気持ちはBlue Angeles

昨日の続き

編隊飛行撮影ミッション

DELTA編隊

安全高度を保ちながら阿蘇山上空をフライバイ

なお、全体を撮る場合の使用レンズは 24-105mm

ってことは、撮影機とすげえ近いわけよ

そんで、上行ったり下行ったり、通り過ぎたりするので(撮影機の)機長から

 

「今どこ?」と言われると、見つけたPILOT(左右後部に搭乗)私は右後ろ、ドアOPENで

「5時の方向、1/2マイル、500ft下!ヘディング WEST」とか答える。

このあたりは、皆さん飛んでいる方なので慣れている。

「DELTA編隊からノーマルへ」

アマチュアでここまでやれれば上等でしょ。

気持ちはこのイメージよ、

この方たち(Blue Angeles)は軍だから航空法とか関係ないし、最低安全高度とか気にしないし・・・

正面のカットで70-200mm、

前を横切るのは一瞬、それでいてプロペラをまわすためにシャッター速度は遅めで撮影

つまり、すげえハイレベル撮影でなかなかエンジョイできました。

ここのフライトクラブのメンバーになれば、まずは同乗くらいはさせてくれるかもしれない。

そんで、飛行機の免許を取り訓練すれば、編隊飛行に加わることができるのさ、

 

 

PILOT 16名のブリーフィング

めちゃくちゃ難易度が高い撮影ミッション

アマチュアの変態、いや編隊飛行を撮影するというもの

10:00クラブハウス Show-up

マスク、換気をしながらブリーフィングスタート

編隊4機+撮影機の計5機

編隊は機長、副操縦士(高度確認、隊長機との無線、プロップレバー操作など)、後席に飛行監視の三名づつ

撮影JETヘリには、機長、副操縦士(隊長機とのコミュニケーション)、左側飛行監視、右側飛行監視兼撮影の私

ライセンサー16名が集まり全体の流れを打ち合わせ

そしてフォーメーション・テイクオフ

場所は熊本空港、管制官も理解があり、こんな事できるんだな~

滑走路に4機入ってテイクオフ!

あの~ブルーエンジェルス(アメリカ海軍のトップチーム)ではありません、

平均年齢 推定60歳の方々です!

ブルーエンジェルスもブルーインパルスもお金をもらってやっているプロ

こちらはお金を払ってやっている趣味

趣味でこれをやるってすごくない?

機種は日本製 SUBARUの機体

これさ、編隊やったことある方ならわかるけど、怖いのよ

時速200kmで止まれない三次元

車線がある高速道路で並んで走るのとはわけが違う

撮影目線で言えば

プロペラを回さないといけないので、シャッター速度が上げられない

しかも機体が小さい

さらには「100ft上」とか「ヘディング270」とかこちらも、カメラヘリを適切な位置へ向かうように指示を出さないといけない

当然空域や性能、高度なども考えないといけない

なお、飛んでいる16名の中には

ふつうの会社員、A320、DHC8プロパイロット、飛行教官などさまざま

どうよ、ブルーインパルスに憧れた方なら、自分でブルーインパルスごっこができるぜ。

免許とって訓練すれば変態、いや編隊飛行ができるぜ!

立野上空

瀬の本高原でのフライト撮影を終えて帰投

ここが瀬の本高原ホテル

阿蘇くじゅう国立公園内にあり

現場をTAKE OFFしHEADINGは南西

やはり地面から1000ftくらいの高度を楽しめるのは、小型機やヘリならでは

そんで帰りは、豊肥本線の立野駅周辺を通過

この辺りは、田舎へ行くのに旧高森線に乗り換えていたので、なじみがある。

ここが立野駅

このそばの阿蘇大橋が2016年に崩落、大学生が犠牲になったが

爪痕がまだ残っていて、橋桁は震災遺構として残すそうな

こちらは高森線、いや南阿蘇鉄道の第一白川橋梁のはず

昔 高森線のC12の写真がよく出ていた鉄橋で、ここも地震でダメージをうけて、架け替え中

そのまま熊本空港管制圏手前で、豊肥本線の車両と遭遇

型式は、キハ28、47、52以降は興味がないので分かりません・・・

そのうち、飛べるプランが出ると思うので、お楽しみに。

密にならないし、ヘリで赤牛ステーキ食べにとか、いいんじゃない

 

瀬の本高原へフライト

快晴、フライト日和。

オーナー機のAS350(現エアバスヘリコプター)で熊本空港から黒川温泉にある瀬の本高原へ

エンジン部分にはロボットアニメ?

