花粉がひどい
数日前の晴れの日 羽田空港で仕事だったが
「晴れ」予報で日は出ているが、視程がめちゃくちゃ悪い、高速湾岸線を走っていて都内のビルがほぼ見えない
これが春霞なのか
つまり青空で撮れるのは冬 のみとは言わないが晴れ予報でも青空の確立が減り
晴れ予報でも晴れではない
この間、飛んでいても眼下の杉は花粉で赤茶色いし
成田空港周辺の杉の木も赤茶色、車もカーポートがあるのに数日で花粉が積もりとれない
でも都内の方が花粉症はひどいようで
GWまで花粉との戦いか続く
私は二年に一度鼻の粘膜を焼く手術をしていたが、1月にしようと思い病院に電話をすると
4月じゃないと受けられないほど混んでいて、今年は病院の薬のみでしのいでいるが、なんとかなっている。
しかも毎年「今年は花粉が多いです」というNEWSばかりで、今年は少ないです というのを聴いた記憶がないが
どうなっているんですかね?
それでもこの時期は花粉に負けずにオープンカーで、都内の仕事から帰って屋根なしドライブを楽しんでおります。
こちらは先日ニュースにもなったB滑走路横の反対派、バリケードができていた。
地方空港の方を案内すると、成田って大変なんですね・・・!としみじみ言われる。そんな歴史もかんがみて撮影をしないといけません。
ネインちゃん近況
撮影場所などで、当ブログを見てくださっておられる方の中には
シェルティレスキューの保護犬でウチせ終生預かりをしているネインちゃん
ウチのコールサインはジョン の具合を尋ねてくれる方もおられる
ジョン(右)はガンで余命宣告の期限をまもなく迎えるが、だいぶ弱って後ろ脚が立たなくなってきているが
なんとか元気にやっております。
上の写真はオフィスだが、マットは二枚あるのだが、なぜか二匹が1枚のマットに・・・
足が滑るので、足裏に犬用滑り止めを貼り、滑らないカーペットをひいて対策している。
投薬も多いし、病院通いも頻繁で仕事しながらなので手間はかかるが、これもボランティア
ちなみに写真右のワンコも里親で来たモカちゃんで、ウチに着てようやく二年になり
最近は感情も出てきた(それまでパピーミルで機械のような扱われ方をしていたので、感情ゼロだった)
二ワンでなんとかやっております。
皆様の応援ありがとうございます。またシェルティレスキューへの応援もありがとうございます。
動物は最後は手間もお金もかかるけど、捨てたらダメよ(ジョンは捨てられていた)責任もって飼わないとダメ!
でもさ、保護犬活動は、ボロボロの犬がだんだんなついて家庭犬になっていくのが楽しいわけよ。まあ人助けというか、犬助けと思ってやっております。
空からアクロバット飛行を
この日のミッションは訓練空域をおさえて
ドアOPEN!
うぉぉぉ、眺めがいいぜ、最高だぜ、足元から外って楽しい、ってふつうの人なら思うはず。
この時期でも寒い寒い・・・しかも時速100km以上
そんな中で、事前に次ぎこれをやります と言っていた種目が横で繰り広げられる
向こうが跳ぶ位置、安全マージンと距離、こちらの速度と高度を考えてPILOTも飛ぶ
「真っ逆さぁまぁに~落ちて・・・・♪」 by 中森明菜
SUBARU製造、私がいつも乗っているFA200型機 運動性能めちゃくちゃいいでしょ!
繰り返しますが、操縦しているのは旅客機の機長です。
フライトのストレスをこれで晴らすそうで・・・(笑)
まともな神経とは思えません(褒め言葉です!)
このミッションも、ジェットヘリを飛ばしているので、ミスれないわけよ。
ターゲットが小さい、空撮で揺れる、旋回で傾く、
高速シャッターよりもプロペラ機なのでなるべく低速でぶれない程度に攻めたい
飛行機写真でも最も難易度が高い撮影案件であります。
もちろん、フライトも撮影も合法、安全であります!
なお先方(パイロット)はアドレナリンが出るのか気持ちいいそうです(笑)
だいぶイッちゃっています(笑)褒め言葉です!
