中央アジアCARGOルート
香港で撮影したMNG CARGOのA330
おお~新塗装になってんじゃん と思ったのと、どこ行き?
と思って調べると
トルクメニスタンのトルクメナバート行き。
中央アジアはウズベキスタンくらいしか行ったことがないが、シルクロードであり、どんな産業があるのか分からないが
トルクメニスタン航空は欧州で撮影できるものの、便数は少ない
陸路や鉄道もちゃんとしていなさそうだし、砂漠あり、地図を見るとイランやタジキスタンの間に山脈もあるので陸路の交通手段があまり
なさそうで、そうなると輸送は航空になるんだろう。
海もないので海路もない、そんな行先に思いを馳せることができるのも飛行機趣味の一つ
しかしトルクメニスタンのトルクメナバートから何を運ぶんだろうか?
おまけに撮れたハンガーのA330F これはちょっと、いやだいぶ美味しいぜ!(笑)
訃報で帰国の仲間のルート
先週、LAベースの同期が親の訃報で帰国したが、彼はプライベートジェットのPILOT
その時は、アメリカ東海岸のルートを連日飛ぶアサインで、訃報を聞いて代わりのパイロットを探して、
交代できるのがノースカロライナ州のシャーロット、
そこで自分が機長で飛んでいる機体を引継ぎ、シャーロット~ソルトレークシティ経由でLA郊外のバーバンクへ
至急自宅に戻り日本へ行く用意をして、LAX~NRTで飛んできた。
もうめちゃくちゃ遠い、24時間以上かかっている
LAX~NRTだけなら良いが、LAの仲間たちで関西人は、関空KIXに行くなら、ハワイアン航空のホノルル経由が便利やで~
つまりLAX-HNL-KIXというルート
でも葬式行くのに、ALOHA~ ってなるけどな・・・とよくみんな笑いながら言っていた。
彼は無事に葬儀を終えてNRTでLAX行きの便へ荷物を運び見送ったが、こういう仕事(PILOT)をアメリカでやっていると
親の死に目にあえないと言っていたけど、仕方ないのかもしれない。
写真はイメージです。コクピットから撮影したプライベートジェット
なんで飛行機を撮るのか?
インタビューなどで、「なんで飛行機を撮るのですか?おもしろさ、楽しさを教えてください」
と言われるので、適当にというか、思いついた事を言うが、正直理由がない
登山家に「なんで山に登るんですか?そこに山があるからだ!」
みたいなもんで、そこにキレイだし、カッコイイし、番号がついている飛行機があるからだ!
以上!って感じ
例えばこの機体を撮影したら、成田に定期で来るMSC、
船会社でF1のスポンサーにもなっている会社の航空貨物部門だが、レジを見ると運航を行っているアメリカのアトラスエアの
Nレジ(アメリカ)ではなく、Iレジ(イタリア)
「えええ!MSC CARGOの777でIレジなんているの?オペレーションはどこがやってんの?」なんて思って調べるのがおもしろい
さらには、MSC CARGO現在5機いるけど、1機しかいないIレジが撮れたぜ
とほくそ笑むのが楽しい、
こういうのって説明しても当ブログ読者様以外は、わかんないよな~(笑)
なんで、飛行機を撮るか
「そこに飛行機があるからです!」
コタツ記事で本まで
最近コタツ記事(要するに取材しないで、ネットで調べて原稿を書いて記事にできる)という言葉を聞かれ
WEBの記事も、見たことも行ったこともない人が書いている記事も増えている。
そんな中、以前出版して、わりとヒットした私の本が、タイトルも酷似して大手出版社から発売された。
取材しておらず、現地にも行かず写真をレンタルして作成しているので著者はいない
要するにコタツ記事ならぬ、コタツ本である。
こっちは、自腹で投資で情報を集めて現地へ行って撮影して、編集者とさんざん打ち合わせして1冊制作いるのに、大変腹立たしいが、今やそれで本ができてしまう時代に
情報の軽さというか、現地に行っているのと行かないのでは文章の深みも違うが、そんな事も言っていられないのかもしれない
まあ、あと現役10年ちょいで、いい歳になるので、バリバリ撮影に行けるのも10年ちょいかもしれない
