変体による編隊

英語で言うとフォーメーションフライト

滑走路に乗るFA200をヘリから撮影、滑走路にいる機体をこのアングルから見るのはおかしいわけよ

着陸する飛行機を後ろから見るってシミュレーターの映像じゃないんだからさ(笑)

前方にFA200型機、こちらはエアバスヘリEC130

POWERがあるので乱気流の影響はゼロ

管制塔にも「フォーメーション」を名乗り飛んでおります。

ここからは接近してアクロバット飛行撮影なので、パイロットは私を入れて四名で警戒

機長、横で高度と速度を読み上げて位置を確認する副操縦士

右側監視のパイロット(後席)

左側監視件撮影パイロットは私、

アクロバットフライトを空から撮るという、変体による編隊行為のスタートであります。

ちなみに先方の機体の機長は某航空会社グレートキャプテン、ただし

「旅客機 計器飛行(仕事)はおもしろくない、自由に空を飛びたいんじゃあ」ということで休日は背面飛行とかしています(笑)

でも技術と経験は確かだぜ!

コールサイン:ヴィーナス

フライトベースであるKMJ 熊本空港でのこと

いつもフライトばかりで撮影はあまりしてないのだが、今回少し時間ができたので撮影に

エアバンドから ヴィーナスに数字 (Venus 10とか)で入電してくるので

なんじゃそりゃあ?なんか面白い機体でも来るのか?どこのエアライン???

と思っていたら、現れたヴィーナスとは 自衛隊のV-22オスプレイ

撮影してみると陸上自衛隊と書かれているではないか

なんかロボットアニメの機体みたいで、実機はカッコイイ!

左右のメインローターが逆まわり、右回りと左回りなのでトルクを打ち消しあっているので、操縦はできそうな感じがするし

ラダー踏まなくていいのだろう なんて考えたりもする。

しかしどちらぁエンジン停止になったら危険?と思い調べると、両方のエンジンがつながり生きているエンジンで反対側も

まわるので緊急時もなんとかなるようだ。

 

運航コストも搭載量も良い機体らしく、離着陸はヘリ、上がれば飛行機となる速度も速いので良さそう

さすが  Made in USAである。

佐賀空港に配備が決まったそうなので熊本空港にもバンバン来ているようで、翌日朝はオスプレイ二機と上空ですれ違い

自分が機長のときはオスプレイの次に離陸となり、身近な存在になりそうだ

熊本空港もターミナルがまもなく完成。

ヘリフライトの詳細はFacebookにアップしました。

ヒューズ269Cの操縦

昔のヘリコプター訓練機といえば、ヒューズ269C、元は開発したヒューズ300とも呼ばれていた。

調べたら認証を受けたのが1959年 ってすげえ昔、俺が生まれる前だぜ。

自衛隊も訓練で使用していたが、最近はほぼ見なくなり、今や飛べる機体は日本に3機だけ

30年前勤務していたアメリカの会社には訓練機としてあったが、私は操縦していない。

そんで、今回 貴重な機会をいただき「乗ってみな」という話に熊本でなった

外観はトンボみたい、コンパクトな機体だがローターが三枚あるので、ハンガーに入れるときに苦労した記憶がある(場所をとるし隣の機体にあたる)

定員は訓練機の場合2名、遊覧だとCPレバー(アクセルみたいなもの)のところに座席をしくので、横三名乗り

上の写真見てよ、マフラーむき出しだぜ、エンジン機器もほぼ見えている。

二人乗りの場合は機長は左で、ウチのヘリ ロビンソンは機長席は右なので、右に座ると、この機体は機長は左だから左に座れとなった。

計器はこれだけ、ナビゲーション計器がほぼない

VORもDMEもADFもDGもなく、マグネッティックコンパスだけ

なので完全地上目標のみでフライト。

地理に明るくないと無理!

離陸前のブリーフィングで、「ロビンソン22(世界一操縦が難しい)に乗れるPilotなら乗れます、(じゃあいけるのだろう)ガバナーがないので計器を見ながらグリーンアークの中央付近にマニュアルで合わせる、MAPはイエローの手前をKeepしながら飛んでください」

というわけでテイクオフしてまずはホバリングで感覚をつかむが、R-22に比べてホバリングしやすいし、いけそうな雰囲気

ただし着陸をミスると、グランドレゾナンス(地上共振して機体がバラバラになる)が起こる機体だから、それを頭に入れて発生時はリカバリを考えて離着陸しないといけない

子供のころに毎年行っていた親の田舎でも見に行くかな(ここ) 超ド田舎(宮崎県&熊本県)

飛行機とは異なるこの高さが楽しいんよ

(前方には阿蘇山)

「速度は遅いのであまり高度を上げないこと」と言われ巡航で80KIAS、気を抜くと60KIAS(100km強)って

ヘリでも遅い速度だが、それが逆に楽しく、旧高森線のあたりをのんびり空中散歩

こういう乗り物楽しいな~、また操縦した機体が1機種増えたぜ!