変体による編隊
英語で言うとフォーメーションフライト
滑走路に乗るFA200をヘリから撮影、滑走路にいる機体をこのアングルから見るのはおかしいわけよ
着陸する飛行機を後ろから見るってシミュレーターの映像じゃないんだからさ(笑)
前方にFA200型機、こちらはエアバスヘリEC130
POWERがあるので乱気流の影響はゼロ
管制塔にも「フォーメーション」を名乗り飛んでおります。
ここからは接近してアクロバット飛行撮影なので、パイロットは私を入れて四名で警戒
機長、横で高度と速度を読み上げて位置を確認する副操縦士
右側監視のパイロット(後席)
左側監視件撮影パイロットは私、
アクロバットフライトを空から撮るという、変体による編隊行為のスタートであります。
ちなみに先方の機体の機長は某航空会社グレートキャプテン、ただし
「旅客機 計器飛行(仕事)はおもしろくない、自由に空を飛びたいんじゃあ」ということで休日は背面飛行とかしています(笑)
でも技術と経験は確かだぜ!
コールサイン:ヴィーナス
フライトベースであるKMJ 熊本空港でのこと
いつもフライトばかりで撮影はあまりしてないのだが、今回少し時間ができたので撮影に
エアバンドから ヴィーナスに数字 (Venus 10とか)で入電してくるので
なんじゃそりゃあ?なんか面白い機体でも来るのか?どこのエアライン???
と思っていたら、現れたヴィーナスとは 自衛隊のV-22オスプレイ
撮影してみると陸上自衛隊と書かれているではないか
なんかロボットアニメの機体みたいで、実機はカッコイイ!
左右のメインローターが逆まわり、右回りと左回りなのでトルクを打ち消しあっているので、操縦はできそうな感じがするし
ラダー踏まなくていいのだろう なんて考えたりもする。
しかしどちらぁエンジン停止になったら危険?と思い調べると、両方のエンジンがつながり生きているエンジンで反対側も
まわるので緊急時もなんとかなるようだ。
運航コストも搭載量も良い機体らしく、離着陸はヘリ、上がれば飛行機となる速度も速いので良さそう
さすが Made in USAである。
佐賀空港に配備が決まったそうなので熊本空港にもバンバン来ているようで、翌日朝はオスプレイ二機と上空ですれ違い
自分が機長のときはオスプレイの次に離陸となり、身近な存在になりそうだ
熊本空港もターミナルがまもなく完成。
ヘリフライトの詳細はFacebookにアップしました。
ヒューズ269Cの操縦
昔のヘリコプター訓練機といえば、ヒューズ269C、元は開発したヒューズ300とも呼ばれていた。
調べたら認証を受けたのが1959年 ってすげえ昔、俺が生まれる前だぜ。
自衛隊も訓練で使用していたが、最近はほぼ見なくなり、今や飛べる機体は日本に3機だけ
30年前勤務していたアメリカの会社には訓練機としてあったが、私は操縦していない。
そんで、今回 貴重な機会をいただき「乗ってみな」という話に熊本でなった
外観はトンボみたい、コンパクトな機体だがローターが三枚あるので、ハンガーに入れるときに苦労した記憶がある(場所をとるし隣の機体にあたる)
定員は訓練機の場合2名、遊覧だとCPレバー(アクセルみたいなもの)のところに座席をしくので、横三名乗り
上の写真見てよ、マフラーむき出しだぜ、エンジン機器もほぼ見えている。
二人乗りの場合は機長は左で、ウチのヘリ ロビンソンは機長席は右なので、右に座ると、この機体は機長は左だから左に座れとなった。
計器はこれだけ、ナビゲーション計器がほぼない
VORもDMEもADFもDGもなく、マグネッティックコンパスだけ
なので完全地上目標のみでフライト。
地理に明るくないと無理!
離陸前のブリーフィングで、「ロビンソン22(世界一操縦が難しい)に乗れるPilotなら乗れます、(じゃあいけるのだろう)ガバナーがないので計器を見ながらグリーンアークの中央付近にマニュアルで合わせる、MAPはイエローの手前をKeepしながら飛んでください」
というわけでテイクオフしてまずはホバリングで感覚をつかむが、R-22に比べてホバリングしやすいし、いけそうな雰囲気
ただし着陸をミスると、グランドレゾナンス(地上共振して機体がバラバラになる)が起こる機体だから、それを頭に入れて発生時はリカバリを考えて離着陸しないといけない
子供のころに毎年行っていた親の田舎でも見に行くかな(ここ) 超ド田舎(宮崎県&熊本県)
飛行機とは異なるこの高さが楽しいんよ
(前方には阿蘇山)
「速度は遅いのであまり高度を上げないこと」と言われ巡航で80KIAS、気を抜くと60KIAS(100km強)って
ヘリでも遅い速度だが、それが逆に楽しく、旧高森線のあたりをのんびり空中散歩
こういう乗り物楽しいな~、また操縦した機体が1機種増えたぜ!