「ガンダムですか?」

「違いますよ、トランスフォーマーの悪役です。私より上の世代はガンダムと言うのですが・・・」

うーむ。機体オーナーは私より年上の方であったが、トランスフォーマーはバンブルビーのシボレー・カマロしか知らないのである・・・」

でも、自分の機体なら、こうやって好きなのが描けるからいいよね。

ウチの機体もロゴを貼ろうと思い、デザインおこしたが、「まあいいや」と、自分で機体登録に国土交通省に行って、それで満足してしまい、やめてしまった・・・

熊本空港をテイクオフ後、南阿蘇鉄道の高森方面へ

黒川温泉と方角が違うが、親父のふるさとが、めちゃくちゃ田舎な高森峠の上にあり、

子供のころ毎年来ていたので、寄っていただいたのだが、山が深すぎて全く分からないのであった。

JETヘリはコストがかかるので、そのうち自分で飛んで探そうと思いあきらめ

下は高森線の終点:高森駅(現在 南阿蘇鉄道)

阿蘇山、硫黄の臭いが近くを飛ぶとした

米塚

こういう小型機やヘリの世界が日本でも広がれば良いと思って撮影に協力している

すれ違う同型機、AS350

瀬の本高原ホテルが見えてきた。

近いうちに、空港からヘリでアクセスするプランやここを拠点の遊覧飛行を作るそうなので、

お近くの方は乗ってみてほしい

やはりドローンや人の映像じゃなくて、自分の眼で見て飛ぶと楽しいよ~

レストランからの眺めも最高

露天風呂もある。夜は星がキレイだそうな

後ろがホテル、ここは芝生の場外離着陸場。

最高の景色です。

意外と入るかも

シンガポール航空A380の世界最大ビジネスクラス

ご購入いただいたお客様の声(通販番組風に読んでください)(笑)

 

でも実際いただいたメール

 

「トラックから降ろした時は想像以上の大きさで、一瞬入るか??とあせりましたが、

ヤマトの屈強なお兄さん達のおかげで無事設置できました(^^)」

 

「外で横にする→背の方から曲げながら部屋へアプローチ→部屋の中で起こす。

見事な連携プレイでした。」

 

「自宅の窓は幅が90cmなので、おそらくですが外で横にするスペースと進入後に、背を曲げながら入れる部屋のスペースが有れば、

どなたでも設置可能かと思います(笑)」

 

頭部分を入れてターン!

ここポイント!

わりと重量あるので、プロに任せた方がいい

後ろのバティック柄も素敵、ナイスなセンスです。

お孫さんも大喜び、一応パブリックなので顔はかくしております。

記録写真撮っていただきありがとうございます。

そうか、文字通りの寸法よりもターンさせればいいわけね。

 

不安な方は型紙作ってリハーサルすりゃあいいんだな。

なお、上の写真を見てお分かりの通り、(上のシートは座って左側が長い)

テーブルが出る方向が左右ある。まだかろうじて選べる。

 

「どなたでも設置可能との事」(責任はもてません)ツッコミお待ちしております!(笑)

どうせ、お宅の鬼嫁のOKは出ないだろうから、配送日にしれっと

 

「なんか届いたんだけど」作戦でGO!

