新千歳マイナス11℃

仙台で二日間撮影を終え、SDJ-CTSで飛ぶ フライトはIBEXのCRJ700

いつもの航空写真家御用達 脚立レンタルもある Sapporo Car rentalさんに行くと

「古庄さん、コレ乗りなよ、車好きでしょ、早いよ~ LSD組んでいるから雪もバッチリ、雪を乗り越えられるよ」

マジでこれレンタルしているそうで、

いやいやいや、そんな雪道慣れていないし、右ハンドルは普段乗りなれていないので、右の大きい車怖いし・・・

なので、フツーのつまらない車種も覚えていない車を借りて出動

車の時計だが、あの~(右上)お昼の11時(Pはパーキングに入れているので)なのにマイナス11℃ってどういうこと?

でも風があまりないので、仙台の強風より楽だぜ

ただし、この曇りのコンディションでやる気はでないがクライアント様の機体はしっかりと狙わないといけない。

狙いたいのは晴れの午前中の南風運用だが、そんなに物事はうまくいかず

クライアント様は1日で終わらせてというオーダーだが、さすがに1日ではリスクが高いので二日滞在

本当は1週間くらいいれば良いのが撮れるが職業カメラマンとしては費用対効果&スケジュールがいまそんなに取れないので、二日で終わらせることにしたが、

小雪が舞い光が出たチャンスはこの日わずかのみ

まあ冬の新千歳は天気予報もあてにならないし、こんなもんさ

コクピットで豹変(笑)

本気ではなく、あくまで雑談、エンターテインメントとしてお楽しみください

ひと昔前のPILOTは機長の力が強く

この間、フライトスクール時代の仲間と久しぶりに会ったので

「そういえば、この間、オマエの先輩のキャプテンに声をかけられて、フライトの話をしたよ、めちゃくちゃ温和な感じの良い方で」と言うと

「ああ~、あのキャプテン、もうリタイヤしたけど、大変だったんですよ、普段は感じが良く低姿勢ですが、コクピットに入ると豹変するんですよ、貴様ぁ、歯を食いしばれ!って殴られる勢いでウチのコーパイ(副操縦士)2-3人ぶっ殺されてますよ」

どういうこと?

「チェックリストを読むのが2秒遅いって、注意されて、もうそこから操縦させてもらえず、あとは全部ひとりで飛ばしちゃうんんですよ

何もやらせてもらえない、だいたい大型旅客機なので、メーカーが二人で飛ぶ飛行機ですよ って製造して会社の運航マニュアルにもそう書いてあるので

規定違反なんですが、今はいないけど昔はそういうパイロットいたんですよ・・・」

なるほどね~

今と違い、CRM 要するにパイロットのコミュニケーションが問われる時代の前はいろいろあったわけよ

仲間から聞くと、定期便のパイロットもなかなか大変、これ以上は書けない・・・以下自粛

冬季運航なんて、めちゃくちゃ大変、まあそんな話はお会いした時にでも聞いてください・・・

上の写真は、エアライン時代によく出張に行くとき

「お前FAA(アメリカ連邦航空局)のPilotライセンス持ってんだろ、今日は満席だからコクピットで行け」

という米系エアラインらしい配慮

写真はグアムのアプローチであります。機体はボーイング727。

蔵王を狙えミッション

二日間 仙台空港撮影

クライアント様のCREWを撮影してあとは、蔵王とウチの飛行機を狙ってください。

そのほかにはこんなイメージ写真を撮ってほしいです。と具体的なオーダーが

夜のこんな画も というオーダーだが、気温4℃、強風

めちゃくちゃ寒い

暗いし、こんなところで倒れたら、凍死間違いなし!

 

場所はランウェイ27のスレショールドの運河だが、最近 地元 名取市のさいひろみ さんと言う市議会議員のおかげで

飛行機ウォッチングスポットの駐車場も完成、なのでレンタカーをここに停めて撮影

さいひろみ先生ありがとうございます。先生は元カメラメーカーの方だけに、こういう配慮助かります。

そんで蔵王は残念ながら出ず。また行くしかない

というか、考えてみれば夜の写真はわざわざこんな強風で厳寒な二月に撮らなくても良いが

クライアント様の意向が優先である!

SDJ二日間 朝から夕まで、ちなみに関東からも行きやすい距離で便数もそこそこあり

 

さくらはまだまだだが、そういえばこんなセミナーやります。

インプレス桜フォト祭り 詳しくはこちら

https://ganref.jp/common/special/sakura2023/

昨日のお礼と さくらが撮れるかもしれないツアー

昨日のCP+

セミナー講師なのに関係者パスが手に入らず、仕方なくよくわからんパスを持たされ・・・

鉄道写真家の長根さんと対談

コロナで席が一つおきになっているので、立ち見になってしまい、お越しいただきありがとうございます。

もうさ、金曜夜便でオフィスに戻って昨日セミナーなので、余裕ゼロ・・・

さらには4月1日 2日のこんなさくらが撮れるかもしれないツアーも発売開始

 

成田空制限エリアでさくらが撮れる、かもしれない。

詳しくはこちら

https://nrttour.gpa-travel.jp/

ただし天気が悪くても、さくらが咲かなくても、散っても返金しません(笑)

でもさ、毎年制限エリア内で撮影をしていて、ここで撮らせてあげたい と思っていたが

その思いをGPAさんが実現してくれた。

貴重な企画だとおもうぜ。

絶妙な747プラモデル

この間の航空ファンミーティングで出たが、ナショナルの747のプラモデルでデカールを自作してここまで作り上げたセントレアの職員

なおこの747はマニアの間で人気で、昨年出した 魔改造旅客機という本に書いたが元山火事消火機でその前はJAL機

(魔改造旅客機を見てください)

この方以外にも「ルフトハンザのリモワ(アメニティキット)が欲しくてファーストクラスに乗りました」という飛行機好きの方などセントレアには飛行機好き職員がいて、そのおかげで航空ファンミーティングが実現できている。

しかしこの747プラモデルすごいよな

曲線のペイント マスキング デカール作成 細かい色入れ

さらには地上も作ったそうで、グレーの地面のライン、赤線、どれだけ手間かかってんの!

