白いカタール777-200

なんだかんだで忙しくデスクワークも多し

この日は昼間12:30着のカタール航空(通常はA350)がB777で撮っているレジだが

白ボディなので出動

この灼熱なのに人多し、なんで?夏休みだから?

みんな好きだね、こんな暑いのによくやるよね・・・って俺もか・・・

このカタール、以前はノーマル塗装だったが、売却なのかリースバックなのかオールホワイトになり

しかし路線復帰、こういうのは公式発表はないが

新型機B777Xが遅れているので、路線復帰させたのかもしれない

カタールのホワイト塗装、ありじゃんね

そんでウチの近所では夏祭りが開催

毎年協賛させていただいております。

ちょうちんの左となりはミート宮﨑さんって、めちゃくちゃ美味しくて安いお肉屋さんであります。

ベンツSL 冷却水減少で停止

足車でそんなに古くないメルセデスのSL(オープンカー好きなのでオープンになる)に乗っているのだが

家人から、出力が出なくなりこんなメッセージが出たから邪魔にならないところに寄せて止まった

との連絡が

最近の車は こんな冷却水減少 エンジン停止というメッセージが出るんだな!

水温が120℃なのでヤバイ状況に

そんなに古い車じゃないし、キロ数も別に過走行ではないけど、こんなことも起こるのか・・・

冷却水のホースが外れていて専用工具でないとはめられないように加圧されてはめられているので

レッカーを要請

しかし最近の車は出力が上がらないようにコンピュータが制御してくれんだな~

というわけで車高が低いのでスーパーカー用のローダーが登場

代わりに代車としてほぼ新車のヤリスというのが来たんで、何度かのってみました

しかし右ハンドル怖いので、地方撮影でレンタカーなら乗るけど、

ウチに戻れば撮影車もあるし、置きっぱなしになってしまっている。

別に車の趣味がない人はヤリスだか、シエンタだかなんだか覚えられないけど

そういう車でじゅうぶんなんだろうな、燃費も良さそうだしコンパクトで良さそうです。

アリバイになるかも

FDA機の中から、何気に撮った一枚を 自称 下町の学習院卒の同級生に送ると

この写真

「お前、出雲行くの?」

と到着時に返信が来た

なんで分かるの?というと

「レジ(翼の上に写る登録記号)で調べたよ」って

そうか、こういう写真一枚あればアリバイ作りができるぜ((笑)

 

最近、こ西村京太郎氏のような時刻表トリックのサスペンスが作られないが

まあみんなスマホ時間調べるし、時刻表みないし、そこらじゅうに防犯カメラがあるから

あの手の時刻表を見て、トリックを探すのは現代には合わないのかもしれない。

例えば成田から東京に行く場合、この間も

15:01(時間は架空)のJR成田から東京行きの成田/総武快速線直通に乗りたかったが、

バスが遅延し駅に15:02着

しかし15:15の京成の快速特急に乗れば船橋駅で、この乗り遅れた成田発の総武快速線の電車に乗り換えられる

 

というのも、JRは南にある千葉駅を経由して東京に行くが、京成は千葉には行かず南西方向に行くので

ショートカットができるというわけ

西村京太郎氏がご健在であったら、15:05に成田駅のそばで事件がおこり、容疑者は15:01の東京行きJRに乗った

と主張し東京駅での証拠もあるが、それをひっくり返せるというわけだ

 

というわけで話が脱線したが、マニアにかかれば何気ない情報で行先もバレるというお話でした。

久しぶりのFDA

名古屋でセントレアさんの撮影案件を終え、出雲空港へ

セントレアから出雲空港便も出ているが、朝出雲空港に到着しなければならないので前泊は小牧空港周辺へ

前回小牧空港利用時は車があったが、今回は車がない、

そうなると小牧空港周辺はあんまり良さそうなホテルがないが、

中央本線(中央西線)の勝川駅前のホテルへ投宿

ここから朝一番のバス6:10発で小牧空港へ

地方のバスも、前乗り、後ろ乗り、運賃先払い、後払い、

支払い方法(事前にチケット購入がマストなのか、ただ並べばいいのか)