ふつうの家具だからノープロブレムでしょう。

航空身体検査取得

毎年フライトトレーニングのリカレント(定期)訓練にアメリカに行き、

技量維持をしていたが、行けない。

いや行こうと思えば行けるけど、帰国して二週間の隔離が無理

(現地に1-2週間行き、帰国して二週間、つまり1ヶ月)いや、さすがに仕事あるので無理です。

ワクチン接種した人は二週間隔離免除してほしいぜ。

そんな事もあって、非行、いや飛行関係のお世話になっている方がアポをとってくれて

航空身体検査へ、なおここのドクターもパイロットライセンス資格者で航空身体検査医

視野率とか、心電図、レントゲン

総合病院で、脳波

(初回のみ脳波をとるのだが、以前の日本でやった身体検査は20数年前でデータがないため初回扱い

そんで、航空身体検査の期限は?

「ここ、試験に出るところね、ホント!」

昔は5年(自分が若いと)、今の私は2年(40代)、それ以降は、正確に言うと52歳か2年か・・・とややこしいので省略。

つまり年齢によって期限が違う。

エアラインパイロットはもっと厳しいぜ。

こんな身体検査を定期的にやってんだから、飛行機は安全。

車の運転なんて身体検査ないじゃん

午前中と午後の検査の間が数時間空いたので、ランチを食べに

すきま時間で、ん?銀座線?

ぼぼぼ僕は鉄道マニアではないですが、銀座線って第三軌条だったよね?

第三軌条からパンタに変えたんだ、すげえ大がかりな改造じゃん・・・

そんで、午後の検診が終了!

一日かかって、航空身体検査証明書取得(掲載は一部加工)

技能証明(パイロットライセンス)、航空無線通信士免許、航空身体検査、

三種の神器がそろったので、次は機長復帰訓練だな。

アクロバット空撮

熊本の「Blue Angeles」(私がそう言っている)より、

アクロバット飛行の撮影オーダー

ブルーエンジェルスとは、アメリカ海軍所属の世界最高のアクロバットチーム

ブルーとイエローがトレードマークでカッコイイ

このブルー&イエローがSKYMARKのイメージカラーへと続く

(当時私はSKYMARKにいたのでホント)

上:1994年エルトロ基地で撮影

ブリーフィング後、TAKE OFF

ターゲット機を追いかけて訓練空域までJETヘリで飛び、超望遠レンズをかまえる。

空域にこちらは入れない(安全のため)

ほらね、目を細めれば青と黄色でブルーエンジェルスでしょ~

安全のため数キロの距離を保ちながら、JETヘリのパイロットと全長約8mのターゲットを探し、

「100ft上」とか、

「4時の方向1マイル(にターゲット)」

など言いながら、撮影機の位置を変えながら飛ぶ

カメラはしっかり水平ですが、それが何か?

ちなみに、ターゲット機のPILOTは、某エアラインのA320パイロット

A320は刺激が少ないそうで、休みの日はこんな事をやっているのか(笑)

なお、当然合法、極めて安全。

ただし

「今度、古庄さんもアクロやろうよ」と言われたけど、私はヘタレだからいいです・・・

でもさ、ブルーエンジェルス、いや日本ならブルーインパルスに憧れた方なら、

免許とって、訓練すればコレできるぜ。

ここには教官もいるし、機体もあるし、紹介するよ!

横に乗せてもらうこともできんじゃない

あ、私はヘタレPILOTなので、遠慮しておきますが、

ブルーインパルスのPILOT気分を味わえると思うぜ、どうよ。

●●風カメラバッグって

EOS学園で講師をさせていただき、皆様の

作品を見ると

何度か来ていたければ、確実に上手くなる。

そんで、常連さんで、レンズは70-200mmで、めちゃくちゃ良い写真を撮る、ただしレンズの焦点距離がもっと欲しい

というケース。

「これだけ腕があるんだから、800mmのF11(そんなに高くない)とか、もっと長いレンズあった方がいいですよ」

「いや~お金はあるんですけど、奥さんにバレるじゃないですか・・・、ゴルフバッグに隠せばいいのかな~?」

こういうお客様のためには、「機材の小型化が必要」

 

あとはバレないカメラバッグか?

