スキャナー9000F MarkII

複数の方から「ポジスキャンのスキャナーは何をお使いですか?」とこのところお問い合わせをいただくので回答

ポジスキャン歴20年、クールピクスだっけな昔は1枚1枚スキャンして時間からるヤツを使ったり、複数試したが専門家ではないのであくまでも参考程度にしていただきたいが現在フル活用中、毎日酷使中でもノープロブレム

信頼と実績のCANONのコレ

どうせ今後新しいスキャナー出ないでしょ、そんな需要ないでしょ。

カメラ雑誌とかでコレが良いというので以前買って使用していたKENKOのカメラのレンズ代わりにつけてAPS-Cカメラでポジを撮るというもの、ただし、根元がグラグラになって使用不能で、紹介した編集長のも同じ状態になり欠陥があるのかもしれない。ピント制度はフラットヘッド(9000F  MarkIIみたいなの)よりもこちらの方がよいと言うが、フラットヘッドでじゅうぶん

実際CANON 9000F MarkIIでスキャンしたものが雑誌でガンガン使用されている。ただし、A3ノビとかにしたら粒子が出るだろう。まあ昔の写真はそんなもんよ

9000F  MarkIIはA4以上、A3以下の大きさ、左のダストブロワーが対比でサイズがだいたいわかるでしょ

ポジを4枚セットしスキャン、ブロワーで両面の埃を軽くシュッと吹いて撮る。場合によっては黒カビ?なのかティッシュで軽くふかないとダメなのもある(拭いてもダメなのもあり)一応、カビやほこりがあるかもしれないので、窓は開けている。

あとはPhotoshopで

1989年パリ・オルリー、冬の寒い17歳の一人旅、初欧州の古庄少年頑張っておりますが、カメラ水平にしろよ俺!地平線が斜めだろ。

傾き修正とレベル補正終了後が下

一年羽田でバイトしてお金貯めてコンコルドを撮影しに行ったときさ

下は当時全米一重犯罪率が多いデンジャラスなシカゴ・GARY、まあ発砲事件が日常茶飯事な町の空港。

ガラス越しで色被り、右に照明の映り込み

これを色調整して照明の映り込みを消す、周辺光量落ちは限度があるがまあナチュラルに

とはいえダイナミックレンジじゃなくて、ラチチュード(露出をミスるとOUTな幅)がめちゃくちゃ狭く難しいポジなので、画像処理も限度があります。

あとなにせ大量なので時間もかかるので、ほどほどにやってます。

B727にウイングレットは必要?

ずーっとポジスキャンの話で恐縮だが、STAY HOMEなのだから仕方ない

大量にあるB727のデータ化中だが、デルタ航空は1993年にB727にウイングレットをつけて試験をしていた。これを撮ったときはものすごく興奮したぜ

当時の英文資料の記憶なので不確かだが「効果なし」と判断されテストだけで終了、当時まだ第一線にいたB727にウイングレット装着はなしになり、アメリカン、ユナイテッド、コンチネンタル、ノースウエストの五大エアラインも装着しなかった。(米系は1社で200機とか保有しているから効果が出れば採用したはず)

だがプライベートジェットのB727はわりと装着したり、メキシコの弱小エアラインが採用したり、効果はあったのだろうか?

ちなみに顔はスマイルマーク、口が描いてある

以前アメリカン航空の整備基地にB757のウイングレット装着の取材撮影で説明を受けてB757は効果ありをデータで見せてもらったが、B727は???

工学に詳しい方どうなんでしょう?

