解像度不足

ときどき古い写真の依頼がありポジをスキャンして送ると出版社から大きなサイズで使用すると

「解像度不足です」と言われてしまうこともある

が、しかし、昔のポスターを改めて見ると、粗いんだよね、昔はそれでもなんとも思わなかったわけよ

今のデジタルの高画素になってレンズも良くなって、どれだけ繊細になったか

見る人の眼も肥えてきた、

下:現在アメリカの737を絶賛ポジスキャン中(19歳の頃マイアミで撮影)

先日もフィルムで撮ってA2プリントした巨匠の写真展にお邪魔したけど、昔はピントマニュアル、感度はISO50とか100、粒子も出るしあんなもんなんだよね

今ほどきっちりじゃないけど味があり素晴らしいし、フィルムでの撮影がいかに大変だったかが分かる

こういう写真なんて、今じゃ感度を上げて被写界深度を出してシャッター速度もある程度上げて機体を止めて、ピントは手前から奥まで というのがセオリーだがISO感度(当時はASAか?)50じゃできないわけよ

今となっては解像度不足のポジフィルムだが、フィルムはフィルムで味があり、露出の緊張感があり、多くの失敗を経験できた、あれはあれでいい時代でした。

即位の礼撮影

先週よりミッションで施設関連など「即位の礼撮影」がスタートしているが、終わらないと&許可がないと出せないので、とりあえず先回の 即位の礼のカットを

時は1990年11月

当時高校生だったが、特別機が来るから学校なんて行ってる場合じゃない

駅のコインロッカーにCanon T90が入ったカメラバッグを朝入れておき、とりあえず登校してから「す、すいません、具合悪いんで・・・」とバカ学校を早退

向かうのは当然羽田空港である

当時フライトレーダーもTwitterもなにもなく人的ネットワークで何が何時に来るか情報を集めるだけ。あとはエアバンドが頼り

京浜島からパキスタン空軍の707とか撮ったわけよ

あとは即位の礼当日は休日だが、羽田のANAの孫会社でケータリングのバイトをしていたので、パスがもらえ、バイトの昼休みにチャリンコを借りて整備地区へダッシュ

くーっ、L1011に手前の機体の翼がかかっているけど仕方ない・・・

こんなのを撮っていたけど、今回はどんなのが来るかな~

なんかさ、要人が乗っていないから警備が羽田、成田ほどじゃない関空がフェリー便が多く、一番美味しいかもしれない。ただし撮影場所がないという問題はあるけどさ・・・

日本乗り入れエアライン全て

一応、日本乗り入れエアライン全てはオーダーもあるので常に撮影しておきたい、と思っているが、これが なかなか難しい。

とりあえずコレ(写真下)は撮っておかないと、というのも詳細は分からないがすぐに撤退する可能性もあり

はい、どこのエアラインでしょうか? 

読めない?

ヒントは旗、

正解は13年前に同じ場所で撮影

当時はロイヤルネパール航空、今は王政がなくなったのでROYALが消え、ただのネパールエアラインズに

以前はカトマンズ発香港経由関空行き 定期便

ただし、香港でほとんどの旅客が降りてしまうので、香港~関空はキャセイパシフィック航空にお客さんを振り替え機体は来ないことも多かった

未確認情報だが、今年の再就航の旅客もえらい少なかったと聞く、

だいたい日本支社に営業マンとかいるのかな?

最近はGSA(現地総代理店)だけのケースもあるし、乗り入れれば客はついてくる と考えている外資系エアラインもある。なので早いうちに撮っておかねば

もう少しで2019年下期(ウインタースケジュール)も発表になるので、新規乗り入れがまたあるかもしれない、楽しみだぜ!

ヘリのシミュレーター

ヘリの操縦は一瞬足りとも気が抜けない、何度もアメリカでR-22というショボいヘリ(そのため安価)でホバリングを練習させてもらっているが、テニスコート一面分くらいタコ踊り状態で、全然安定せず死を感じる(ホント)

教官いわく「飛行機の免許あるから10時間も乗れば大丈夫」と言うがホントか???

