ZOOM会議前

毎週何件かZOOM会議とか、TEAMSとかWEB会議があるが

ある日のこと、11時よりZOOM会議、ふとフライトレーダーを見ると

KALITTA ん???PACIFIC AIR CARGO塗り!

Really?こんなの来てんの?しかも今上がるの?

緊急出動か?いやいや会議だダメだ

これ撮っているよな、と思って調べると 2017年にHNL撮影 後ろにKALITTAの文字が

が、しかしレジが違う。この塗り2機いたのか!(調べたら入れ替わりで、上の機は現在カリッタフルカラーに)

こうなりゃトイレ行ったふりしてベランダ撮影か?

でもANC(アンカレッジ行)だと重いので、ウチの横では上がらない、ウチの横はHKG行がベストアングルなのだ

と涙をのんであきらめたのさ・・・

この二日前は、ZOOM会議中に「IL76出ます」とメッセンジャーが入るし、

以外と撮りにいけないものです。まあ仕事優先、会議優先、現場でスマホでZOOM会議してもいいけど、落ち着かないでしょ。

まあ、どうしても撮りたいときはそうさせていただきます。

クライアント様、ご理解よろしくお願いいたします。

 

なお、オチとしてこの撮り逃がしたカリッタ 昨日も来て撮れました。「一度来れば二度来る」いいや、一度しか来ないヤツもいる。難しいところです。



最近のNRT報告書 Vol2

日曜日のNRT、南風、14時代にKALITTAのB747-400Fが飛来、まあここまではそんなに珍しくない。

撮影していないレジなので出動 機体番号 N782CK、ラインナンバー1419(B747の1419号機目)

まずKALITTAは中古機オンパレードの会社なのに対し、このSHIPは新造機、まあ探ると、どうも他社が発注キャンセルしたものを手に入れたっぽいが、KALITTA唯一の新品から使用しているSHIP、あとのFLLETは元JAL、ANA、シンガポール、大韓航空など

二つ目にラインナンバー1419は

B747-400の最終号機!次の1420号機は B747-8の初号機となる。

ちょっと曇ったが、コレが撮れたのはうれしい、美味しい!

そんで、この日はカルカッタからNRTへ向かう767があるとの情報が

それがコレ EUROATLANTICのB767-300

EUROATLANTICはL1011やB777も撮影しているが、なかなか海外でも出会うチャンスは少ない、B767も4度目?程度しか撮影していない。

まあレジを調べると元海南航空で2016年にプラハで撮影していた

天気もまずまずの南風とあって、成田さくらの山は人がわりと多めでした。

アビエーターは優先順位が高い

アメリカ系エアラインのCREWと打ち合わせ

「元JALWAYS、AIR JAPAN(ANA)」で飛んでいたベテラン。当然話題はCOVID-19に

「俺たちはもうワクチン打ったよ、Aviation(航空)はImportant な
infrastructure(重要な社会基盤)だから 、

医療関係者の次に優先順位が高いんだ」

なるほど、さすがアメリカ、飛行学校もエッセンシャル・ビジネス(社会的に必要)として、外出制限があっても、飛行学校は営業許可が下りていて飛行訓練ができた。まさに航空大国です。

「もう夏になったら、ほとんどの人がワクチンを打って、集団免疫ができて、コロナって何だったっけ?」って言っているよ。と楽観的

これは希望の光が見えてきたかもしれない。日本はワクチン接種、アメリカよりは遅れるが、もしかしたら航空業界の回復もアメリカは早いかも、そうしたらカリフォルニアで当分仕事でもするかな(笑)

写真はポジスキャン中の北米のA320

20年前(ポジフィルム)はエアバス機はアメリカではまだまだ少数派であった。

こういうのもデジタル化で残しておかないとね



最近のNRT報告書 Vol1

先週のNRT、仲間より「アンカレッジからNRTへダイレクトで来るセスナサイテーションが来る」と入電、

サイテーションの550 の写真がフライトレーダーに出ていたので、ここで

「航続距離を考えればCE550が直行で飛べるはずはない、おかしい」と気づくべきだった。まあフェリーフライトは増槽タンクというチョイスもあるし、デスクワークがあったので出動せず。

が、しかし、こんなの来ました、というメッセージと共に写真が送られてきたのはSASスカンジナビア航空のB737-800塗り、

しまった!!!

