BAe146 データ化

仕事に追われて、余裕をもってブログが書けないどころか納品の画像処理さえ追いついていないまま、次の撮影に行かねばならない日々

まあ、このご時世にパニック状態になるくらい、仕事があることに感謝しなければならない。

8月の第二週あたりまで余裕がなさそうではあるが、とりあえずコツコツとデータ化しているBAe146 の写真、たまにはコミューター機もやらないとね

最近の人はAVROと言うが、昔から撮っている私としてはブリティッシュ・エアロスペース146、表記としては大文字小文字をまぜた BAe146 が正しい

羽田空港にて、即位の礼だか昭和天皇の大喪の礼にやってきた機体

ロイヤル・ブータンエアラインズ、機体1-2機しか持っていなかったから、定期便を欠航させてVIPフライトで来た

コクピット・ウインドウはこういう開き方をするんだね~ 昔あったまっ黄色のエアライン BUZZの機体

1997年台北松山空港にて

確かSKYMARKのB767を導入する際に、ドアがEUROPEANタイプ(それまで日本のエアラインでは採用されたことがなかった)だったために、767のEUROPEANタイプのドアを採用していた台湾の EVA AIRに視察&訓練に行き、日本の航空局にOKをもらった ときの出張の際に撮影

小さな四発機、これはこれでカッコイイ!

でも最近めっきり見なくなりました。

アークの777

先日のJALの塗装で、想定よりも不人気だったアークカラー。

個人的には好きなんだけど、せっかくスキャンしたので、見ていただきたい

JA8941 後ろの現在T3の場所にも注目、

JA8978 多摩川もスッキリきれいに見える。

この当時ヒコーキの写真撮る人は少なかった

先得JET

ロンドン・ヒースローにて

デザインはモダンなんだけど、やはりJALは鶴丸が皆さんお好きなようで、ウケなかったのかもしれない・・・・

九州は梅雨があけたので

先週まで、スケジュールも仕事もわりと余裕があった。なぜならば全国的に悪天候だからであった。

結果=「梅雨があけたら撮影お願いします」案件が溜まりに溜まり、それ以外に、すでに撮影スケジュールが入っているところもあり、ロケ続き

余裕があれば現場状況もアップしようかと思うが、この感染状況なので、なかなかアップしても良いものか迷うところである

というわけで、とりあえずポジスキャンのネタを

ご存知のように、ロシア機データ化を進めている。こちらはタシケント空港ランプ撮影

奥に見えるのはアントノフ2型機、フェンスの形も国が違えばイメージが違う

イリューシン86型機、A340ではありません・・・

屋台で食べてもノープロブレムな強靭な胃を持っているが、ウズベキスタンではひどい食あたりに苦しみ、お尻をおさえながらミッションを決行!

航空写真家も楽じゃないんだぜ

でもなかなか美味しい機体たちでしょ

突き抜けすぎてディープな方にしか刺さらないのは承知の上であります。

Hi-Flyの日本人CREW

先週、成田空港展望デッキで撮影していると、スウェーデン人に声をかけられた。彼はVOLVOのトラックの従業員で日本に出張中の白人。

そのお友達としておられた方が KLMの日本人CAさん、で話が盛り上がったのだが、

すると目の前を下の機体がタキシング(写真はイメージ)

「あれどこのエアラインですか?」と彼女

「ハイフライ・マルタというチャーター会社です」

「え、ハイフライ?私 ハイフライで飛んでいたんですけど」

「えええ~!ハイフライって日本人いるの?」

「以前、日本と欧州のチャーターをたくさんやった時期があって、その時10人くらい採用されたんです。大分からヨーロッパとか、日本各地から飛んでました」

ええ~、すげえな!