AM3:30から山登りの方

旭川空港で帰りの便のチェックインを待っていると

「あれ、もしかして古庄さんですか?」と声をかけられた

 

その方は以前羽田でお会いしたことがある方で、この日は

JR北海道なんとか線のキハ40首都圏色を撮りに東京から来たそうで、

(この色)

2両しかないので、運用に入っているのを確認して飛んできました、と言う

しかも撮影場所は山で、AM3:30にかんじきを履いて、仲間と二人で一時間半かけて山登りをして道を作り

朝日が出ると別の場所で始発を撮り、再び山に登り撮影したというツワモノ

 

「ええ~朝3:30なんて、危険でしょ、昨日マイナス18℃でしたよ!」

いや、この時期は熊が出ないので、良いんですよ・・・

 

って、遭難するぜ! しかしやるなあ、病弱な私は無理です・・・

 

飛行機も詳しく「TGのサンパアパアが・・・」とか言うが

ん?サンパアパアって???

おお~A380のことね

 

鉄道の人は ゴッパアサン (583系のこと)

とか

ヨンパアゴ とか(485系のこと)

とか言うのでピンと来なかったぜ

 

さらには、その方と羽田で別れて、1階の横断歩道を渡っていると別の方からも「チャーリィさんですよね」と声をかけられ

やはりキハ40狙いで女満別インの旭川空港アウトで行かれていたご夫婦。

帰りはメルセデスのセレブ車、ゲレンデヴァーゲンで颯爽と帰られたが、北海道の国鉄車両が今熱いようだ。

マーケット的に難しいのか旭川

旭川空港撮影で思ったことは、国内線は羽田便しかない

この時期はJAL4往復、ADO3往復、機材はボーイング767か737

これだけの需要があるのなら、伊丹~旭川線があっても良いがない

 

以前 成田~旭川をスカイマークが飛ばしていたが、需要がなく撤退

私も利用したことがあるが、ガラガラであった

さらには、LCCも(まあ地元の支援や補助金のケースもあるが)成田~女満別、釧路にPeachが就航したが

旭川の方が稼げるんじゃないの?と思うが、実はそうでもないのかも・・・

 

実際ANAも利益が出る路線は自分たちが入り、利益が見込めないとコストが安価な

手下のエアドゥやソラシドに就航させるのは常套手段。

なので、そんなにメリットがない路線なのかもしれない。

 

767をはっていて(投入していて)そんな状況なら、イールド(座席あたりの売上)が少ないのか

なんてことも考えてしまう。

まあ、行けばそんなエアライン、ビジネス視点で空港を見ることができるのも、楽しみ方の一つである。

 

何しているんだか分からない人

ニュースを見ていると、最近の強盗事件の犯人がつかまり

近所の人のインタビューで

「スーツ着て出ていくのを見たことがないし、いつも出ていく時間バラバラだし、身なりも適当だし、

何をやっているのか分からない人でした。真っ当な仕事には見えなかったな~」

ふむふむ、ん?

 

それって俺も一緒じゃん(笑)

 

スーツ着ない、出ていく時間はバラバラ、緊急出動だと身なりも適当、

近所からそう思われているのか・・・

 

しかも変な車を乗り回しているので、真っ当な仕事には見てもらえないのかもしれません・・・

 

この日も旭川から羽田に着くと、至福のとき

 

屋根を空けてミッドナイトの湾岸線を走る

オープンカー最高だぜ! 旭川帰りで耐寒装備なのでへっちゃらさ!

長年オープンカー二台持ちという、後ろ指を刺される生活をしているが、航空写真家は空を見上げてナンボの商売

 

さらに、最近入れ替えたオープンカー1号車は、ウインドデフレクターのおかげで、風の巻き込みがほぼなし

さらにはエアスカーフ(首の後ろに温風が来る)もあるので、冬に屋根を空けても快適。

4600ccツインターボのおかげでスムーズライド

 

ただし、大事なことを忘れていた、

東京は花粉があるのであった・・・おかげで目がかゆいであります。

というオチ・・・

AKJ二日目

最近国内のホテルがなかなか取れない

今回はあの「星野リゾート」

お値段安価で評価は高い、まあビジネスホテルだけど、変わった部屋である

撮影ポイントで車を止めていると、「青年、歩きかよ!!!」やるなあ!