なお親友のディスパッチャーは「B727のウイングレットはカッコイイからつけただけで、効果はなし」と言っている。

燃費向上しても、ウイングレットは重くなるしね

こちらは、この間撮影の合間にきたウイングレット付き、型式不明、登録記号なし・・・しかし見事な形のウイングレットでした。自然界は素晴らしいな~


HOm レイティッシュバーン

週末は鉄道模型ネタに最近なっいていて、不本意ながら好評?のようで・・・

今回は私がここ15年はまっている Rhätische Bahn  日本語ではレーティッシュ鉄道と書かれることもあり

スイスのナローゲージ、これを2-3年に一度は撮影に行っている。ロケーション最高でしょ

貨物輸送、客車+貨車の混合編成あり、最近電車型が増えてしまったが、機関車+客車が来るとうれしい

古い食堂車もあり

日本だと 氷河急行でも有名

EH10みたいなカマもいるし

緑の景色に赤い列車、ロケーションが素敵すぎます。

となると、当然買うよね

線路幅は12㎜、上の写真、右がふつうのHOの線路幅、車両が乗っているのが12mm いわゆるHOmというゲージ

最近KATOもNゲージかで車両を出したと思うが、こっちは15年前からHOmなので今更変更する気はないし、12㎜の方がリアル

ちなみに前の家でレイアウトを作っていて、外周はHO、内側はHOmで遊んでいた。世田谷の狭い家で用地確保(部屋)は大変であった

そのレイアウトは引っ越しにより解体、だが残骸が少しあり、車両を並べている

このままコロナが続いて引きこもりなら、レイアウト作るかな~、とりあえず用地買収(部屋の確保)が先だな。

一気に行くぜPart1

昨日まではFEDEXコツコツ捕獲作戦を並べたが、今日は逆に一気に根こそぎレジを集める作戦

それは砂漠に行けばいい

N134FE
N184FE
N502FE
N504FE
N507FE
N508FE

まあ停まっている場所にもよるので、なかなか根こそぎというわけにはいかないが、こうやって撮れるとうれしい。

だってB727だぜ、貴重なんだぜ。最近じゃ見たことない人も多いはず。私の年齢でギリギリだぜ

こちらはUS Airways727’s 並んでいれば根こそぎ撮りたくなるのはスポッターの性だからか・・・

フリーランスPilotも仕事なし

エアライン以外にもPilotで飛んでいる仲間がいるが、フリーランスのPilotもいる。ヘリだったり教官だったり以外と組織に属さないPilotもいる、そういう人と話すと「仕事激減」

まあ、そりゃそうだな、観光や遊覧も減っているし、この機会に免許取ろうという人も少ない、そういう私も4月はシアトルに訓練に行くはずが行けていない。

また花形ラインパイロットで飛行学校時代の後輩(現:機長)と話すと、ステイ先でもコンビニ飯で一人でホテルで食べてますよ、と花形とは思えないわびしさ。

まあそりゃそうだよな~、私も仕事減だし引きこもりも飽きたけど、仕方ないよね・・・

適した写真はないので、ポジスキャンを終えた757の長いヤツでも

もう流すぎて折れそうだぜ、エンピツエイトと呼ばれていたDC8より細長いかも

確か55機しかいなかったような気が、そんなのを調べると「俺、結構撮ってんじゃねえの?」とか変な気がしてリスト化して大変なことになる。

ちなみにB717は結構撮ってんじゃねえの?とか思い始めているのが怖い。(150機くらいしかないから、集める割合は高いしさ)

Lear35の機内から

ポジスキャンをしていて、写真の下に写る楕円形というか、これは何なの?と思ったら、Learjetのチップタンクというかウイングタンクというか、翼端の燃料タンクだった

これが勤務先のLearjet35、自衛隊も使っているけど翼端にタンクあり、速いし顔はシャープだしなかなかカッコイイ

よくコーディネーターとしてフェリーフライトとか乗っていたので、機内から撮影していた

機内は立てないけど、まあHONDAJETみたいな感じかな

今見ると95年撮影なのでさすがにちょっと古さを感じる

リンカーンのストレッチリムジンがいかにもCalifornia、日本でももっとこういう使い方が広がればと思っていて、まずはヘリからこういうのができないかと思い空港会社に打診したりもしている。

コツコツ作戦Part2

古い飛行機が好きだ、

私が成田に来はじめたころ(高校生)はすでにJAL DC8はいなかった。

諸先輩方からパンナム(少しは日本でも撮ったが)やJAL DC8の話を聞き写真を見せてもらい、とにかく古い機体を撮りたいと思い、DC8、B707、DC3などを追いかけてアメリカの空港をさまよった。

LA在住時代もそうで、毎週LAXに撮影に行くと、真横のスポッター写真が撮れる整備地区をチェック、ポジスキャンをしたらこうなった

N106FE
N111FE
N115FE
N135FE
N146FE
N166FE
N199FE

同じ場所で番号が違うだけ、「こんなの撮って集めてもしかしたらバカなの?」

もっとあるが、まあこのくらいにしておこう、整備用タラップが邪魔なときもあるが、当時でも数を減らしているB727をわりと捕獲できた。

まあFEDEXだとピント来ないと思うので、オマケ

N190AJ B727-46 元JA8311 シップネーム「きそ」

日本航空では66年~72年に活躍、撮影は92年MIAMIにて

このように自分が撮れなかった日本航空のB727-100型に出会うこともできた。

さくらの山現状

用事で閉鎖中のさくらの山事務所へ行くと(一応関係者なので)