AM3:30から山登りの方
旭川空港で帰りの便のチェックインを待っていると
「あれ、もしかして古庄さんですか?」と声をかけられた
その方は以前羽田でお会いしたことがある方で、この日は
JR北海道なんとか線のキハ40首都圏色を撮りに東京から来たそうで、
(この色)
2両しかないので、運用に入っているのを確認して飛んできました、と言う
しかも撮影場所は山で、AM3:30にかんじきを履いて、仲間と二人で一時間半かけて山登りをして道を作り
朝日が出ると別の場所で始発を撮り、再び山に登り撮影したというツワモノ
「ええ~朝3:30なんて、危険でしょ、昨日マイナス18℃でしたよ!」
いや、この時期は熊が出ないので、良いんですよ・・・
って、遭難するぜ! しかしやるなあ、病弱な私は無理です・・・
飛行機も詳しく「TGのサンパアパアが・・・」とか言うが
ん?サンパアパアって???
おお~A380のことね
鉄道の人は ゴッパアサン (583系のこと)
とか
ヨンパアゴ とか(485系のこと)
とか言うのでピンと来なかったぜ
さらには、その方と羽田で別れて、1階の横断歩道を渡っていると別の方からも「チャーリィさんですよね」と声をかけられ
やはりキハ40狙いで女満別インの旭川空港アウトで行かれていたご夫婦。
帰りはメルセデスのセレブ車、ゲレンデヴァーゲンで颯爽と帰られたが、北海道の国鉄車両が今熱いようだ。
マーケット的に難しいのか旭川
旭川空港撮影で思ったことは、国内線は羽田便しかない
この時期はJAL4往復、ADO3往復、機材はボーイング767か737
これだけの需要があるのなら、伊丹~旭川線があっても良いがない
以前 成田~旭川をスカイマークが飛ばしていたが、需要がなく撤退
私も利用したことがあるが、ガラガラであった
さらには、LCCも(まあ地元の支援や補助金のケースもあるが)成田~女満別、釧路にPeachが就航したが
旭川の方が稼げるんじゃないの?と思うが、実はそうでもないのかも・・・
実際ANAも利益が出る路線は自分たちが入り、利益が見込めないとコストが安価な
手下のエアドゥやソラシドに就航させるのは常套手段。
なので、そんなにメリットがない路線なのかもしれない。
767をはっていて(投入していて)そんな状況なら、イールド(座席あたりの売上)が少ないのか
なんてことも考えてしまう。
まあ、行けばそんなエアライン、ビジネス視点で空港を見ることができるのも、楽しみ方の一つである。
何しているんだか分からない人
ニュースを見ていると、最近の強盗事件の犯人がつかまり
近所の人のインタビューで
「スーツ着て出ていくのを見たことがないし、いつも出ていく時間バラバラだし、身なりも適当だし、
何をやっているのか分からない人でした。真っ当な仕事には見えなかったな~」
ふむふむ、ん?
それって俺も一緒じゃん(笑)
スーツ着ない、出ていく時間はバラバラ、緊急出動だと身なりも適当、
近所からそう思われているのか・・・
しかも変な車を乗り回しているので、真っ当な仕事には見てもらえないのかもしれません・・・
この日も旭川から羽田に着くと、至福のとき
屋根を空けてミッドナイトの湾岸線を走る
オープンカー最高だぜ! 旭川帰りで耐寒装備なのでへっちゃらさ!
長年オープンカー二台持ちという、後ろ指を刺される生活をしているが、航空写真家は空を見上げてナンボの商売
さらに、最近入れ替えたオープンカー1号車は、ウインドデフレクターのおかげで、風の巻き込みがほぼなし
さらにはエアスカーフ(首の後ろに温風が来る)もあるので、冬に屋根を空けても快適。
4600ccツインターボのおかげでスムーズライド
ただし、大事なことを忘れていた、
東京は花粉があるのであった・・・おかげで目がかゆいであります。
というオチ・・・