての動きが分かり楽しいんだぜ


セスナとか乗っているんですか?

よく「セスナとか乗れるんですか?」と聞かれるが、

日本ではセスナ=軽飛行機と思われているケースが多いが

正式はメーカー名なので

 

セスナはJETもバリバリ製造してるからね、それらは乗れません。

なおセスナサイテーションのすげえヤツはB747を抜いていくくらいのSPECがあります。

51000フィート、978kmのサイテーションX(写真下)

翼の後退角が早そうな雰囲気

私が乗るのは、こういうの、訓練所時代のフィルム

飛行学校時代は仲間とBlue Anagels(アメリカ海軍の世界一優秀なアクロバットチーム)ごっこやろうぜ、と編隊飛行してやりたくもなるが、

「オメエとは嫌だよ」と怖いしあまり近づくと当たると嫌なので、断る、いや断られる。

まあ、セスナの操縦、意外と難しいし面白いんだぜ

旅客機はシミュレーターでもそうだけど、ある程度は自動操縦と機械任せで飛ぶのがスタンダードだけど、全てマニュアルで一人操縦、

こんなおもしろい乗り物他にないぜ。

だから毎年アメリカに飛びに行くのさ

これなんだか分かる?

クライアント様の SKYTRAX5スターエアライアン様からいただいた小さなポーチ

なんだろう?と思って開けると

マジックテープが下についていて、形としては

こんな感じ、下のところがマジックテープね。横は片側だけ一部空いている

これなんだか分かりますか?

答えは下にあるので、少し考えてみてください。

GARUDAさんによれば「日本人はたいがい分からず、何に使うのか聞いてくるんですよ、大きなパンツですか?とか」

実物を見ても、何に使うのか私も分からず、だがインドネシア人なら当然分かるそうで・・・トラベルグッズだそうで

正解はこれ

キャリーケースのカバー

下はこのようにとめる

横からは

取っ手を出す。なるほど~

いや、分かんねえわ~、しかしところ変わればトラベルグッズも変わるもんだな。

これがあればカバン汚れないし、盗難対策にもなるし、使えるグッズかもしれない。日本で流行るかな?

研修生

仲間の映像カメラマンといつものようにTEAMで仕事をしていると

「今日は研修生が来ているのでよろしくお願いします」と言う

その研修生は大阪芸術大学写真学科の方で人当りもよくナイスガイ。

やはり、航空写真家とか、3K仕事 

キツイ(機材は重いし天気にめちゃくちゃ左右される)、怖い(熊が出そうとか、ハブが出そうとか)カッコ悪い(国内海外問わず、終日空港フェンスの前にいるし暑い寒いあたりまえ、デスクワークと比べて過酷)

さらには写真をお金にするのは大変だし、60代のベテランでも、その上から「テメー、バカ野郎!」と言われる体育会系 

が、しかし、なるべくさわやかに、

「我々は若者があこがれる仕事でなければいけない」と、あの先輩も映像カメラマンも、レクサスに乗ってみたりして若者に夢を与えているが、そんな話にだまされたのか、

まちがえた 基、

若者があこがれる仕事と思ってくれたのか、研修生が来るのは良い事で、私のところにも基本弟子は必要ないしとらない、そもそも給料払えないが、弟子志望が来て現在挨拶から訓練中。

まだ、若いのでどうなるか分からないけど、まあ大変だぜ、足引っ張るヤツや妬みがうずまく世界だけど、本当に好きなら、根性とパッションがあれば、勤まるかもしれない。
まあよくベテランの方々と話すが、まずは基本航空雑誌のフライトレポ取材もの10年やって一人前。なので早い方がいい