正直難しさの内容と種類が違うが、手を離せばまっすぐ飛んでいくヒコーキに比べて100倍難しいし、困窮操作(判断)も一瞬

なので操縦に興味はある人はヘリなのだが、隠れ家的ヘリポートにてヘリのシミュレーターを見せていただく。

だいたいさ、ヘリのシミュレーターって見たことないわ、もうラダーをほんの一ミリ動かしただけで、向きが変わり超センシティブ(実機もそう)

いや~おもしろいわ~

こういうJETヘリの方が断然安定すんだけどな(ジェットレンジャーは操縦経験ちょっぴりあり)

ジェットヘリは音にやられる(いい意味で)音だけで、ジェットヘリの免許取りたいです!と言いたくなる。

シミュレーターをしている間、ここのオーナーの忠犬はおとなしくスタンバイ

こういう ゆるーい環境がジェネアビの良さ、アメリカもこういう雰囲気だし、最高だぜ

JALカレンダー案内2019

移動でクラスJでゆったり着席

とりあえず機内誌見るよね

中を開くとカレンダーのセレクションの裏側がチラッと

今年は空撮多め、ナイトフライトカレンダーも今年の方がクオリティが良い

フライトショップ・チャーリイズでも売っているしサンプルもあるので、さくらの山に寄ったら見てみて、特にナイトフライトカレンダーは手に入りづらいので

https://store.jalbrand.co.jp/products/detail.php?product_id=76

ヘリナイトツアー

打ち合わせであるヘリポートへ

到着するとたまたまヘリのナイトフライトが飛び立つところ

え、こんなにいいヘリ使うんですか???

「いや~いつもR44なんですが、今日出払ってしまって急遽EC130なんです」

って乗る人めちゃくちゃラッキーだぜ!

まあふつうの人はありがたみが分からんだろうけどさ

昔LAの航空会社で昼間はグランドキャニオン、夜はヘリツアーとオンシーズンはよく働いたことを思い出すが、日本でヘリツアーはまだまだ少数

以前、都内のヘリツアーに乗せてもらったこともあるが、ヘリのナイトツアーいいよ~

私の時代は通常はBell206 Jet RengerIIか ボロイ初期型ジェットレンジャー

さらには写真は探さないとないが、SA341ギャゼール、(シルビアじゃなくてガゼールね 笑)もよく使っていた。

この尾翼のフェネストロンを見るとギャゼールを思い出すが、SA341ギャゼールが分からない方は「映画ブルーサンダー」のヘリの元がSA341ギャゼールよ

カメラの性能も上がったし、ナイトで夜景でも撮影してみるかな~


静岡空港でEOS学園オンライン

12月に富士山静岡空港の協力をいただき特別な場所に入れていただきEOS学園オンラインを実施 詳しくは下記を見てください。

https://oeg.canon.jp/category/OEG001/505ZZ715_00369.html

今週もロケ数本、撮影、即位の礼関連のやり取りなどで死にそうに忙しく、ブログ更新が不定期になる可能性もありますので、予めご了承ください。

KIJ撮影その2

続:新潟空港 下の写真の水平線左、粟島がうっすらと見える。

さらには左手には佐渡島、昔新潟ー佐渡の旭神航空の定期便があって乗ったことあるけど、今はなくなってしまったしな・・・

下の写真の左端水平線には 石油プラットフォームが見える

これは新潟の油ガス田というものらしく、仲間でヘリ会社でオペレーションを担当していた方の話ではこのヘリでスタッフを輸送している

ね、新潟空港なにげにおもしろいでしょ~

波も入るし、村上方面の風力発電も入る

阿賀野川河口も入るし、この後ろの街が渋くて昭和でいいんだまた

さらに小型機もわりとあり、水産庁の機体も、この間 北朝鮮の船とぶつかったし、警戒も必要でしょ

海面を低空で飛んだりおもしろいオペレーションだそうな、

この日も八尾や調布に飛ぶ小型機もあり、高度10000ftをリクエストしてたので、高すぎず眺めもいいし最高のフライトだろうな~