という事は彼女が乗っていた時代はA340なので、このカラーリングだろう。

いや~意外なエアラインに日本人、いるもんですね~

元OL、ANAのCA、ハイフライ、秘書、そんでKLMのCAと、なかなかおもしろい経歴の方がおられるものです。

航空業界おもしろいわ

福祉施設の子ども達のフライト

ある方から母子家庭のシェルターの子ども達に「夏休みの思い出つくり」ができないか、という相談が来てこんなことをやることになった。

ある方とは、私の高校の恩師(パイロットライセンス所持の理科の先生)のお嫁さん(つまり息子の奥さん)。彼女は苦労人で、貧しい家庭で育ったそうだが、バイト3つ掛け持ちして自費で大学を出て、現在は有名商社に勤務しながら大学のビジネススクールに通っている。

私も親父はド田舎の中卒で、難病持ちでよく会社を休んでいた為、裕福とはほど遠い家庭で、高校までしかだせないと言われていた (頭がアホだったのは、とりあえずおいておく(笑) ので、程度はあれかなり共感できるので、このプロジェクトに賛同した。

17歳の時に、この高校の先生に調布から軽飛行機に乗せてもらい、非行少年、いや飛行したく「自分で空を飛ぼう」と決意して、高校を出てから二年間仕事してお金を貯めて単身アメリカにわたった。

現地の飛行学校でも、親から学費が出ている人たちとは、生活も取れる免許も異なり完全に差がついたが、いい経験ができた。

そんで、統計的に「貧乏の連鎖」というのはあるが、情報や体験というのは大事なので、今回 ある施設の母子家庭の子ども達にフライト体験してもらおうと思う。

ある施設というのは、母子家庭のシェルターなので、基本女性と子どもばかりなので、変態のターゲットになりやすく、名前は出さないでほしいそうで。しかし、フライト実施は、ご協力いただいた方に、記録をWEBなりなんなりで見ていただき、実施状況を報告。フライトの様子を共感していただきたい。

ただし、DVで逃げて来たり、さまざまな理由があって離婚届を出せない方など、事情ありの方も多いので、顔出しOKの子のみ

フライトを行う事は決定、 出発地は京都ヘリポートで 一人15分くらいの飛行

しかし、福祉施設の子ども達が飛ぶという思いを共感してほしいのでクラウドファンディングにしたいとの事

運航会社の匠航空の代表も「パイロットになるのはお金がかかるけど、お金持ちの子だけが飛べるのではなく、素質、適正がある人が飛んだ方が良い、それには一人でも多くの子どもたちが飛ぶという体験をしてほしい」と思っている。

というわけで、下のクラウドファンディングの詳細を見ていただければと思う。

https://readyfor.jp/projects/321start2?fbclid=IwAR1svWBvbrIhO9ZekIu42BYUTvlBYGucdHim9ab-wxH-O_g_9JmRO97A794



サーブの誘惑

セントレア公式カメラマンなので、毎月のようにセントレアで撮影させていただいておるが、この間の撮影の合間

「チャーリィさん、このサーブ退役なんですけど、どうですか?(いりますか?)」社交辞令&話のネタ

輸入車好きとしては、SAAB いいじゃん、北欧のオシャレなイメージ。飛行機好きとしても

サーブ340、サーブ2000とあるので、「飛行機好きでSAABに乗ってます!」と言えるじゃん。

下:SAAB340

今なら、「セントレアさんが格安で譲ってくれるかもしれない」と空想してしまう。

これは、何かと言うと、滑走路の摩擦係数を計る特殊車両、なので、後部座席付近の下から、第五のタイヤが出て計測、特に冬季は滑走路の状態をGoodとか、PoorとかMidianとかPILOTに知らせる役目をする。

先日NEWSでヤフオクで元消防車を購入した一般の方がおられたが、コレいいじゃん。しかもワンオーナー車だぜ!(たぶん)

ただし空想だが、考えると

・後部座席が完全にないどころか、計測タイヤがある大きな箱がある=結果サーブワゴンなのに2シーターである。

・そもそも車検通るのか?だって床下からタイヤが出るんだぜ、空港内ナンバーしかないから、車検は初だろう

・まっ黄色&青灯火でそこらを走ると、道路公団とか工事車両にしか見えず、自慢の元空港車両とは思われないでしょう

でも、いいじゃんね、俺が欲しくなる前に、誰か買ってください(売るとは言っていないけど)どこの空港も経営が厳しい今、「高く買います!」と言えば売ってくれるかもしれないぜ。

そんで、SAABの後釜がコレ、SAABは車を製造しなくなったから、滑走路摩擦計測車両はVOLVO

全国の空港で配備が進んでいるVOLVO、カッコイイじゃん!

