エアライン街が消えてゆく

その昔、有楽町は外資系エアラインのオフィス街であった。

1Fにリコンファームや発券カウンターがあるのが一流エアラインの証。

その後、リコンファーム制度がなくなり、有楽町から移転するエアラインも増え、赤坂見附や恵比寿などに日本支社をもつエアラインもあった。

なお、私がいたコンチネンタル航空は恵比寿の明治通り沿い1Fにオフィスがあり、ドラマでもよく背景に映っていた。


それでも、有楽町はエアライン街であったが、コロナで経費節減。リモートワークも増え、オフィス閉鎖や

「退職します、お世話になりました」メールや

「シェアオフィスになるので、事務所移転」という連絡もあり、有楽町からエアラインが消えてゆく

写真はタイ航空がある角、日比谷公園横の交差点、

学生時代にこのあたりをチャリンコで走り、パンフレットをもらったりしながらプチ海外気分を味わい、「将来は外資系エアラインで働きたい」と思ったものだが、そんな事務所も消えてゆくのが悲しい・・・

 

 

さて、ポジスキャンはDHC デハビランドカナダ

DHC3オッター(下)

シドニー(下)アエロペリカン

下:HNL アロハ航空 懐かしいでしょ。

下:UNICEFのDHC6

 

ちょこっと操縦したことあるけど、素直ないい飛行機らしい。

ちょこっとしか操縦していないので、多くは語れません・・・

でも質実剛健のSHIPです。

 

撮影車整備上がり

エラーメッセージが出ていた、撮影車の整備が上がったので調布のシーザートレーディングへ

普段はロールスロイスかベントレーが正面ポジションにいて

普通の人は、めちゃくちゃ入りづらい店だが、ウチの撮影車だとまだ入りやすい。

先日もレポートに来たテリー伊藤氏がラインナップしている車両を見て

「前のオーナーは皆さん、懲役ですか?」笑

とギャグをかましていたくらいの車種が

上左:売約済み、右:進入庫(売り物)

下のポルシェ914も黄色のベントレーも「売約済」

もう売れ売れです。

クラシックカーは価値が下がらないので、海外旅行に行けない今、

富裕層がこういうのを買うらしく、この店、毎週この手の車両が売れています。

おまけ:水上飛行機仕様のDHC6 ツインオッター

下:DHC3 ふつうのオッタ― (カワウソ)

Otter(カワウソ)という愛称だから、水上機が正しいのかもしれない

 

ブライトリングのメンテ

飛ぶときにつける

「ブライトリング・エマージェンシー」万が一の際に緊急周波数を出せ、

サーチ&レスキューが来てくれる時計が、電池切れ

さすがに自動巻きや手巻きではなく、電波発信なので電池式

電池交換の費用もバカにならないが、最近飛ぶことも多いし

例えばさ、ヘリで山の中に不時着してELT(緊急位置通報)が発報されない場合は、この時計が役に立つ

そのため、電池交換で銀座のブライトリングへ

そこらの時計屋さんで電池交換してミスるとサーチ&レスキューがかかるのでヤバイ。

ここは昭和のビルだが、ブライトリングのエントランスはカッコイイ

こういうモノクロ写真あり

ブライトリングファンなら行ったことがある方も多いはず。

おまけ:ポジスキャンのDHC6

サメだぜ、A380のカメとは違うぜ(笑)

久しぶりのリアルイベント

週末は富士山静岡空港のフォトコンテスト表彰式

感染者数も減ったので、久しぶりのリアルなイベント

&写真教室

表彰式の写真は肖像権の問題もあるので、こちらでは遠慮しておきます。

やはりオンラインよりリアルなイベントの方がいいよね~

松本空港をはじめ、遠方からお越しいただきありがとうございました。

富士山静岡空港のオンシーズンは富士山が冠雪してクリアになるこれから。

また行きます!

RRの並び2

昨日の続き、大阪撮影の話

当ブログを昨年から見てくれている方は知っている。

千葉で捨てられていて、JALのグランドスタッフの方が発見、

一時は保健所収容になったものの、シェルティレスキューが引き出し、ウチで3か月面倒をみて

里親に行った「クリッパー」と再会

いや~、キレイないいワンコだわ~

現在の飼い主さんに愛情たっぷり注がれて幸せそう。

翌日は、ウチのヘリの運航会社である匠航空本社(京都)へ

お、ここにもRRエンジン搭載タービンヘリが!