「緊急事態宣言で現在立入禁止です。速やかに退去してください、警察に通報します」とアナウンスが

「今のアナウンスなんですか?入る人がいるんですか?」と当直の方に伺うと

(さくらの山は障碍者雇用施設なので、閉鎖されていても公園の維持管理で障碍者の方が雑草取りをしたり整備をしてくれている。先週の大雨、嵐の後も片づけが大変だったそうだ)

「もういるいる、毎日いるよ」

「ヒコーキ撮る人ですか?」

「いや普通の人もいるので半々かな」

二重の閉鎖ロープを乗り越える夫婦、飛行機撮りに来た人、お年寄りとさまざまだが、注意しても「すいません」ではなく、逆ギレ、それもいいお年の男性方が多いそうだ。

ここは空港の土地なので高性能防犯カメラバッチリ、機動隊もちょくちょく来る。

しかも残念ながら、飛行機撮りに来て、閉鎖中の山から撮影した写真をFlyteamに写真をアップしている人もいる。(そこまで判明している)

さらには、この手前のロープと後ろの駐車場フェンスを開けて入ってくる度胸ある人もいる(撮影時は関係車両が出入り中なので一瞬開けている)当然駐車場も全面閉鎖中

「進入禁止って書いてありますよね」と注意すると

「字読めないんで」と開き直る始末、

障碍者雇用のために関係者はいるが、注意するためにいるのではないので、気の毒である。注意する方も嫌じゃんね。

そんな感じがさくらの山の現状です。ちなみにデッキもさくらの丘もヒコーキの丘も閉まっている。

閉めているから撮るとこない、という話はここでは議論しないが、そもそも開けていたら人が来るから閉めるのは当然だろう。

なお嫌な話で締めくくりたくないので、こちらのポストカード

デルタ成田さよならで関係者に配られたもので、デルタさんから長らくお仕事いただいているので、写真提供したが、これだけずらりと北ウイングにいたんだよな

関係者全員に配るなんてDELTAも粋だね

コツコツ作戦Part1

Boeing727のポジスキャンを開始して結果的に地道に撮影していてレジが集まった話、見方を変えれば

「こんなことして、もしかしてバカなの?」(笑)

いや定点観測なのか?

まず写真は2018年撮影だが、カリフォルニア州Long Beach空港、この建物の1階に当時勤めていた会社のオフィスがあり、日本語ができるということで(英語ではない)営業兼オペレーション兼、客室乗務員兼ときどきコーパイという要するに整備以外の仕事はなんでもする「何でも屋」であり、私のデスクもあった。当然窓からランプや滑走路が見える。後ろのハンガーには自社機プライベートジェットCL601とLear35が入っていた。通勤の車の駐車スペースは建物の前(ランプ内)

そんで、定期便で毎日1便来るFEDEXの727を撮影していた

(夜行性で撮りづらいUPSの757もこれでわりとレジが集まった)
1993年より~97年頃撮影

N103FE
N104FE
N107FE
N108FE
N111FE

200型

N205FE
N206FE
N207FE
N208FE
N209FE
N215FE
N216FE

96年になって新塗装登場!!!

もっとあるけど、これくらいにしておこう。

1960年代後半の製造の機体たち、作品も撮るけど、こうやってデジタル処理すると記録として残せる。

いや~こうして並ぶと楽しいな~

雑多なスキャンデータ747編

この機会にと、莫大な量のポジスキャンをコツコツと行っているが、カメラの裏蓋(デジタルにはない)にごみがついていて、フィルムに横に軽い傷がついてて修復(昔はときどきあったでしょ)したり作業は地味

作業中にネタになるとブログフォルダにコピペして保管していたものの、ブログを書くには至らず余った写真747アメリカ編 を並べてみる。1989年さくらの山 747SP

FLYING TIGERS コクピット後ろに買収されたFEDEXロゴ、鉄条網があるさくらの山1990年

1990年コンチネンタル航空シアトル線開設した時代だったはず、尾翼ロゴはオートバックスとかミートボールとか言われていた

NWA@セントレア

NWA@NRT、構図が中途半端だな~と今なら言いたくなる

ATLAS AIR のロゴ上に小さくスイスエアロゴ入り、AIRも白抜きで今と違う

1994年ファミリーエアラインズ 運航開始前に倒産という悲しいパターン

尾翼の星条旗もなかなか派手、まあ並べるといろいろ撮ってんな~とそれなりに楽しい。