と思っていたら、エアバンドを聴いていると1時間もたたないうちにタワーに入電。「もしかしたら、いけるかも」と思いEF200-400mmを構えてベランダでスタンバイ。それがコレ N707HP

こんなのがNRTに来るとは、すげえな

アメリカは機体番号を使いまわすため、フライトレーダーには以前のN707HP CE550型機の写真になっていたというわけ、

なお上のどうみてもSAS塗りは、B737NGの668号機で、調べるとLN-RPR 以前のレジストレーションで、ラスパルパスで撮影済であった。つまりNRTで再会したというわけ。

そして最近来るAVIASTAR-TU コールサインは「ツポレフ」だけど、機体はBOEING757、元アメリカン航空で、アメリカン時代にも撮影済

午後はチェックしていないと、いろいろJAPAN、サウジアラビア、シンガポールなどいろんな塗りが来るエティハド航空、この日はイタリア塗り。

斜め後ろから撮らないと、絵柄が入らない

おまけ:政治的コメントは航空以外は専門外なので言わない主義だが、

話題の森元会長は2016年に撮影していた(中央)

スピーチは原稿を見ないで、前を見て話せる日本の政治家としては珍しい人でしゃべりも上手でした。

撮影環境、明暗差がありすぎ、さらにストロボはNGなのでキツイぜ~

駐機位置次第で

普段の撮影でも常に「仕事で使える写真」になるように撮っているが、コロナ禍になり難しい問題も

先日も朝、たまたま航空写真家の先輩とHNDのデッキでばったり会い

「どうですか、今日の並びは」という話に

コロナ前までは朝第一ターミナルから第三ターミナル(国際線)を望むと、右がJAL、左がANAと駐機位置が分かれていた。下二枚2019年撮影

ANAは第二ターミナルに国際線が一部移るから、今後はANA機がT3は減るな という算段であったが、コロナ禍になり、駐機位置もぐちゃぐちゃに

結果:富士山がキレイに出る出ないよりも、背景に駐機してあるエアライン次第で使える写真になるかならないかが決まる。

下:ANAの写真をください、というオーダーでこれだとJAL機がいるのでNG、ただの記録写真でなんともならん

あわせて、T3の左端の駐機場も重要、ANAばかりのときもあれば、JAL並びのときもあり、EKがいるときも

下:まあ羽田の国際化イメージにはなるけど、そうなるともっと外資がほしいし、まあ記録写真しかなりません・・・

この日はJAL並び、T3で背を向けているANAがいなけりゃ、アングル次第で使えるかも

別の日はT3にB737が斜め止め、ランプインではありません。中央の737はこの位置で駐機。もうなんでもありです。

こんな天気や機材繰りや、風向き、駐機位置など、

他力本願で仕事の成果が決まる、こういう仕事についてはいけません(笑)

おまけ

羽田で撮影したセスナ・サイテーション680、この日はペトロパブラスカから飛来。この塗りはなかなかカッコイイな!

SPECを見ると、Service ceiling: 47,000 ft (高度47000まで上昇可能)って、なかなかパフォーマンス良さそうな感じです。


懐かしの中国系エアラインA300

エアバスA300のポジフィルムをデータ化中、すると1990年NRT 中国民航

機体番号B-2306

翌年 同じ機体番号でNRT 中国東方航空が発足してこのカラーに

最近元このエアラインにいた方と仲良くさせていただいているが、航空会社コードが「MU」なので、ローマ字読みというか、そのままでMUだから 「ムー」のくせに と陰口をたたかれていたこともあったそうな(笑)

伊丹空港にて、今のスカイパークの場所だが、当時はただのどぶ川が流れていた。

名古屋空港にて、中国西北航空 中国民航分割でできたが結局上のMUに吸収された

尾翼は天女が地球を飛ぶ

さらには、こちらも消えたエアライン 中国北方航空 死にそうに寒い北京空港で撮影

この辺のエアラインを覚えている人はもう少ないだろうな・・・

アメリカのCREWは強い

成田にて、仕事で米系エアラインのCREWとホテルのラウンジで打ち合わせ

How is your Business?(最近仕事どう?)

「いや~昨年3月から9月までは飛べていなかったけど、そのあとは回復傾向かな」

解雇とかの心配はないの?