なので並べてみた

ロールスロイスエンジンはボーイング787、757、ロッキードL1011,YS11、

エアバスA350、380、プライベートジェットからタービンヘリまで

この車に乗っているとときどき話しかけられるし、ウンチク満載の車って、乗っていてなかなかおもしろい

こういう撮影でも絵になるしさ

え、燃費ですか?ロールスロイスに燃費を求めちゃだめだよ、だって排気量6750ccだしさ

後ろに乗る車じゃないかって?色を選べばそんな事ないぜ。

ロールスロイスの並び

コロナ前は外資系エアラインのパーティーや撮影で、大使館に行く際に使用。

それ以外にも航空会社の都内高級ホテルでの撮影に乗っていったロールスロイス

「1995年型 ロールスロイス・シルバースパーIII」

送迎しても喜んでもらえるのだが、コロナになり出番が減ってしまった。

なので、この機会にやりたい事をやろうと思い、仕事のついでに伊丹空港へ

RRエンジンと、ロールスロイスの共演

まあ厳密にいうと、ロゴは同じでも、航空機エンジンメーカーのRRと車のRRは元は同じだが、

分社化された、そんでウチのロールスロイス時代は純潔英国製だが、今ではBMWの傘下で、最終組み立てだけ英国だが、

ドイツでエンジンや主要パーツを作るので、ドイツ車みないなもん

なので英国車時代の方がうんちくがあるので好みなのである

RRは壊れないぜ。維持費たいしてかかんないよ(ただし、ちゃんとした所で買えば)

そんで、羽田空港でお世話になっているラクジュアリーフライトさんが、伊丹空港店をOPENしたので、ご挨拶に

こういうお店、いいですね~、2階の中央よりちょいJAL側にあります。

夜は、伊丹スカイパークで

大事にYS11のプロペラが展示されているが、ウチのSHOPで販売中でもある。

SHOPではフツーに売っているが、実はショーケースに入れられるほど、こんなありがたい、品物なのである。

伊丹の夜景、定番だけど、いい感じでした。

ぶっ飛んでいる講座

EOS学園でこんな講座を行った。講座終了時には

「久しぶりに、ぶっ飛んだセミナーでした、ありがとうございました」って

どんなセミナーよ。(笑)

上、番号出ているのでOK

下、番号が写っておらずNG

ただ番号を集めるだけではない、奥深さ

少し前に「ポケモンGO」って言うんですか?

なんだか街中でポケモン集めるヤツ。

こちとら30年前からヒコーキの番号集めているぜ

前にもだしたけど、現地人に溶け込んでいるシーン(これで変装バッチリだぜ)

飛行機番号集め、

こんなころから、飽きずにやってます。

良い趣味よ~、カメラ片手に空港行くだけで、お金かかんないよ~

後ろはDC8@Miami、 30年くらい前 無謀にも徒歩でマイアミ空港周辺を徘徊

そしてらドイツ人スポッターが、車に乗せてくれたのさ

東京航空局へ

たまには用事で国土交通省航空局へ

霞ヶ関の本省は行ったことがあるが、自分の免許手続き(別になにかヘマしたわけではない、笑)

なので、九段下の東京航空局が管轄

ここは初

泣く子も黙るCAB。えーと、部署はどこかな~

なお、古い写真が見たいというリクエストのため、ポジスキャンのFokker機たち

モンテネグロのFokker

ブラジルのTAM、リオデジャネイロにて

インスブルックにてチロリアン

そういえばチロリアンってお菓子あったよね・・・

アクチャル・ゴーアラウンド

パイロットなら、飛行時間を記録するフライトログブックというのを持っている。

このフライトログブック、色がたま~に変わる。(10年周期くらい?)