最近はSUICAみたいなICカードも使用不可もあるので、事前に調べないといけない

そうすると、ここはクレジットカードかPaypay払いだそうで、

クレジットカードを片手に乗り「お願いします」とドライバーさんに言いながら、どこにタッチして支払えば良いか

を探すと

「行先と支払い方法言ってくんないとさ!」とかなりぶっきらぼうに言われてしまう。

そうなのか、空港直行便じゃないのか、あおい交通と言うが、しかし態度が悪く

初めて乗る人の事は全く考えていないようである。

勝川駅前のバス停

シルエットはボンバルディアCRJ700かグローバルエクスプレスだが、小牧をベースにしていたCRJはJ-AirのCRJ200

まあそのイメージなのだろう

以前、車の成田ナンバーのデザインを制作するときに、成田市役所に呼ばれて

ボーイングでもエアバスでもない機体のシルエットの写真を用意してほしいと言われ、

それをもとにボーイングでもエアバスでもない(どちらかに似ると行政だから問題ある)ものが

完成したが、ここはそんな事はあまり考えていないようだ。

そんで朝の小牧空港

展望デッキに行けばFDA機がずらりと並ぶが、ド逆光なのである。

こうして出雲空港へ出発

小牧空港は旧名古屋空港を改装したのでゲートが一つだけ、どうやって搭乗するのかと思いきや

ゲートをはいり通路を行先別に分けて、再びゲートがあるという仕組み

アメリカのコミューターエアラインでよく見るが

小牧空港の方が日本人のきめ細やかさというか慎重

アメリカなんか、機内に乗り込むと副操縦士が

「この飛行機は〇〇行きです。大丈夫?違う行先の人乗ってない?」

と声を張り上げて、たまに

ハイ と手を挙げる人がいて、自分の身内にも間違えて乗って手を挙げておろしてもらった人もいるくらいだ

 

EOS学園セントレア撮影会

三連休だったが、日月はセントレアでEOS学園の撮影会

ありがたい事に満席のお客様で、月曜日終了後夜遅くに戻り、また次の日からロケに出ているのため

写真は整理してからアップしますが、なかなかいい感じ

往路の夏富士

雲が少々かかっているが、まあ夏らしい絵が

そんで、こんな感じで撮影会は特別なお天気カメラエリアにも

ここ最近はANAの787が訓練していて、訓練スケジュールが公式で出ているが

その時間に訓練するとは限らないのがポイント

できれば午前中か絵になる夕方だとBEST

ただし朝7時にスケジュールされていたので、行こうとしたがやっていないし空がイマイチなので

ホテルでのんびりというチョイスもあり、

A321や767の日もあるし、以前は777もあった。

目の前でタッチアンドゴーが見られるっていいよ~

A2から離陸も夕方なら撮れるかも

昨日のブログに書いたが、成田空港A滑走路 誘導路A1が閉鎖

PILOT用のNOTAMとかAIPという情報を見ると現時点で来年3月まで閉鎖の案内が出ているが

マーキングを消してライティングを変更とあるので、早く作業が終われば早くOPENするかも

ここは平行誘導路(現在1本)を増設工事していて、さくらの山から見ると上の写真のようになる

夏の離陸を撮るとA1でも気温が高く陽炎が出るが、夕方で気温が少し下がればA2のLine-Up(滑走路に入る)

もレジもしっかり見える

この日はFIJIのワンワールド機

昔はアライアンスなんかメジャーエアラインしか入れなかったのに最近はFIJIのような小規模エアラインも

加わるんだね~

FIJIのワンワールド 新鮮です。

 

 