なので、非常に腹立たしいが、そんなパクリ本はなるべく忘れて、前を向くしかない
写真はコクピットから見た富士山。
まだストア機がいる香港
まだ続く香港ネタだが
空港駐機エリアにはワイドボディ機がかなり多い、キャセイパシフィック、香港航空はもちろん、
FEDEX、ナショナル、アエロフロートも見える。香港にはHAECOという巨大な整備工場があり、UNITEDやAIR CANADAの
整備もやるので、離れた駐機エリアに大型機が駐機していてもおかしくないのだが、数が多すぎる
と思ったら
目張りしてあるキャセイパシフィックのA330型機が
調べるとコロナ禍からの回復でオーストラリアに駐機していたキャセイパシフィック機は全て香港に戻したそうだが
まだ飛んでいない機材も見られた。
まあ成田や羽田と違って、駐機場が足りない問題はないので余裕があるのだろう。
保管が続くのか、パイロット不足で飛べないのか、それとも飛ばす路線がないのか、リース返却待ちなのか
分からないが、世界的航空機不足なのにストア機がまだいることに驚いた。
こうやって現場に行くと、企業研究としていろんなものを見れていろんな事を考えられるのも海外撮影の楽しみの一つである。
表記の問題はややこしい
ときどき、「自分で取材したい、自費出版するので航空会社に協力をあおぎたい」なんて相談が来るが
協力してもらうと、写真と原稿チェックをされる
写真は会社によってはすぐに許可が下りない、外資系の場合本国照会で2-3か月返答に時間がかかる
英文レターを作成するようになど手間がかかる場合があるほか
原稿もかなり手直しされ、書きたい事が書けない場合もある
先日あった件は
「飛行機」「旅客機」「航空機」「民間機」の表記で、私は原稿に「旅客機」と書いたが
「弊社ではアナウンスなどでも飛行機で統一しておりますので、変更してください」とオーダーが
「飛行機」だと軍用機も入るし、「航空機」だと無人航空機やヘリも航空機になる
英語だとAIRLINER(航空会社の機体)という便利な言葉があるが、日本語にはない
下手に「旅客機」にすると「貨物機」はどうなるんだとも言われてややこしい
こんな風に著者、編集者、取材対象先とで、「こういう表記にしてください」とややこしくなる
なので、もちろん取材撮影は重要だが、安易に協力という冠をつけたいがために、協力先を増やすと大変なことになるわけよ
写真はイメージで、旅客機でなく貨物機です。よく見ないと分かんないけどさ
裏ではいろいろ大変なわけですよ、まあ仕事なんてそんなもんだろうけどさ
なお余談ですが、昨日のブログの反応で
「ゆで太郎」はコスパが良いのでお勧めです。というメッセージをいただいたので行ってみます。(笑)
味覚がヤバイ仲間たち
先週、LAの飛行訓練学校時代の同期が急遽帰国したのでサポートしていた。
彼はアメリカ在住30年以上で日本食も現地で食べられるが、日本食が恋しく
「ゆで太郎」(立ち食いそばチェーン)行ったらめちゃくちゃ美味しくて感動したよ!
と言っていた。
まあ美味しいかもしれないけど、立ち食いそばだし、そんな感動的にパッションをもって語られてもね・・・
と思っていたが
いつも飛ぶお世話になっているキャプテンは、ステイ先でも美味しいお店を知っているグルメだが、
最も好きなお店は
「ラーメンショップ」通称ラーショ で、
「どこどこのラーショが美味いんだよ!」と語る
二人ともベテランパイロットで、ふだんいいもの食べているはずだけど、パイロットの味覚ってそんなもんなのか?(笑
ちなみに私は、ある日の仕事がハードの日のご褒美としてカニ!(風味)
このあいだ「かに道楽 銀座店」で接待いただいたが、カニ風味でじゅうぶん美味しいじゃん
むしろこっちのほうが好きかも、
カニ風味でも「ほぼカニ」とかいろいろあるけど、ここはケチらないで、カニ風味の高いやつを買うと美味
だって本物のカニはほじって食べるのがめんどくさいじゃん。
まあグルメじゃないんで・・これでじゅうぶん、いやこれが好きです(笑)