ちなみにセントレアでも そこそこ偉い方です(笑)

ちなみに24日発売の新著では、この機体の運用を一月追いかけて表にしたページもあり

チャーター機だけに、いろんなとこに飛んでます。

以前、この方からDC10をいただいたのだが、ダイキャストモデルの横に並べても遜色ないクオリティ

プラモデルでも作成する人の技術でプラモデルの安っぽさが消えるんだよね。すごいぜ

ちゃんとした資料がある

本を出す身として、掲載資料の出所が重要。

近年はWikipediaは便利だが、信頼性は微妙、間違いもあり、

今度の本も地図で見る世界のエアラインなので「外務省資料」などを参考にしているが、

飛行機の場合は古い資料なんかは本棚にいろいろある。

一部ではあるが、例えば

公的資料なので、出所を聞かれても問題なし

昭和20年までの日本の航空輸送について

ボーイングSST、FAAの超音速機の資料。

正直性能などは工学専門家向けなのでよくわからん(笑)

羽田空港ランウェイ33平行滑走路時代

トラフィックパターンがこの時代はあったんだな~

先日もある空港から「うちの空港で資料がないので、教えてください」

という問い合わせが

例えば「旧 秋田空港」のデータなんかもあり

以前 旧空港あとに行ったことあるけど、今は何もない。

古い資料、なかなかおもしろいでしょ。

 

コロナを乗り切れなかった人も

クライアント様との打ち合わせで

同じ年の方で、20年以上勤めたUNITED航空の成田ベース客室乗務員をやめて

次のステージ(航空業界)に行かれた方と会議

私が2001年のテロで米系航空会社を辞めたと話すと、似たような境遇だからかうち溶けて

「2001年のテロ、SARS、MARS、3.11(東日本大震災)もなんとか乗り越えたけど、今回はダメでした」

と語る。

現在航空業界は復活段階であるが、同業者というか仲間で、コロナの影響を受け名の知れた方だったが「自己破産」された方もいて、大変残念…

この世界も依然厳しい状況

(古いビクタービルの写真)

仕事の発注でも「広告出てください、ただしノーギャラです」とか

失礼なオファーもあり、それは仕事とは言わない・・・暇じゃないので遠慮します。

まあ受ける人もいるのだろうけど、そんな厳しい状況が続いている世界でもあります。

あとは、このまま現役あと15年くらいなんとか逃げ切れるかな・・・(笑)

まあ明るく、仕事をしております。これからさくらも咲くし、忙しいぜ!

渾身の色味なのか?

車をダウンサイジングしたため、いろいろありいつもの車屋さんへ

地球温暖化を考え(そんなに乗らないから、もともと大排気量でもエコである。それを言うと地球温暖化だのエコだのは一年取材したが怪しい面もあり)

「6750ccから4600ccツインターボへ2000ccもダウンサイジングしてしまった」

仲間に そんな話をすると

「5700ccを売って軽自動車にしました」というのなら分かるけど、4600ツインターボだと意味あるの?と言われる(笑)

あります!

なんだか マジで 低排出ガス車ステッカーが貼ってあるのでエコであります(笑)

そんでこの日お会いした、車仲間の方、右のベントレーを見に来られて

その方は現在 車を7台所有。SZと言われるベントレーターボRとロールスロイスを過去に5台乗り継いで

「売ると、やはりSZが良くてまた買っちゃうんだよね」

と言う方。

ご職業:お坊さん

この日の足はベンツのCクラスで

「なんだかんだで足はベンツだんだよね~、つまらないけどよくできているんだよね」

おっしゃることは共感できます!

車増えて、お寺の地下が基地みたいになっているのは知っていたが、「今ではベントレーがはみ出ていて、檀家さんにまずいんだよね~(笑)」と言っていた。

もうさ、この辺の車は買うのではない、下の写真のASKの右に書かれているとおり

文化財の「一時預かり人」なのである

さて本題、

売り出し中のベントレー

ツートンカラー

新車価格は3000万オーバーだが、ムーンビーム(シルバー)とメテオ 流星という意味の(紺)色味

写真より実車の方が色も素敵だが、新車3000万円でこの色味でオーダーした人の気持ちやいかに・・・

私じゃ選べないぜ・・・どうよ、貴方ならどうしますか?3000万オーバーのベントレー新車発注の色のチョイス

このツートンが「渾身の色味」のチョイスなのか、もしくは

「いや~儲かって仕方ないから社用車でも買っておくか、色味は遊んでみる?」というノリなのか?

しかし、街ですれ違っても目立つ車、

「昨日 銀座にいたよね」と聞かれても

「いや私じゃないです」 とは言えないくらいオリジナリティある色味。

いかがでしょうか?ベントレーアルナージ POWERもりもりあるぜ。

新車3千万が、これは今なら 3桁万円代で乗れます。

航空ファンミーティング御礼

エアライン各社をはじめセントレアさんのご協力により今年も開催できた航空ファンミーティング

チャイナエアラインさんはポケモンジェットを投入してくれるという多大なご配慮もあり、おそらくこれまでにない航空ファンミーティング来場者になったと思われ、企画を持ち込んで8年でここまでになったのは皆さまのおかげです。

関係者及び起こしくださった皆さまありがとうございました〜