成田空港 誘導路A1 Close

成田空港のA滑走路のさくらの山側の誘導路A-1が工事のため閉鎖

なので全便A-2から離陸することになる

ね 端まで行かずに手前のA-2からランウェイに入っている

この日のターゲットのEMIRATESのB777F 土曜日のみ週1便も重くてロングホール(長距離)なのに

A-2からランウェイに入る

ちなみにドバイ直行便だが、ドバイ国際空港ではなく、ドバイでも貨物がメインのアル・マクトゥーム空港行

EMIRATESのB777Fはかなり撮影しているが、この日来ていたSHIPは撮ったことがない新しいレジ

到着はB滑走路で曇りだったので離陸(雲多し)で狙いに

おお~新塗装(よく見ないと分からない)じゃんね

尾翼の旗が波打っているのが新塗装、ギリギリ光が出たぜ。

土曜日って意外とイベントや教室があるので、あまり撮れないんだよね

とりあえず撮っていないのが撮れて良かったぜ

さて雲も多いのでオフィスに戻って仕事しよう

 

限定変更試験 フライト編Part2

試験当日はパイロットシャツであり、こんなラフな格好ではない

そんで空港に戻り、まずはノーマルアプローチ

まあこれは良いのだが風が強くて揺れるのと、タイミングが悪く1回ホールドした後に

ソラシドエアの737-800のあとに続いて着陸

ノーマルアプローチはこちらもパワーが入っているけど、風が8ノット、B737の後方乱気流があるので

通常1100ftで進入を1400ftで進入、そうすると降下ポイントがずれるのでいきなり応用編でスタート

離陸は前方に50ftの障害物があると想定しMAX POWERテイクオフ

熊本空港は標高632ftなので、出力80% 35ノット姿勢 かなり垂直に近い感じで上昇

700ftに達すると「障害物クリア、増速、セットMCP(マキシマム・コンティニューアス・パワー)科目終了」

この写真を見ると、空港は高台、その向こうは標高が下がり市内の建物が見え、さらに先は有明海

2回目の着陸はSteep アプローチ(前方の障害物を超えて急降下して着陸)

まあこれは前方がセスナ172だったので、それほど問題なくこなして終了、再び離陸

3回目はエンジン停止想定でオートローテーションという緊急降下だが、前方に離陸する天草エアラインがいるじゃないか

オートローテーションはエンジン停止状態なのでパワーがないから、プロペラ機でも後方乱気流が嫌だ

少しセパレーションを取りアプローチ、

このオートローテーションが同時に3つの計器を一度に見て緊急降下なので死ぬほど難しく、めちゃくちゃ大変

これをこなして

駐機場に戻り、ホバリング中にエンジン停止という科目でホバーオートローテーションという課題で終了

ブリーフィング室に戻り、デブリーフィングで結果

判定としては「合格です」をいただき、これでジェットパイロットに

(そもそもアメリカの資格は乗れる)

おおかた日本にあるヘリは乗れることになった。

いや~しかしヘトヘトです・・・

とりあえずなんとか合格できて良かった~

限定変更試験 フライト編その1

そろそろフライトに行かないのか と言われそうなのでフライト試験へ

そもそも口頭質問に合格しないと、フライト試験に行けないのである。

そんで、セスナだろうがヘリだろうがボーイング787だろうが、試験内容というかやることは同じである。

しかし、こんな試験 大人になって何度もやるなんてプロパイロットは良い商売ではない((笑)

さて機体へ行くと、プリパレーション(準備)プリフライトチェック(飛行前点検が行われる)

装備品確認、後ろで試験官が見ていて、このアンテナはなに?

装備品の救命胴衣は搭載してますか?どこですか?これって必要ですか?とか突っ込みが入る

燃料だって

使用燃料は何ですか?

「JET A1です」

他は使えないんですか?

どういう特徴がありますか?

添加剤は必要ですか?