セントレアさんだから、TOYOTAじゃダメなの?と聞くと、VOLVOは、滑走路計測車をバリバリ販売しているけど、TOYOTAじゃ一から作るから、費用がかかりすぎるらしい、と納得。

特殊車両なので、お値段はスーパーカー並みでしょう。

うわ~SAABほしいぜ!

HONDAJETの整備

L.A.勤務時代の同僚(整備士)から連絡あり、

「HONDAJETがトラブってるから、明日成田行くけど いる?」という一報

そんで、

「仕事終わって成田のノエビア(アビエーション)にいるんだけど、足がないから、いるなら迎えに来て」というので出動

成田のノエビア(アビエーション)ってどこだよ?

その方はL.A.勤務時代にヘリや小型機全般を一人で担当していたメカで、5年前までアメリカ勤務

当時の訓練機から(25年くらい前の自社機 空撮 当然フィルム)

グランドキャニオン行き、チャーター機 ゴールデンイーグルまで整備を担当(下記はコパイでよく乗った自社機)

昼間はろくにオフィスに来ないが(昼間は飛んでいるので来なくていい)夕方になると出てきて、夜間に50時間点検、100時間点検をして朝までに終わらせるという敏腕整備士。(FAAの資格を所持)

しかし帰国後はジェット機で1等航空整備士をとったために、めちゃくちゃ経験あるレシプロ機のサイン(管理監督)はできない(ジェット機はできる)ということに・・・

あまり詳しく書くと、業界狭いのでその方の素性がバレてしまうので、書かないが、まん延防止に従い食事をしながら、いろいろ教えてもらうと

「HONDA JETはどうなんでしょう?」

「すげえ革新的でいいんだけど、飛行機作りなれていないな、というのはあるよ」(個人的意見です)

まあ、そりゃそうだよね、同じサイズのプライベートジェット機を作るサイテーションはこの道50年だしね

「整備訓練はどこなんですか?」

「サイテーションはウィチタ(カンサス)、HONDAJETはグリーンズボロ(ノースカロライナ)だよ、訓練行ったよ」

 なるほど、やはりHONDAJETもアメリカで訓練、当然英語での訓練だそうな。

しかしHONDAJETも、日本に正規ディーラーがあり、正規の整備プログラムがあり、サイテーションもHONDAJETも両方経験している整備士がいるので、安心だそうな。

ちなみに彼はJAXAにも出向していたやり手。

この手のジェットがJAナンバーで、増えるといいけどな、

先日もお金持ちの方が 80億だかのプライベートジェットを買ったとNEWSになっていたが、値段よりNナンバー(アメリカ籍)なのが問題、もちろん合法だけど、日本は法律の壁が高いので、日本のナンバーにしたがらないんだよね~

だって、私が車をカリフォルニアナンバーでそこらを運転していたら、おかしいでしょ。それと同じくらい問題意識を持ってほしい。

Anyway 小ぶりなプライベートジェットもなかなか良いもんです。

なお、ハイジャック犯ではありません・・・(笑)




新潟空港のロシア機

続編:新潟空港のロシア機

当時コンチネンタル・ミクロネシア航空の新潟支店に勤務していたので、グアム行のB727が来る曜日は空港へ出社して、飛行機を出してくる(社員は1-2名のみ)整備は関空から応援かオンボードメカ(搭乗整備士)来ていた。

なので、制限エリアから撮影できた。

上:DALAVIAのTu154

今でこそ、制限エリアから撮影すると、個人の写真使用はNGと言われるが、

当時の新潟空港で、ヒコーキ撮るヤツなんかおらず、制限エリアから撮影してもノープロブレムであったし、写真を外に出すなという規定もない。

あるときは海上保安庁のSAABが来ていて、撮りに行ったら、「ウチの機体を撮ってくれてありがとう」と言われる時代。

そもそもネットもろくになけりゃ、スマホもない、のどかなころでした

ウチ(コンチネンタル航空)の隣の事務所が、アエロフロートやダリアビアなど、ロシア系エアラインのオフィスで、ロシア人クルーが車のパーツや、ボンネットを貨物室に個人用(と思われる)で搭載していて、国の違いを感じた。