私のフライトログブックは青(30年前)、黒はヘリコプターの飛行時間のログブック(最近)

この内容を、どこで飛んでいたのか、どんな機種に乗ったことがあるのか、最近のフライト訓練状況は、など

教官がじっくり見るし、とても大事なもの

ページをめくると、表紙は英語なのに、中は日本語でこう書いてある。

全て漢字、固いわ~

すると、そこのフライトクラブにおられたベテランエアライン機長が

 

「え、古庄さん、ログブック青なの!もうそんなの 古文書レベル だよ、僕が訓練生(航空大学)のときに使っていた色だよ」と驚く

 

その機長は61歳、現役A社シニアキャプテン、その方が訓練生って、どんだけ古いんだよ・・・(笑)

ログには写真を貼らないといけないのだが

「古庄さん、人の写真貼ったらいかんよ」

と言われるくらい古い・・・(笑)

これがプロパイロットなら、2冊、3冊と増えていくけど、こちらはたまにしか飛ばないから、増えないのさ。

ちなみに、パイロットライセンスの写真も更新はないので、上の顔写真ですが、それが何か・・・(笑)

顔も年齢も違いすぎて全く証明にはなりません・・・

 

この日は熊本タワーが

「JA3947 Clear to land Runway 07」(滑走路07に着陸を許可します)と言われたのを

別の機体(某大学訓練生)が間違って返答し、トラブル防止のために

「JA3947 Go Around!」(ゴーアラウンド指示)

もうさ、接地間際で、POWERを絞り、フルフラップ、いい感じでアプローチしていたのに・・・・

 

おそらく、間違えた訓練生は教官に怒鳴られているだろう・・・

こちらは直ちにフルパワー、「管制にゴーアラウンドを復唱」

 

エアスピードが上がったのを確認して、FLAPSを3段から2段へ、そして0にして1400フィートまで上昇、

姿勢80ノット、1400Ftで第一旋回15度バンクでクロスウインドへ・・・とアクチャル(実際)のゴーアラウンドでした。

飛んでいるといろいろあるわ~、それがおもしろいわけよ。

 

 

 

FA-200の飛行

今回、乗るつもりでなかった富士重工製 アエロスバル FA-200に乗ることになったいきさつは先週書いた

すると

「整備訓練機がFA-200でした」とか

「航空大学の訓練機がFA-200でした」とか、

「アエロスバルのCM子供の頃見ました」とか

50代以上の方から反響が・・・・ってどんだけ古い機体なわけ?

今回熊本に同行して後席に乗っていただいた、古い仲間のパイロットライセンサーも

「FA-200いいよ、見られるだけで幸せなのに、乗せてもらえるとは思わなかった」とか

「日本で訓練で飛べる(借りられる)のは、ここだけじゃないの、ものすごく貴重なんだよ!」と喜んでいた

機体番号JA3947 に乗り込むところ

目を細めれば、気分はBlue Angeles (色も同じということにしよう)笑

FA200は299機が製造され、操縦したJA3947は298号機 超最終型

教官も「背面飛行以外は、なにをやってもいい」と言うけど

やる気も技量もありません。まずは、ちゃんと飛ばせるようにならないと

下の写真は、某エアラインパイロットが操縦するJA3947、まさか、この機体の操縦を自分がするとは思わなかったぜ

FA-200の初飛行は1965年 って俺が生まれる前じゃん・・・

現在日本で、いや世界で飛んでいるFA200は一桁らしく、熊本には5-6機いるので聖地!

当分、この機体で飛ぶことになったので、

Pilot Operating Handbookを熟読して、プロシージャ(手順)と各速度、諸元を頭にたたきこもう。

そんで、この日のフライトは、滑走路脇に定期便を待たせての着陸(なのであせる)

教官も

「ちゃんとキレイに降りてね、〇〇航空のPILOTも見てるよ、お客さんもみんな見てるよ」とプレッシャーをかける。

そんなプレッシャーに負けてはいけないのさ(笑)

セスナ172より難しいけど(プロップレバーがあるので)

マニュホールド・プレッシャーの感覚さえ思い出せば、乗りこなせたら楽しいヒコーキの感じがしてきました。

Photo by I. ITO

Inverted Oil Systemと書いてあるので、背面飛行しても燃料とオイルが供給される。

なおスモークも出せるが、スモークが出せる民間機は日本で4機くらいしかないのさ、なかなかレアでしょ。