何度まで使えるんですか?とか

めちゃくちゃ突っ込みが入るわけよ

さてフライトだが、熱帯低気圧通過後でようやく飛べるコンディションになったから、いきなり他の訓練機や熊本なので崇城大学の訓練生も飛び出してめちゃくちゃ忙しい

そんで熱帯低気圧通過直後だから風が強い=フライトがしづらい、揺れる=操縦がセンシティブになる

めちゃくちゃ嫌なコンディションじゃん、最悪だぜ!

そんでフライトは、今回型式限定変更試験なので、まずは空港の外の空いている空域に行き課題が出される(最初のパイロット試験だとナビゲーション(航法)とかもある)

この日は熊本空港の北にある菊池市上空へ向かう、できれば高度2500ftまで上がりたいが、2500ftに達すると、前方にちぎれ雲があり、雲に接近しすぎたら試験中止になるので

「2500ftだと雲があるので2000ftに降下して巡行します」とインテンション(こちらの意思)を伝えてフライト

「それでは課題を出します、ジェネレータがフェイル(使用不能)になりました。どうしますか?」

チェックリストを出して(本来はヘリは手が離せない)確認、異音振動があれば緊急着陸、ない場合はチェックリストにしたがい、手順(もちろん飛ばしながら)でトラブルシュート

ジェネレータ(発電機)フェイルなので、熊本空港に戻りますが、電装品は最低限にとどめるため装備品をOFF, じゃ無線機はどうするんですか?

これが夜の場合はライトはどうするんですか?と突っ込みが入る

他にも「エンジン停止、火災発生、最低安全高度まで手順通りお願いします」という課題

パンパンコールという緊急通報を行う(まね)

「ただいまから緊急着陸を行います、シートベルト再確認お願いします」と発声、エンジン停止、前方の川の手前の田んぼに着陸します!と言いながら緊急降下

他もCautionランプ(トラブル発生のランプ)が点いた場合(いろんな種類あり)や、最後はラダーペダルが固着して動かなくなりました(左席の教官がラダーを中途半端に踏み、私は足は操作しない、できない)どうしますか?

「熊本空港に帰投します」

どうやって着陸しますか?管制には?機体の向きは?

ではベースレグ(着陸経路)までラダーペダル固着のまま操縦してください。

という要領である。

もう手は汗でびっしょり、これでフライト試験前半が終了、空港に戻りこのままフライト試験後半へ続く

限定変更試験NOTAM

一部の方にはウケている限定変更試験のブログだが、

飛ぶ前にはまだまだやることがあり、正直段取り6割フライト4割というところ

NOTAMという Notice to Airmanというのがあり、

現在この空港はここの誘導路が工事中で入れませんとか

(この間ANA機が広島空港で夜見えづに工事中の誘導路へ入ってしまった、あれは見えづらいので気の毒でパイロットを責める気にはなれないが、当然NOTAMに出ている)

ここは工事中で鉄塔が立ってますとか、そういうの

これがNOTAM

さらには最近はドローンのNOTAMも出ているので、それもプリントアウトしてチェック

例えばこの日は阿蘇で熱気球が上がるので注意とか、ドローンは500ft以下だが、緊急降下の際は注意とか

そういう配慮も試験なので言わないといけない

飛ぶ空港は熊本だが、ダイバード先の佐賀、天草のNOTAM、空港地図、周波数、アプローチデータも全て用意して

試験官にその旨を伝える

実際に以前試験中に熊本空港が滑走路離脱機により空港閉鎖

試験中に佐賀空港にダイバードして試験合格というケースもあったそうで

これが終わると、プリフライトチェックへ行ける(飛行前点検)

フライトプランの機長名は私、

フライト内容はREMARKSにCABチェックと伝えるが、管制がこのREMARKSに気が付いてくれるかは分からない

CABチェックだと親切にしてくれたという人もいれば、そんなの都市伝説でCABチェックでも管制通信は容赦なかったという人もいる((笑)

まあ私は無線通信は得意な方だから、そこはあんまり心配していないのだが問題はフライトである。