コンチネンタルは、泣く子も黙るFAA(アメリカ連邦航空局)の規定を順守しているので、セキュリティも厳しく、私は本社訓練でセキュリティ・コーディネーターの資格を取り、運航便前後は目を光らせていたが、

中国西北航空とかロシア系エアラインは当時セキュリティも適当で、チェックインカウンターでも、セキュリティ検査機を通したあとのバックをお客さんがあけて、カウンターに設けられたフェンスの外の人ともののやり取りをしていて、(いわゆるX線検査機を通した意味がない)

「オメーら、ちゃんとセキュリティやれよ!その隣でチェックインなんかできねねよ!」と中国、ロシア系エアラインとよくケンカをしていた。(笑)

なお人の会社の事は言えないが(当方はB727)Tu154の離陸は、近所で道路工事が始まったレベルの爆音!(笑)がしていた。

先週の撮影報告

雨続きで、撮影ができず困っていて、おかげで新しい企画やポジフィルムのデータ化ができるのは良いことではあるが、とりあえず撮影報告を

まず7月2日 エアカナダのオリンピック塗装が飛来するとの事で出動!

14時代の到着でエアカナダ=A滑走路 と想定してスタンバイ、すると、銚子付近に来た際にA滑走路が突如閉鎖に!

やはりちゃんとエアバンド聴いてないとダメなんだよね~

急遽B滑走路へと雨の中、車を走らせる。成田の14時代はわりと忙しく、管制も成田アプローチからレーダーへ移管

移動中、A滑走路が再オープンされ、成田レーダーはエアカナダに「A滑走路を使用しますか?」と聞くと

「Affirmative!」それでお願いします!

こちらはB滑走路へ向けて、県道を走行中、JALホテル前で、急遽路肩のセブンイレブンに入り、さくらの山へ急旋回!

そんで、なんとか撮れたが、ベーパー山盛りでスペシャルロゴが見えねえじゃん・・・

いや~これじゃダメダメです。証拠写真にもならん。特に斜め後ろから撮らないと字が出ないのさ。

まさに「行けば撮れると思うなよ!」という日でした。

そんで、今週は初就航のVISTARAを撮りに

いや~しかしエアインディアが成田から羽田に移管されるのはなく、新規就航VISTARAとは 

長距離機材は、まだB787-9を2機のみなので、簡単に集められそうだが週1便のみ。なので、とりあえず撮れるときに撮る、これ鉄則!

歴代JALカラー 集計発表

先日のブログで、B777の下記3点でどれがお好みか、ブログ読者様にセレクトしていただき、(Facebookリンクで、皆さんのコメントも見られる)投票とコメントをいただいたほか、直接メッセージやメールをくれた方もあり、集計した数を割合で発表したい。

第一位 ランド―鶴丸 56%

ただし、鶴丸が上すぎるという多数の意見ありだが、さすがランドアソシエイツ(超有名デザイン会社)のデザイン、ソフィスティケートされている。

第二位 現行鶴丸 24%

「ただ社名を書いただけで、これはデザインではない」、とか「ホワイトボディに社名とロゴのみで、中国東方航空と一緒」とかネガティブ意見があるものの、見慣れた感はあり。確かに出た当初は航空専門誌の間でも「(白いので)すぐに砂漠に行けます」とかネガティブな意見が多かったけど、定着した。

第三位 20% アーク

私はコレに1票入れたのだが、いがいと不人気のようで・・・ロゴの「JAノL」「ジャノル」塗装と言う方もおられ、

仕事的に見ればコレなんだよね、なぜなら

下:鶴丸が切れてダメです。と言われるが、

アークならOK=鶴丸あると撮影するアングルが限られる

さらには現行塗装のキツイのは、下のアングル、

どこのエアラインか分からん・・・これがアークやランド―鶴丸なら分かるので使えるというわけ。

なお、下の塗りがあればこれに1票という意見が多数あったが、思い入れとしては私も理解できます。B747クラシック全盛

でもチートライン(窓に横線を入れる)は1980年代風で、今でも通用するのはSQだけ、さすがに2021年にレトロカラー以外でこれはキツイけど、

ランド―鶴丸、アーク共に今でも通用するデザインでしょう。

というわけで、皆様の意見が聞けて楽しかった。

ありがとうございました。