釣りの「クーラーボックス型のカメラバッグ」とかさ、「ゴルフバッグ風のカメラバッグ」とかどう?

そしたら奥さんにバレないぜ。

 

いや、そもそも、写真講座よりも

「お宅の鬼嫁対策講座」をやったらバズるかもしれん・・・(笑)

だいたいさ、ご主人を締め付けると、そのうち隠し事するようになるぜ。

趣味をエンジョイしてもらい、仕事してもらった方がHAPPYじゃん、

 

そんな正論は通用しないのであろうか???

どうなんでしょ?

写真は朝のひねり、

「鬼嫁のお宅の場合、レンズを買って帰ると確実にバレる600mmを使用」

場所とレンズは同じでも、他力本願(管制次第)で絵が変わる

こういうのとか、月を狙うので600mmレンズがいるわけよ

今は鬼嫁にバレにくい600mm F11という安価なレンズ(昼間は使える)も出ているけど、

私が買った時代(2-3年前)はそんなレンズはなかったので、大枚をはたいたが、

今の人がうらやましいぜ

まあ実際問題、テレコンがいると、高いレンズの出番となるが

安価な800mmというのもあるので、鬼嫁対策にもなるぜ。

(エアカランのA330NEO)

よく言われるのが

「趣味の方は機材の元をとる必要がない」

職業カメラマンは

「元をとるどころか、利益を出さないといけない」

なかなか大変なのであります・・・

 

 

スキャナの備えあれば

ここ一年、かなりの数のポジフィルムをデータ化している。

そのため、そのうちスキャナがトラブルを起こしても想定内と思い、スタンバイ機を昨年確保していたが、

使用機にトラブル発生、スタンバイ機の出番が来た。

おNEW

そんで、故障機は宅急便でキヤノン修理へ

まあ機械物なので壊れるのは想定内。

これで作業が続行できるぜ。

もう新しいスキャナも出ないし、皆さんさまざまなやり方をみつけておられるが

私はこのスキャナが慣れた

UNITED EXPRESSのCRJ @シカゴ

MALEV ハンガリーのCRJ ブタペストにて

MIDWAY 後ろにツインタワーが見えるでしょ。

ニュージャージー州ニューアーク空港にて

このスキャナも、修理期限があるので、そのうち修理ができなくなる。

なので、お家時間を有効に使える今は、ポジスキャンの時間なのである。

ポジある方、早めに作業した方がいいですよ~

US Airカラーリング

ほとんどの方が US Airと言われても、ピンとこないし、知らないし興味ないと思うが、

今のアメリカン航空につながる系譜である、

 

先日、1980年代のUS Airのカラーリングをアップしたところ、

「あれはアレゲニー塗りです」とご指摘をいただき、調べたところ、そうであった。

教えていただきありがとうございます。

 

それが、この塗り、1990年頃マイアミで撮影、

赤も濃い薄いがあり、今見てもなかなか素敵、

そもそもUS Airはアレゲニーが社名変更したもので、

私がUS Airを見たのは、このカラーリングが最初だったので、US Air塗りと思っていたが、

ご指摘の方は私よりも年上の方で、実際にアレゲニーに搭乗経験もあり、

いくらWEBが発展しようが、情報が簡単に得られようが、

やはり実物を見た方、現地に行った方にはかなわないのである。

そんで、上の赤い塗りが下に変わる

1997年マイアミで撮影。

 

この年にUS Airwaysに社名を変更、新塗装になり、大西洋線を強化してゆくが

2001年のテロで、経営悪化

ギラギラメタルから、真っ黒塗装に

さらに2004年にはアメリカウエストと合併

黒から白へ塗りを変更

ほら、「ハドソン川の奇跡」の塗りがコレでしょ。

そんで2013年にアメリカン航空と合併となり社名消滅。

航空会社は吸収合併の歴史でもあるので、こういう系譜をたどるのも航空趣味の醍醐味。

こういう系譜の本でもそのうち出せないかなと思っている。