でもいまハイアマチュアの方で上手い人たくさんいるし、これからプロカメラマンを目指すのは大変だと思うわ、WEBで無料でいい写真もたくさん見られるしさ

適切な写真はないので、ちょい前に撮影したオマーンエアの787、なかなかステキな塗りでしょ。

ハードルが高いレジ集め

スポッターなら、日本のエアラインのレジは基本的にコンプリート(新機材が来るので終わりはないが)琉球エアコミューターとか撮りづらい、集めづらいのもあるのは事実。

実は大穴というか、ふつうの人はあまり行かない調布飛行場 定期便の新中央航空もそうで

先日お邪魔した際には「32番が引退します」と教えていただき、撮っているかチェック

一応今いるフリートは全て捕獲済だが、たまには調布に行かないと撮り逃しがあるかも

まあ時々、取材で新島などに飛ぶことも(数年に一度)あるので、新中央さんには楽しく乗せていただいているが、飛行機好きならこの規模のエアラインが実は働くのは面白いかも・・・

私はその昔、社員数4万人だか5万人の米系大手エアラインにいたが、誰もが知っている会社で世界中のネットワークがあり、機材数もとんでもなく多かったが、事業規模が大きすぎて空港勤務じゃないと自分が何屋さんに勤めているのか分からないくらいだった。

その前の小さなエアラインは、ほとんどの人が顔見知りで、大会社の歯車の歯ではなく自分たちで飛ばしている、「いや俺がやらないと飛行機飛ばない」という実感があった。

なのでコミューターエアラインもなかなか魅力だぜ

実際飛ばすのも、大型機とは違う技術いるんだぜ

私の後輩というか、Pilotライセンサーは国内定期航空会社でジェットで1年飛んで辞めて(20代)この会社の入社試験を受けたが不合格

そんで、今は別のエアラインでボーイング機の副操縦士をやっているくらいで、タイミングももちろんあるが、飛行機小さければレベルが低いわけじゃないからさ。

Anyway 新中央航空レジ集め、関東に住んでてもなかなか難しいんだぜ。

タヌキ顔のNeo

セントレアでお仕事、来月はターミナル2もOpenするし、旅客需要増えてます。

もう1本の滑走路計画もあり、

夏休みなので空港は混んでいて、ランチをどうしよう・・・となっていたが

Flight of Dreamsへ行けば、メインターミナルビルよりは空いている(それでもいい感じで席は埋まっているが)ので、ランチ&お茶するなら涼しいしココ

そんで、お仕事撮影シンガポール航空A380狙いのオマケで、アシアナのA321Neoを捕獲!

A330NeoやA350と同じ顔仕様にしていて、パッと見分かりやすい

なかなか愛嬌がある顔していて、これもありかも。

どう?

キャセイ欠航表示だが飛んでいる

続:香港国際空港

ラウンジで余裕ぶっこいていると、香港在住スペシャルエージェントが空港に来て、外の様子を教えてくれた。

以下写真2点 HKG Special Agentより

上は出発階のバリケード、下は到着階に座り込みをするデモ隊

ラウンジにいると、出発案内は聞こえてくるのにCNNは全便出発便停止とNEWSで言っている。まあチェックインはできない状態と教えてくれたので、それくらい出発階はひどい状態だったのだろう。

空港の出発表示 だがじわじわとゲート番号が出るし、フライトレーダーもCancelledの表示から、出発時刻が現れる。

欠航なら代案を考えないといけないので何度も係員に聞くが「飛ぶよ、ノープロブレム」と余裕の返事だけ

そんで、ターミナル内のボードは

キャセイとドラゴンは欠航してません!との紙が

という事は、暴徒には空港運用停止と思わせておいて実際は運航、って作戦?