現場写真、雪の壁はまあまあ高い、この上に登るが、けっこう雪が崩れて埋まる

しかし、山はあまりキレイに出なかったが、経費分取り戻せるかな???

これが職業カメラマンのつらいところ、本当は経費+人件費だかんね。

というわけで、北海道名物スープカレーを食べて

HNDに帰ります。

HND 6:45発

デスクワーク、画像処理、納品作業、次のセミナーに向けてのパワポ作成などを行い

ずーって天気をチェックしている旭川を見ると

ウェザーニューズ、Windy、Windfinderはバラバラだが、あるものは月曜「晴れ」、あるものは火曜「晴れ」予報が出ている。

忙しいけど、スケジュールはなんとかなる。

 

気圧配置は南に高気圧があるので、南風運用と思われ、悩むが

悩んで行かずに「行けば良かった」と後悔するよりは、行って後悔した方が良い(経費がかかるので限度がある)

そこでHND 6:45発の便で旭川へ

 

羽田空港に5:30過ぎに到着、朝6:45なんてターミナル内は空いていると思いきや・・・

チェックインして荷物を預ける列が長蛇の列・・・1時間以上前にいるのに、結局

「6:45発、旭川行きのお客様ぁ」と呼び出される始末で、先にセキュリティチェックを通らせていただいた

しかしこの混み具合どうよ・・・これがAM10時発とかなら、二時間前には空港に行く必要があり

もしくは荷物は預けている時間はないぜ、全部機内持ち込みだぜ!

 

そんで

「到着地の天候は晴れ、気温はマイナス18℃です」

ひええええ、寒い~

とりあえずターミナル横の撮影ポイントへ向かうが

雪が深くて、耐寒装備でくるぶしより上まである靴の中に雪が侵入

しかも風はピューピュー、凍死するかと思ったぜ・・・

なんとか撮影して、北海道といえばセイコーマートに行くと

自称「あんこ研究家」としては、こんなのを見つけたら食さなくてはいけない

「ようかんツイスト」

撮影可能便は6往復

こんな場所で読書、

飽きたら、近くの富良野線に行くが、車両が興味ゼロ

まあ自然の中で読書できるので、幸せかもしれないが、

到着30分前からは、滑走路のリクエストもあるので、エアバンドを真剣に聴いて撮影しております。

 

 

こんな状況になるぜ

コロナ明けだからが、さくらの山もウチのSHOPも今年は人が多い

 

そんで、すでにさくらの問い合わせや、写真オーダー、原稿書きなどいろいろ舞い込んでいるが

今年のさくらの山は混みそうでしょ

これは2019年、こんな状況での撮影は覚悟でしょ

だったら、日曜日残席わずかだが、制限エリア内で撮影できるこのツアーの方が断然良いでしょ

https://gpa-nrttour.resv.jp/reserve/calendar.php?direct_id=43&x=1677638651

土曜日は満席、日曜日は今ならとれる。

駐車場満車で身動きとれず芋を洗うような中で撮影するか、有料でまたとない制限エリア内で撮影して

借りられるEOS R6 MarkIIを試してみるか、あなた次第です。(笑)

3947つながり

空港でお会いした某航空会社のパイロット

 

「古庄さん飛ばれるんですね、何で(機種)飛んでいるんですか?」

飛行機は熊本でFA-200という機体なんです

 

「え!FA200、僕よく乗ってましたよ、何番(機体番号)ですか?」

JA3947というSUBARUカラーの・・・と言いながらスマホの写真を見せると

 

「3947!僕が桶川で乗ってた機体ですよ」と写真を見せてくれた。

 

そのキャプテンはB747-400、B787の機長で、FA-200でアクロバット飛行をしていたそうな

しかし、B747-400、B787のパイロットでアクロバットやるなんて珍しいですね・・・

 

アクロのテクニックがおありなんですね~と聞くと

 

(旅客機のパイロットで趣味でアクロバット飛行をやる人は珍しい)

 

「僕、元ブルーインパルスの〇番機なんです」(経歴と号機を言うと分かる人なら調べられるので自粛)

えええええ!!!それは大変失礼いたしました・・・・

 

そりゃアクロできるわな・・・プロじゃん!

 

そんなんで、JA3947というFA200で人の縁がつながる、

 

ぜひ飛びたいと思う人は、飛んでいただきたい。