ポジは乳剤番号次第
今では考えられないほど、昔のポジフィルムは色が悪いものもあった
FUJIのフィルムはまずまずだけど、KODAKは安定しないものもあり特にスポッター御用達のコダクロームは不安定
プロラボに行くと乳剤番号(フィルムに塗られた溶剤みたいなもん)が書いてあり、自分のお気に入りの乳剤番号が入ると買い占めて冷蔵庫に保存するプロも多かった
この当時私はカリフォルニア州のプライベートジェット会社勤務
場所はロングビーチ空港内なので、完成したダグラス機がテストフライトすると撮影していた
当時のポジのはずれの色はこんな感じ
今じゃ見れたもんじゃないが、当時はこれで満足
というより、どうしようもない。
それがポジフィルムデータ化でPhotoshopで色調整、明るさ調整などを加えると
うんうん、見られる色合いに。
デジタル化万歳!昔のハズレコダクロームの色も調整できる。
写真はテストフライトのダグラスMD80型機@ロングビーチ
1990年代のカットがよみがえるし、もう撮れないデザイン&機体であります。
ただいま機体入れ替え中
所有していたヘリ 機体番号JA618Kが エンジンタイムが残り少なくなり
エンジンオーバーホールに大金がかかるため(エンジンタイムがなくなると規定で飛べなくなる)どうするか考えていたところ
売却することができた。しかし自分の機体は持っていたいし、オーナー価格で乗れるし、また訓練もしたいので
どうするか考えていたところ、良い機体が出たので購入
現在名義変更手続中
写真はイメージです。
でも大金のお振込みをするため、銀行に行くと、最近はメジャーな銀行(ちなみにみずほ)でも
駅前のフツーのお店なのに「個人支店に変更になりました、法人は●●まで行ってください」と言うではないか
地元で手続きが終わらないとめちゃくちゃ不便、でも銀行ももうからないからそういう時代なのか
そんで、毎回銀行窓口で
「差し支えないなければ、何にお使いになるのか教えていただけますか?」
と言われるので、
「ヘリ買います」というと、
「は、はあ・・・・???」
この人詐欺にあってんじゃないの?みたいな眼をされる・・・((笑)
ヘリはまだましだが、飛行機のときは
「ひ、飛行機ですか?」
「そうそう、小さいヤツ」
「じ、自分で乗るやつです」と苦し紛れに言うと、さらに変な顔をされた。
しかし、世の中では、ヘリ持ってますよりも
「フェラーリ持ってます」の方がインパクトがあるようで、
ロールスロイス持っていたときも「いくらするんですか?」とか大阪人でも聞かないのがおもしろい。
懐かしのツインタワー
2001年5月撮影 ニューアーク空港 ポジフィルムデータ化
当時コンチネンタル航空でニューアーク/ヒューストン線担当だったので
打ち合わせでニューアークはしょっちゅう行っていた、しかしホテルは高いし、会社の経費とはいえ
西海岸で20代前半を過ごした私にとって東海岸はなんとなく居心地が悪かった
そんで、コンチネンタルのハブであるニューアークからはマンハッタンの街並みがよく見えた。
デルタのMD80の背景に写るのはツインタワービル
これが半年後には崩壊、私のエアライン人生も終わりを迎えた(条件が良かったし会社員合わなかったから自主退社)
もう24年も前の事だ、
ニューアーク空港から見えるツインタワーももう撮れなくなってしまってから長くなる・・・
MIDWAY DC-9
毎月、月が終わるとRAWデータ(撮影した生データ)をハードディスクに移行する作業がある。
その月撮影した枚数が分かるのだが、だいたい毎月一万枚程度、仕事が忙しかったり、取材が入ったり、冬で天気の良い日が続くときなどは月に二万枚弱程度カット数がある。夜撮影はカット数が増える
しかし3月は天気が悪かったので、3000枚程度と少ない、まあ数より質だが、撮影チャンスが少なかったのも事実
なので、ポジフィルムのデータ化が進んでいて、例えばこれなんか
1994年6月撮影、カリフォルニア州モハビにて 倒産したMIDWAY航空のダグラスDC-9 機体番号N8920E
1967年製造のDC-9-31 すでにこの時点で20年以上の機齢 最初アメリカのイースタン航空にデリバリーされ
その後MIDWAY、この後にノースウエスト航空に行き、デルタ航空に吸収されアメリカ4社を渡り歩いてスクラップというストーリー
自分で操縦してモハビへ飛んで行き、ガラガラ蛇に注意しながら撮影した思い出がある。
同じ機体でも下は機体番号なし、撮影条件めちゃくちゃ良いのに、これじゃ残念 経歴が追えない
日本もDC9-41を使用していたけど、DC-9なんか今や貴重
なので、こういうのはデジタル化しておかないといけません。
まあ自分の自己満足だけど、写真は記録です。
魅力的な白い車たち
車検でいつもの調布にあるシーザートレーディングさんへ
ロールスロイス・ベントレースペシャリストだが、ウチの車は長らく全車ここでお世話になっているので
今回はマセラティの車検
そんで行くと上の写真のベントレーが納車だそうで、
その右には変態車シトロエンSM、MG、さらに奥にはランチャ・テーマとマニアックな車両たちが鎮座
1971年のマセラティもあり
今回目をひいたのはコレ
白のジャガーのコンバーチブル 左ハンドル
こういうのいいじゃん、エレガントというか、私の好みではないが
これにサングラスをかけて乗ったら、何のお仕事の人???と思われること間違いなし
ちょい古めのジャガーだから、オシャレ
ジャガーで左ハンドルということは、長らく会社乗りの方が前オーナーだったのか?
私も左ハンドルしか乗らないし、アストンマーチンもロールスロイスも左を乗っていた
なので英国車=右に乗るというわけではなく、長らく輸入者乗りは左ハンドルしか乗らない人も多い
さらに、これ、ふぉーど・サンダーバード コンバーチブル
往年のサンダーバードをリニューアルしたもので、(って言ってももう20年前くらいになる)
日本じゃ見られないほどレア、こんなんに乗っていたらオシャレでしょ~
トランプ大統領が言う、アメ車もこういうのは魅力的です。
まあ私はフォードよりもGM派(キャデラックやシボレー)だけど、フォードもリンカーンとか
ありでしょ
こんなのが見られるので、遊びに行ってもおもしろい
リーズナブルな車両から2000-3000万円の中古車、いやそれ以上の車両も見られる
キチンとしているので、長年お世話になっております。
ちなみに白は日本人大好きな色だが、私は1990年型 メルセデスベンツSL500 (R129)と
メルセデスのキャンピングカーは白だったけど、あとは買ったことがなく、なるべく白黒以外をセレクトしている。