CXの根性なのか、まあチェックインできなくても乗り継ぎ客もいるし飛ばすんだろう。

というわけで、RRエンジン搭載のA350-1000の機上の人と無事になりました。

表示は飛ばないのに飛んでいるという貴重な体験ができたが、

ちょっと今回へんぴなところに行くのであと2レグ、さらには目的地に24時間遅れでホテル代、現地の航空券無駄にしたばかりか、最予約で被害額10万円オーバー。(保険適用外)

まあこういうこともあるさ。

飛ぶのかキャセイ

続:前回のキャセイラウンジより

ラウンジで仕事をしたり、ターミナル内で撮影をしながらラウンジを移動

キャセイラウンジは大きいし、4箇所あるしエンジョイできる。

夕刻になると怪しい香港在住のAgentが空港に来てくれ状況をレポートしてくれる(ホント)それによると、私の乗る便は空港WEBサイトはキャンセル

だがキャセイのWEBは定刻、どうなってんのか?

ラウンジで見るCNNは全便欠航と言っているけど、出発アナウンスもあるし、実際離陸している。まあニュースもあてにならんということだな

下の写真:後ろにCX機見えるでしょ。

ヒコーキ見ながらシャンパン飲んで、ハーゲンダッツ食べて、食糧あるし、シャワーもあり

悪くないんじゃない?つーか、住めるぜ、わりと快適

たぶん飛べるでしょ・・・




香港空港ナウ

昨日のブログの続き:高雄で降ろされホテルへ入ったが

深夜ホテルのドアの下からレターが

10時発になった、という事でバウチャーももらえ、まずまずのホテルでご飯を食べキャセイパシフィック航空が用意してくれたバスで空港へ

私の知識が古ければ教えていただきたいが、

確か運送約款では「天変地異、デモ、戦争、その他予期せぬ・・・は保証されない」はずだが、まあ人道的処置なのだろう。なのでありがたくトラブルを楽しむ

高雄~香港でもサンドイッチが配られ、

無事香港国際機場に到着

ただし乗り継ぎカウンターがこんな感じ、

この先の組んでた旅程がぐちゃぐちゃになり、頭の中で地図を描き、乗り継ぎ先目的地の「この空港は?」「じゃあここに飛べない?」など交渉

まあ「仕事人クラス」なので多少スムースな扱いをしていただき

相変わらず出発案内には「取消」の文字多数

だいたい、ランプエリアを見てもCX機の動きがいつもより少ないし離着陸もかなり少ない

あとは、すでに手配したホテル、レンタカー、現地のエアの変更、キャンセル作業をシャンパンを飲みながらラウンジで作業開始

さすがに展望デッキに行く勇気はなし(閉鎖か?)

こんなトラブルもどうやったら目的地に早くつけるか、エアラインの就航先と地理、時差の勉強になり頭が働いて、それはそれでわりと楽しめるし、カウンターでの交渉は英語力も試されるので、悪くないぜ!

キャセイパシフィック航空ダイバート

普段スケジュールはあまり書かないが、ネタ的に旬なので

今日のCX527便で香港へ、高度30000メートルのくつろぎの空間であったが

途中機内の地図が香港から行先が、台北、そして高雄へと変わった。

まあ、設定ミスかな?と思うとアナウンスが

「当機は香港空港ディストラクションにより高雄へ着陸いたします」

という事で高雄へ、

ここで数時間待機すれば飛べるか?機内から降ろされないけど・・・

想定されるのは乗務員の拘束時間オーバーで飛べなくなるか・・と思っていたら

「香港空港の見通しが立たないためここで宿泊となります」となり

入国の際はパスポートをキャセイパシフィック航空の係員に預け、さらには777-300ではハンドリング機材がないのか?預けた荷物は降ろせません となり

パスポートなし、着替えなし、というていの良い

「身ぐるみはがされた状態」(笑)でホテルへ

前途の見通し不明でふつうなら暗くなるが、この仕事なら

「次のセミナーのネタになるぜ」とか「これで記事書けるかも」とかポジティブに楽しく過ごせてしまいトラブル大歓迎

とりあえずCX527のサインを見ながらバスでホテルへ

前途の見通しなし、出発どうなんのかな?

カメラ機材は超広角から超望遠までフル装備で持っているが、着替えのパンツはなし、これがキツイな・・・