「Don’t worry about it」(心配ないさ)Aviation(航空)業界に就職したら仕事人生3回はクビや let go(解雇)はあたりまえさ、俺たちPilotだってそうさ、その間に他のやりたい事をやればいいんだよ。想定内だよ。

だから昨年飛べなかった半年はサーフィン三昧だったり、不動産の資格とるヤツもいたし、州空軍でF22乗るとか、KC135乗るとか、ウチのPILOTも人それぞれだよ。(彼らは普段でもNational Guard 州軍に属している人も多く、半分エアライン、半分軍用機乗務の人もいる)

つまり、F22やKC135に乗り、あとはB777のCREWで定期便とか、日本じゃ「航空自衛隊に所属してF16乗りながら、半分はB787に乗ってます」とかありえないじゃん。

こういう機体のPILOT兼、エアバスやボーイングに乗ってますって、すげえな

さすが、首になることが航空人生3度は当たり前と思うアメリカ人、肝が座っています。

下のKC135なら旅客機を飛ばせる人なら飛ばせそうだが、「Air Tankerもやるよ」との事(空中給油) 「昨日まで空中給油していて、今日は成田行のB787の乗務」とかもありえるわけだ。

が、しかし、

「成田のこのホテル、ゴーストが出るんだよ、だからPure salt(塩)を持ってきているんだ」と真顔で弱気な発言、

それがオチでconversation is over (話は終了) しました。 笑

2019はバブルでした

成田空港乗り入れエアラインの案内、かなりの数の航空会社が乗り入れています。

が、それは2019年までの話で、2019年は考えてみれば

「もうすぐオリンピック」「羽田第二ターミナル国際線供用開始」「各社増便」「新路線就航」などなど、航空業界はイケイケで人が足りません。

というのが常識

ハンドリングなどは日本人だけじゃ足りないので、外国人労働者もWELCOMEという状態であった。

乗り入れエアラインも 成田~ヌルスルタン線定期就航 とか需要あるの?どんな人が乗るんだろうか?採算は?日本人観光客で行く人いるの?とか

いきなり中国のレアなエアラインが就航するとか、すさまじい状態に

B747-400もまだ多くあったし、こんな並びもう貴重です。

LCCも元気だったし A330NEO

先日成田空港勤務の仲間と話すと

「給料下がりまくって手取り一桁ですよ、生活キツイです」

とぼやいていた、寮はあるけど若くないのにそれは大変だろう。

航空業界、夢はあるけど、夢じゃ飯食えないんだよ・・

まあ、ここは回復まで2-3年、自分だけがつらいのではなく、業界全体が苦しいので、なんとか耐え忍ぶしかありません。と言い聞かせております。

20年間 動きが同じ

滑走路使用状況と光を見ながら立ち位置を変えるのは基本(特にポジフィルム時代はね)

しかし先日20年以上前のアリゾナ州フェニックスで撮影したポジをデータ化しており、ショックを受けた。

1,日のまわり方で、自分が撮影ポイントを移動する動き方が全く同じ(意図していない)

2,撮影ポイントをすっかり忘れていて、「ここいいじゃん!」とポイントを発見するも、20年以上前に同じ場所で撮影していることに衝撃

上:ポジフィルム、下:デジタル まあ季節が違うので影は違うが午前中撮影


午後からは

上2000年ころ 下2019年 やっている事に進歩がない(笑)

夕刻:「おお~このポイントいいね~」と2019年に発見したときは嬉しかったが、20年前に来てんじゃん俺・・・

上:2000年頃、下2019年 背景の山は同じでしょ

もう、こうなれば定点撮影と思い諦めるか、20年、いや30年同じことをやってても飽きないのは才能だとポジティブに思うしかないな!

2サテにANAが

成田空港第一ターミナル展望デッキへ撮影仕事へ

夕刻 遠くに富士山が見えるが、ポイントはそこではなく、第二サテライトにANAが駐機しているということ

開港当時はJALの747がずらりと並んでいた、

そして下 2サテライトと言えばNORTH WEST

その後DELTA

午前中もSKYTEAMが入っていたが、今やANAに、

いや~時代の変化を感じます。まあコロナ禍というのもあるけど、ANAが2サテを使うという話も少し前に聞こえてきたし、こういう事なのだろう。

おまけ:最近夕刻にエミレーツの出発がある日もあり、到着も出発も同時刻なんてことも。

スケジュールは相変わらずぐちゃぐちゃですが、羽田よりも飛んでいる気がする。それくらい昼間の羽田は飛行機が来ず、あるエアラインは減便率80%と言っていたので、そりゃそうだろう。